2013年08月07日
オリーブオイル、ラニエリ
[オリーブオイル] ブログ村キーワード
エキストラバージンオリーブオイルの不正を暴いた、
エキストラバージンの嘘と真実を読んで、
いろいろなオリーブオイルを試して検証してみよう!
シリーズ第三弾!ラニエリです。
なんかもう直視できずに斜めから撮ってみた。
ラニエリ Ranieri/イタリア製
1000ml/900円
イタリア国内のオリーブオイル評定委員資格を持つMIRA社の製品で、
100年以上も変わらぬ製法で作られています。
という売り文句なのですが、突っ込みどころ満載です。
わたしは以前、ただ「安い」という理由でこれをよく買っていたのですが、
本当のオリーブオイルに目覚めてからは、
これは典型的なやばいオリーブオイルにしか見えません。
まず、大容量ですが射光のビンではありません。
250mlのものだと射光ビンに入っていますが、
大容量のものこそ保存状態をよくするために射光にするべきでは?と思います。
というかこの中身の品質なら射光にする意味なくない?と思う〓
そしてかなり安い価格ですが、特にこれといった納得できる安い理由がありません。
エキストラバージンは手間もコストもかかる製法なので、
ちゃんとした理由もないのに安いのは偽物オイルの可能性が疑われます。
そしてイタリア産であるということ。
オリーブオイル生産大国であるイタリアとスペインは、
オリーブオイルの不正が歴史的にも常態化しているという現実があります。
つまり、イタリア産であるというだけで疑ったほうが良いレベルなのです。
そして味と香り。
味については、特にこれといった特徴がないんです、このオイル。
本当にサラダ油みたいな感じ。
というかサラダ油だろって感じ。
香りは改めて嗅ぐとかなりヘンテコなヤバイ香りがします。
エキストラバージンの嘘と真実では、
「エクストラバージンオイルに『くせがない』『まろやか』は全くほめ言葉ではない。
本物のバージンオイルではありえない特徴だ。」
と、書いてあります。
うーん、ますます疑わしい。
しかし、日本ではオリーブオイルは食品表示で「食用オリーブ油」という表示しかなく、
エキストラバージン表示に厳密な規格が実はありません。
なので、こんなエクストラバージンかどうか、
そもそもオリーブオイルのみで作られたのかどうかすら疑わしいものでも、
エクストラバージンと売っても特に罰則はないのです。
だから、日本の消費者のほとんどが偽物のオリーブオイルを
エキストラバージンだと思って購入して使っているのです。
それが証拠に、このオイルの楽天のレビューは☆が5つで
「くせがなくて使いやすいオイルです♪」なんてコメントが多数。
なんと嘆かわしいことか。
いろいろな不正が横行する現代。
真面目に高品質なものを作るオリーブ農家さんのためにも、
本物のオリーブオイルに目覚める人が一人でも増えて欲しいです。
※管理人ぴょんすけの個人的な感想です。
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