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今週の日経ヴェリタス「今こそ磨く選別力」

今週のカバー特集は好調ファンドに見る有望株の特集です。

■活況に湧く日本市場と格差
日経平均が2020年に向けて3万〜3万5千円をターゲット(大和証券)という強気論まで取り上げられていますが、業種・銘柄間で格差があることは皆様も実感していることと思います。
2000年台の上昇相場での例が取り上げられていますが、
・ITバブル相場(日経平均55%上昇)・・・商社4倍、証券が3倍と沸騰するも、電力など14業種はマイナス。
・郵政相場(日経平均49%上昇・・・不動産2.5倍、証券2倍を始め36業種全てが上昇。ただし、海運、電力、通信は10〜20%の上昇にとどまる。
といったように銘柄ごとの選別が重要であったことを特集しています。そこで、素人が探せてといっても難しいので、好成績のファンドマネージャーにインタビューしたというのが記事です。ただし、さすがに各ファンドごとの投資手口は明かさないので、あくまで過去の情報になっていることが残念です。銘柄構成も3月末地点。3月末ということは、彷彿率が記載されていますが、全て「仕込み終わった銘柄」という見方もできるためです。

その中でも目を引いたのが、4月4日以降(異次元緩和後)の外国籍ファンドの主な動きをまとめた資料です。

村田製作所、ニコン、任天堂、アデランスが買い増し銘柄。ちょっと目を引いたのが、旧村上ファンドのメンバーの投資会社の買い増し銘柄がスクエニHD、NECモバイ、スターマイカ。この辺は参考になるかもしれない。
では逆に売却銘柄はというと、アイコム、SBI、スタートトゥデイ、ダイワ、ヤマダ電機など。


■日経「平均」をどうみるか
高いっては元も子もないですが、日経「平均」なので平均より高い銘柄もあれば、低い銘柄もあるわけで、「森を見ず、木を見る」といっても正直そこまで見る気を起こさなというのが本音です。
そこで、個人的におすすめなのが
[1570]日経平均レバレッジインデックス
[1568]TOPIXブル2倍上場投信
です。以前にも「この投信を買う」で取り上げましたが、いっその事上昇相場にかけて見るなら、市場全体を買ってしまったほうがわかりやすいです。で、更にダブルタイプにすれば上昇した時のリターンは2倍です。(下落したら2倍ダメージを喰らいます!)
ということは、過去の上昇相場で言うなら、
・ITバブル相場・・・日経平均レバレッジなら110%上昇(元本の2倍以上!)
・郵政相場・・・日経平均レバレッジなら98%上昇(元本の約2倍!)
とうことで、ほとんどの個別銘柄の上昇組に対抗できるわけです。「敢えて銘柄を選択しないという選択」です。
付け加えるなら、7月の参議院選までは、政府も良い材料に徹するはず!と考えるなら都度発表される材料に振り回されないインデックスが最も適切ではないかと思う次第です。

■閑話休題
更に興味を引いたのは、「さわかみファンド」は2月から2桁億の流出が続いているということ。本来長期投資がメリットのさわかみファンドですが、投資している個人がファンドのポリシーを理解していなかったのか。理由は、いくつか考えられます。
1.さわかみファンドが巨大化し、日経平均と同等の動きかそれ以下になってきた。
2.投資家が利益が戻ってやれやれ売り。結局はファンドの利回りの低さが目立った。
3.直ファンファンドのため単一口座で資金の取り回しが難しい。
4.日本版ISAに事実上対応できない(準備はしているらしい)

このことからもアクティブファンドは一時的に脚光を浴びても、様々な状況に耐え切れる銘柄は数少ないといえると思います。せっかくファンドが向上しだしても、資金を取り崩す投資家のお陰で株式を手放すことになっては成績も伸びないからです。



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