猛抗議レッドカード

　やってきましたクラシコ第3弾。とりあえずフォーメーションと
スタメンを記入します。違ってたらごめんなさい。

　　レアル・マドリード


　　　　　　　　　　C・ロナウド
　ディ・マリア　　　　　　　　　　　　エジル

　　　　　　ペペ　　　　　　　　L・ディアラ
　　　　　　　　シャビ・アロンソ
　マルセロ　　　　　　　　　　　　　アルベロア
　　　　　
　　　　　アルビオル　　　　　S・ラモス

　　　　　　　　　　カシージャス


　累積で出場停止のカルヴァーリョが抜けたCBにはS・ラモス。早くも
嫌な予感。しかし中盤にペペとラスを並べたことでプレスは強烈になる
と思います。あとはショートカウンターなりロングボールでチャンスを
作りたい。セットプレーも有効。


　FC　バルセロナ

　　
　　ペドロ　　　　　　　　　　　　　ビジャ
　　　　　　　　　　メッシ
　　　　ケイタ　　　　　　　　　シャビ
　　　
　　　　　　　　　　ブスケツ
　プジョル　　　　　　　　　　　　ダニ・アウベス

　　　　マスチェラーノ　　　　ピケ

　　　　　　　　　　バルデス

　バルサはチーム事情でプジョルをSBで起用。レアルのDF事情と
比べれば問題視するほどでは無いと思う。こちらもイニエスタが
出場できないので先発はケイタ。ここがどう影響するのか試合を
見てみよう。


　立ち上がりは少しレアルの入り方が良かったけれど、落ち着いて
からは互いに様子を見ている感じ。
　レアルが守備的戦術なので簡単には隙を作らない。バルサもSB
が消極的。カウンター対策なのでしょうか、終始おとなしかった
ように思います。

　結局前半はビジャの仕掛けからのシュートとロナウドのミドルで
ちょっと魅せたくらいで静かな内容でした。

　が、ハーフタイムに入ると何やら揉めている。確認できなかった
のですがピントが熱くなってレッドカードが出た模様。

　さて、後半に入る段階でレアルはエジルと交代でアデバヨールが
IN。エジルはそれなりに走ってはいたけど目立った活躍は無かった
ように思います。

　そして、悪夢のペペ一発退場。ダニ・アウベスの足にスパイクで
蹴りが入ったのですが、どうなんだろうイエローではダメだったの
かな？おまけにモウリーニョも退場（汗

　こうなってくると苦しいのはレアル。ペドロと交代でアフェライが
IN。そしてそのアフェライがドリブルでPA内に進入して中に低めの
クロスを上げて、飛び込んだメッシが押し込んでゴール。バルサ先制。
　采配ズバリである。でも中はメッシ1枚だけだったのでDF陣は何とか
ならなかったのかなあ。まあ、クロスも飛び込みも良かったです。

　一方のレアルは交代もせず、チャンスも作れずダラダラと時間だけ
が過ぎていく。そして後半87分、バイタルでボールを受けたメッシが
ドリブルでレアルのＤＦを切り裂いて追加点。もう、気持ちが切れて
いたのかなあ。寂しい幕切れでしたよ。

　それにしても2得点ともメッシが凄かったです。この試合で違いを
生み出せなかったロナウドと対照的でした。が、誤解される恐れが
あるので追記しますと、メッシが活躍したのはペペ退場の後の話で
双方11人で試合していた段階において最も脅威だったのはビジャで
あると個人的に考えております。
　
　何度かレアルゴールを脅かし、DF陣を困難に陥れていた。要所で
輝いていたように思います。メッシという王様がいるチームにおいて
前所属チームと同じように活躍するのは難しいだろうけど、過去に
居場所を勝ち取れなかったビッグネームのようにならぬよう彼には
頑張って欲しい。

　そしてバルサはこの後、ビジャに代えて19歳のセルヒ・ロベルト投入。

　何事も無く試合終了0−2でバルサの勝利。決勝進出が目の前まで
来ました。レアルはペペと累積のＳ・ラモスを欠いて次どう戦うのか
見ものですな。

　余談ですが、試合中にビジャのシュートをカシージャスが弾いて
詰めていたペドロが無理やりヘディングした後痛がるシーンがあった
のですが、VTRを見るとマルセロがペドロをジャンプでかわしたあと
足を踏みつけていました。故意か否かは判断できませんが脹脛の辺り
だったので痛かったと思います。

　チャンピオンズリーグ準決勝2ndレグは来週でございます。楽しみ！