2021年02月01日
プーチン政権の終りの始まり
ロシア全土で反プーチン大政権デモに加わった5千人も拘束された。
政財界の腐敗を告発してきたナバリヌイ氏の弾圧に憤る若者たちが街頭へ繰り出している。
国民の声を権力で封じるプーチン政権への反発が強まり、デモが収まる気配がない。
プーチン政権は政権基盤を危うくしかねない抗議運動の状態化を防ごうと、弾圧姿勢が強まっている。
ナバリヌイ氏の拘束直後にナバリヌイ氏陣営がプーチン自身の汚職疑惑に関する動画を公開したが、曝露した告発映像を見ると広大な敷地に劇場やカジノ、地下のホッケー場、ポールダンスのステージにワイン工場を備えており、まるで王宮のようである。
政財界の有力者から約1400億円の賄賂で建てられたとする豪華なプーチン宮殿だそうだ。
プーチン政権側は疑惑の払拭を狙うため、プーチンの友人で元柔道仲間の富豪が自身の所有物だと名乗り上げたが、かえってプーチン政権の「癒着」構造の象徴的存在と見られ、より疑惑が深まっている。
プーチンの権力欲は果てしない。
プーチンは憲法を改正して2036年まで大統領の座にとどまることが可能にして、そればかりか生涯、自身への刑事や行政上の責任を問われない特権まで手に入れた。
大統領選挙でもプーチン以外に投票先がないように作られてきた。
独裁者がさらに居座り続ければ、抗議デモがもっと拡大することになり、プーチン政権の終りの始まりになるだろう。
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