2013年08月15日
宮崎駿監督「風立ちぬ」の感想。※ネタバレ最小限でお送りします。
[風立ちぬ] ブログ村キーワード
終戦記念日ですね。
靖国神社に行けなかったのが残念です。
ちょうど昨日、「風立ちぬ」を観てきたところなので、
ネタバレ最小限で感想を書きたいと思います。
全く内容に触れないで感想を書くなんて不可能だからねー(^_^;)
これを読んでも十分楽しめることしか書きませんのでご安心を♪
先入観なく見たい方は読まないでくださいね。
ちなみに個人的にはGOOD!でしたよー。
まず、予告編も何も観ていない状態だったのですが、
ポスターでゼロ戦があったので、戦争の話なんだなーというくらいで観に行きました。
「ほたるの光」みたいに、ひたすら戦争の悲惨さを見せられるんだったらやだなー、
と思ってたんですが、まったくそんなことはありませんでした。
全編を通して、さわやか。
文字通り、風が吹き抜けるような映画でした。
好きなことを徹底的にやる喜びが伝わってくる映画でした。
わたしが思ったのは、いま現在、
衛星ロケット技術≒弾道ミサイル技術
であるという事実がありますよね。
宇宙開発というのは、本来とても夢のある分野の技術ですが、
ほぼ同じ技術で弾道ミサイルなどの殺人兵器が作れてしまうという現実です。
ようは、使う側の人間が、どう使うかがすべてなんだと思うわけです。
宇宙に夢を馳せることに使うか、殺人兵器として使うか。
同じ道具でここまで違うことができてしまうのです。
ゼロ戦は特攻や、暴走した日本の象徴のように扱われがちですが、
それって単に道具の使い方を間違っていただけ。
ポスターのゼロ戦をみて、悲惨な戦争をイメージしたわたしも、
やっぱり何か思い込んでたんだろうなーと思います。
道具を使う側の人間が責任を持って使えば、
すべての道具は本当に良いことのために使うことができますよね。
そして現在、どんなに酷い使い方をされていて「悪」とすらされてる技術も、
一番最初の原点をたどれば、誰かの純粋な「夢」の結晶だったんじゃないかと思いました。
というのがわたしの感想です。
映画館で観る価値、あると思いますよ。
ちなみに主人公の声優がエヴァンゲリオンの監督「庵野秀明」さんだった件ですが、
個人的にはアリでした。
あの声質はプロの声優や俳優にはいないだろうな(笑)
ご自身も監督業なだけあって、内容を理解した良い仕事をしていたと思います。
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