2013年02月17日
ロシアに落下した隕石の大気圏突入時の画像
欧州宇宙機関(ESA)は2月15日、欧州気象観測衛星
「メテオサット10(Meteosat-10)」によって撮影された
ロシアに落下した隕石の大気圏突入時の画像を公開した。
この画像はチェリャビンスク時間9時15分(日本時間12時15分)、
「メテオサット10」に搭載された観測機器「SEVIRI」に
よって撮影されたもので、中央に写っているのが、
ロシアに落下した隕石が大気圏突入時に発生した雲だという。
「メテオサット10」は静止気象衛星で、
高度約3万6000キロメートルで地球の自転と同じ向きで周回している。
撮影されたこの隕石はチェリャビンスク時間9時20分頃
(日本時間12時20分頃)にロシアのウラル地方に落下、
空中で爆発を起こし、これまで6都市で被害が確認され、
1000人以上が負傷した。
■Russian asteroid strike
http://www.esa.int/Our_Activities/Operations/Russian_asteroid_strike
【関連記事】
・NASA、ロシアの隕石は地球近傍小惑星「2012 DA14」と関係ない
・ロシアに巨大隕石が落下、700人以上が負傷
・宇宙から見たペルセウス座流星群
http://news.ameba.jp/20130217-4/
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