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どーも！
あつしです！！

高橋ヒロシ先生の
『クローズ』と『WORST』から
七代目 武装戦線の最終回です。





前回は
武装戦線 vs 萬侍帝國が
戸亜留市 vs 萬侍帝國になるまでを書きました。


前回も書きましたが・・・
萬侍帝國とは
『クローズ』にも出てきましたが
東京・町田を中心に全国21支部を持つ軍団で
総長 木村政道（きむら まさみち）の所属する江戸川會と、副総長 谷義友（たに よしとも）の所属する九頭虎會の下に
九頭神會・金城會・織田健會・首東會・全斗會・比留間會・益田會の7チームがあり
さらにその下に続くという日本最強の集団です。


今回は
萬侍帝國と戸亜留市の全面抗争です。
今まで
『WORST』で出てきた
戸亜留市の主要メンバーも
活躍しますのでお楽しみにーーー



『クローズ』と『WORST』を
一気に読みたい方はこちら!!



高橋ヒロシ先生の
『WORST』から
七代目武装戦線「THE FRONT OF ARMAMENT」（通称：ＴＦＯＡ）
Ｅ.Ｍ.Ｏ.Ｄ.《正式名称：Evil Moth of Dead》「死を呼ぶ邪悪な蛾」
が同盟を組んで戸亜留市を巻き込んだところからの続きです。


今回も一言
　　みんなそれぞれの道へ・・・



漫画全巻ドットコム



前回
武装戦線 頭 村田将五（むらた しょうご）と副頭 藤代拓海（ふじしろ たくみ）と
Ｅ.Ｍ.Ｏ.Ｄ. 副頭 国吉洋次（くによし ようじ）が
鈴蘭男子高校 番長 月島花（つきしま はな）と
鳳仙学園 トップ 月本光政（つきもと みつまさ）に
「力を貸してくれ」と頼み
戸亜留市 vs 萬侍帝國の全面抗争が
スタートし
戸亜留市は戦場と化します。


戸亜留市に乗り込んできた
萬侍帝國は街にいるヤンキーたちに次々と襲い掛かります。

名越會 會長 張替秀樹（はりかえ ひでき）と
川久保會 會長 谷田部昌久（やたべ まさひさ）は
２人で行動し
武装戦線とＥ.Ｍ.Ｏ.Ｄ.と慙愧の虎を
下の者に探させ、トランプをしながら報告を待っていました。

そこに
比留間會 會長 比留間有志（ひるま ゆうし）から電話が入ります。

「観光気分まる出しでなめてんじゃねーだろうな！
　決してなめてかかるな！」

と言われている最中

兄弟船を歌いながら
Ｅ.Ｍ.Ｏ.Ｄ. 畑日出夫（はたけ ひでお）が
現れます。

張替と矢田部が周りを見渡すと
武装戦線とＥ.Ｍ.Ｏ.Ｄ.と慙愧の虎が取り囲んでいました。


その頃―――
萬侍帝國
白竜會 會長 鈴木智光（すずき ともみつ）と
火浦會 會長 百田一博（ももた かずひろ）が
一緒に行動し
公園で報告を待っています。

下の者が
「この近くに鳳仙学園って有名なワル校があるらしい」
「ほとんどがツルツルなスキンヘッドで・・・」
と報告します。

そこに１人鳳仙学園が現れ
「あんなハゲだらけらしいっす」と指をさします。

そこからどんどん増えていき
気付いたら囲まれていました。



しばらくして
萬侍帝國 七人會は火車家という居酒屋に集まり報告を受けます。

戸亜留市に乗り込んだ全員がやられ壊滅させられたと言い
詳しく報告します。

名越會 張替 は、武装戦線 奈良明（なら あきら）に
川久保會 谷田部 は、Ｅ.Ｍ.Ｏ.Ｄ.遠山常雄（とおやま つねお）に
タイマンで倒された！と聞き
七人會はタイマンで負けたことに驚きます。

次に
白竜會 鈴木 は、鳳仙学園 ２年 月本光法（つきもと みつのり）に
火浦會 百田 は、鳳仙学園 １年 三国勇京（みくに ゆうきょう）に
タイマンで負けたと聞き
１年にやられたことに更に驚きます。

単独で動いていた
黒門會 伊丹亮介（いたみ りょうすけ）は、河田二高と百合川南高の連合チームと激突！
河田二高 頭 世良直樹（せら なおき）に倒されます。

同じく単独で動いていた
蓮条會 上関公明（じょうせき きみあき）は、地下道で天地軍団と鉢合わせし
天地寿（あまち ひさし）に倒されます。

そして
残る３チーム・・・
神城會 椎野（しいの）、江之本會 浜（はま）
武龍會 辛島純（からしま じゅん）は
鈴蘭男子高校の校庭にまぎれこみ
取り囲まれました。

鈴蘭男子高校と萬侍帝國３チームが衝突！
辛島純は強く
「こん中で一番強い奴 相手してくれや！」と
言います。

番長 月島花の登場です。

月島花は辛島純を圧倒し
巨体の辛島をぶん投げ倒します！

神城會 椎野 は、迫田武文（さこた たけふみ）に
江之本會 浜 は、大善努（だいぜん つとむ）に
やられます。

最後にケリをつけなきゃいけない
戸亜留市の顔役の名前を挙げます。

武装戦線 村田将五
Ｅ.Ｍ.Ｏ.Ｄ. 前川宗春（まえかわ むねはる）
河田二高 世良直樹
百合川南高 桜田朝雄（さくらだ あさお）通称：アボ
竜胆高 天地寿
鳳仙学園 月本光政
鈴蘭高校 月島花

七人の名前を挙げます。


その報告を聞いた
七人會は戸亜留市もちょうど七人なので
七人會別々に戸亜留市に入り
向こうの七人一人ずつとケリをつけることを提案します。

団結しやってやろーぜ！と士気が上がってきたところに
武装戦線 村田将五が入ってきます。

考えていることは同じでした。

天地寿を除く六人がケリをつけるため乗り込んできました。


そのことは
萬侍帝國 副ヘッド 九頭虎會 會長 谷義友（たに よしとも）にも
連絡が入りますが
他言無用でほっとけ！と指示を出します。


ある建物の中で向かい合った
戸亜留市最強メンバーと萬侍帝國七人會
タイマンでケリをつけることになります。

　（前川と比留間は前回のタイマンの傷が癒えておらず６人同士でのタイマン）

立会人が到着し火蓋が切って落とされました。

トップバッター
鈴蘭高校 月島花 vs 織田健會 柴木正美（しばき まさみ）
柴木正美は中学三年の時、渋谷で大暴れし警察官６人でも取り押さえられなかった男です。
そんな柴木を月島花は圧倒し、最後は必殺右アッパーで倒します。

【戸亜留市チーム１勝】

２回戦
鳳仙学園 月本光政 vs 金城會 阿南芳樹（あなん よしき）
月本光政のケンカセンスは相当なものだと萬侍帝國も認めるほど強く
途中、阿南に反撃されますがそれでも立ち上がり
最後は飛び膝蹴りで倒します。

【戸亜留市チーム２勝】

３回戦
河田二高 世良直樹 vs 首東會 中野一成（なかの いっせい）
世良直樹が有利に喧嘩を進めていましたが
戸亜留市に攻め込んできた黒門會 伊丹亮介とタイマンを張った時に
痛めた右手で中野の蹴りをガードし右手を攻められ
最後はマウントポジションを取られ敗れます。

【戸亜留市チーム２勝１敗】

４回戦
百合川南高 桜田朝雄 vs 益田會 井上辰巳（いのうえ たつみ）



・・・その頃
萬侍帝國別働隊 野崎一哉（のざき かずや）に
戸亜留市と七人會が喧嘩していると電話が入ります。

現場で見ていた萬侍帝國の構成員が
押されている状況を重くみて
報告したのです。

野崎と一緒にいた的場智春（まとば ともはる）は
「もしもの場合・・・生きてこの町田から出すわけにはいかない」
と人数を集めます。

それを見ていた
武装戦線 京本新市（きょうもと しんいち）はすぐに
藤代拓海と国吉洋次に報告します。

藤代拓海と国吉洋次は
萬侍帝國 副ヘッド 谷義友を訪ね
「別働隊の野崎と的場がビルを取り囲もうとしている」
「引き揚げるよう言ってもらえませんか」
「その戸亜留市の七人を無事に帰すためなら
　どんな手でも使う・・・」
と言い
「もし手を出さないと約束していただけなかった場合は
　萬侍帝國 ヘッド 木村政道（きむら まさみち）さんを襲撃します」
と谷義友に伝えます。

それを聞いた谷義友は
２人の覚悟を見て
すぐに別働隊を撤収させるように連絡させます。

　（裏で起こっていた攻防です）



アボと井上は―――
壮絶な戦いをし一進一退の攻防を繰り広げ
アボが「とどめじゃ〜」と右パンチを出しますが
誤爆しコンクリートに打ちつけてしまいます。
井上はその隙をつき
頭突きを繰り返し倒します。

【戸亜留市チーム２勝２敗】

そこに静かに天地寿が現れます。

５回戦
竜胆高 天地寿 vs 全斗會 火口周次（ひぐち しゅうじ）
ボロボロの天地寿を見た火口周次は自ら頭をコンクリートに打ちつけ
「オレの美学の問題だ」とし喧嘩を始めます。
壮絶な殴り合いの末、天地寿に押し切られ倒されます。

【戸亜留市チーム３勝２敗】

最後・・・
６回戦
武装戦線 村田将五 vs 九頭神會 蛭子幸一（えびす こういち）通称：ビスコ
花に
「こいつぶっ倒したら・・・次はお前だからよ」と告げ
喧嘩を開始します。
村田将五は「うおあああああ」と声を発しながら
殴りかかった瞬間
ビスコにカウンターで殴り返され倒されます。
その一撃を見てその場にいた戸亜留市チームは衝撃を受けます。
何とか立ち上がった村田将五でしたが
「あの一撃の後のことはほとんどおぼえていない・・・」
と後に語ったほど衝撃な一撃でした。
それでも村田将五は
ほとんど意識のないままに
四度立ち上がりビスコに向かっていきました。
その場にいた者は
武装戦線 七代目頭 村田将五の“男”を見ました！

【戸亜留市チーム３勝３敗】

前川と比留間は以前戦って引き分けだったので

【戸亜留市チーム３勝３敗１引き分け】

となり、立会人が
引き分けにしようか？と提案しますが
比留間は「オレと前川が残っているだろ！」
と２人とも熱くなりますが
月島花が
「ここから先は命の取り合いになる」
「前川と比留間！一発ジャンケン勝負で決めよう！」と提案します。
その意見にビスコも賛同し
前川と比留間のジャンケン勝負になります。

一発目はアイコでしたww
全員、のめり込んでいますw
そして
前川がパー！比留間がチョキ！で比留間が勝ち
萬侍帝國の勝利で喧嘩は終わります！

帰る間際にビスコは
「月島！今度、お前に借りた傘・・・返しに行くからよ・・・」
と喧嘩をしに行くと伝えます。



その壮絶な抗争から時が経ち・・・
卒業を控えたある日・・・

出所した武装戦線 小林一善は
Ｅ.Ｍ.Ｏ.Ｄ. 畑日出夫と高城忍を訪ねます。
　（いやぁ〜よかったです）

武装戦線 七代目 頭 村田将五は
六代目 頭 河内鉄生のお墓に行き
これまであった抗争の報告と
兄である村田十三のお店を手伝うために
大阪に行くことを報告し
その後、引退を決意します。


月本光政も月島花を訪ね
「またどこかでな！」と別れます。

その後
月島花をビスコが訪ねます。
本当に傘を返しに来たのです。
卒業前に会いたかったとビスコ。
卒業したらどうするんだ？
の質問に花は
「山に帰るよ」と
ばーちゃんが怪我して熊や猪と喧嘩しなきゃいけないと伝えます。

普通に話している２人でしたが
ビスコは
「どっちが強いか知りたくなったわ」と喧嘩を申し込みます。

卒業式当日
清々しい顔をして花木九里虎（はなき ぐりこ）に
「負けたッス！あいつムチャクチャ強かったッス！」
と報告します。

無事？に卒業を向かえ
梅星一家からも卒業していきました。



その後―――

月島花との死闘の３日後
町田市では
「あのビスコが負けたらしい！」と噂が流れます。

最初は誰も信じていませんでしたが
実力者の柴木と辛島が
「月島花が相手だとありえるかも」と発言したことにより
噂は「負けたらしい」から「負けた」に変わります。

ビスコは否定も肯定もせずにいました。
ある日
ビスコを狙ってたやつが
月島花に狙いを変えた！との情報が入り
ビスコが叩き潰します。

ビスコこと蛭子幸一と月島花との友情は生涯続いたそうです。



これで『WORST』は終わります。





考察―――

月島花と蛭子幸一は
たぶんギリギリ蛭子幸一が勝ったのではないでしょうか？
『クローズ』の
坊屋春道とリンダマンの死闘を思い出しました。
あの時はお互いに気を失って負けたと思っていました。
やはりどの世代にも
ライバルはいるんですね！
そして蛭子幸一にとっては
坊屋春道に負けた九頭神竜男のリベンジをしたわけです。
（本人にはリベンジの自覚がないでしょうけど・・・）
本当に面白い漫画です。

最後は
武装戦線というより
戸亜留市のメンバーのことになりました。



次回は
初代武装戦線を書きます


では、またーーー