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2018年10月10日
不安を予測してみるということ。
あなたには今心配なことがあるでしょうか。
いつも何かしらの悩みや不安を抱えている人もいれば、
悩みや不安なんていちいち覚えてないという人もいると思います。
また履歴書やエントリーシートの短所の欄に
「短所:心配性」と書いてなんとか空白を埋めている人も
いるのではないでしょうか。
あまりにも不安な感情が大きかったり、
長期間続くようだったら病的な心配性である可能性もあります。
実は不安という感情は、
将来を予測してうまく行かなそうなことが思い当たるときに
湧き上がる感情なのです。
今回はそんな不安と予測についてみていこうと思います。
明日、自分が大けがしたり、
車に轢かれて死んでしまうと予測する人は、
まさかとは思いますがいませんよね。
ほとんどの人は、
「今日何もなかったのだから、明日も今日と同じで大丈夫だろう。
そして平穏な日がこのままずっと続くだろう。」と考えます。
そしてそれは決して突飛な考えではなく
普通の考えであり、その思考は多くの場合、あっています。
でもそんなとき、事故で誰かが突然死ぬのをみると、
今まで感じていた「大丈夫だろう」という期待には
何の根拠もなかったことに気づかされます。
急に「いつ事故や事件にあって死んでしまってもおかしくない」
という不安に襲われるはずです。
フランスの有名な哲学者サルトルは、
いつ死んでしまうかわからないという不安のことを
実存的不安と呼びました。
第2次世界大戦後にヨーロッパの人々が感じていた
正体不明の不安や人生における生きる意味の喪失のこと
サルトルは実存的不安という言葉で表現しました。
昨日までの平和な日々がずっと続くだろうという予測が、
戦争というトラウマ的な体験によって覆され、
将来何が起こるかわからないという漠然とした不安が生まれます。
そこから自分の生きている意味は
どこにあるのかという不安が生まれる
というわけです。
サルトルの提唱した実存的不安は、
人間の心が将来を予測することで生じる感情だという仮説が
最近の研究で示されています。
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なぜ脇を触られたらくすぐったい!?
他人に脇の下をいきなり触られると
くすぐったくて笑いだしてしまいますよね。
ところが自分で同じようにくすぐってみても、
あまりくすぐったくはありません。
なぜくすぐったくないのか、
不思議に感じている人も少なくないと思います。
今回は人間の感覚と脳の関係性についてみていこうと思います。
人間は何をするにしても、
まずはじめに脳がその行動をするように指令を出します。
その瞬間に脳は
次に身体のどこの部位にどんな感覚が生じるかを予測するのです。
例えば、手を動かすとき
脳は「手がどこに移動して、何を触るのか。触った瞬間にどんな感覚が生じるのか」
をリアルタイムで予測しようとします。
脳が自分の脇の近くに近づくにつれて、
「この後、すぐに指が触れて感覚が生じるぞ」と、
脇が感じる感触を脳が予測するのです。
この場合、脳はこの先何が起きるのか予測しているので、
自分で脇の下を触ってもくすぐったく感じないのです。
しかし、ほかの人に触られるとどうでしょう。
ほかの人に触られると、
脳は「自分の身体に何が起きるのか」を全く予測できません。
身体にいつもとは違う感覚が生じていて、
異変が起きてると脳が錯覚してしまうのです。
だから自分で触ってもくすぐったくないのに、
人に触られるとくすぐったく感じてしまうのです。
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