アフィリエイト広告を利用しています

広告

posted by fanblog

2016年08月30日

授業展開ビフォーアフター (コナン型から古畑型へ)

今はこの本を読んでいます。

週イチでできる!アクティブ・ラーニングの始め方 [ 西川純 ]

価格:1,998円
(2016/8/23 16:09時点)
感想(0件)





従来の授業とアクティブ・ラーニング、何が違うのでしょうか?
もちろん違いはいろいろとありますが、一番わかりやすい違いは、授業の進め方です。

従来の授業では、問題が出題されると、まずどう解いていくかをじっくり考え、時間をかけた結果、答えにたどり着くという進め方をしていました。
まるで、トリックをじっくり解き明かしていき、最後の最後に犯人を突き止めていく名探偵コナンの番組を見ているようです。

アクティブ・ラーニングでは、問題の答えは早い段階で分かっています。
展開に重きをおくのは、なぜそのような答えになったかという部分です。
これはまるで、犯人が始めからわかっているが、アリバイ崩しに時間をかけていく古畑任三郎のような進め方ですね。

私たち教師からすると、始めから問題の答えがわかっていたら、子どもたちのやる気が続かないのではないかと心配してしまいます。
だから、お楽しみは最後にとっておいて、少しずつ少しずつ、演出なども考えながら答えに迫っていく授業をしていました。

しかし、それが良い授業だと思っているのは教師の目線であって、子どもからすると本当に良い授業なのかは甚だ疑問です。
特に塾などに通っていて、予め予備知識を豊富に持っている子からすれば、このような授業はかったるい以外の何物でもありません。
何のワクワク感もなく、時間だけが無駄に過ぎていくという感覚になっているのではないでしょうか?
だから、授業中に勝手な行動をとったり、変に騒がしくして妨害したりするという態度をとったりするのではないでしょうか?
「あの子は賢いのに、どうして迷惑ばかりかけるのだろう?」という疑問を持っている方は、コナン型の授業をしているのではありませんか?

古畑型の授業では、答えかはわかっているから子どもたちは安心です。
そのプロセスをいかに友だちに伝えられるかを重視します。
案外、塾などに行っている子でも、答えは出せるけれど、なぜそうなるかは説明できない場合があります。
そういう子たちに、しっかりとした考え方(学力)を身につけさせるためにも、古畑型の授業展開はオススメします。
ポイントは、困っているのにもしっかりと理解させることができる説明方法です。
自分だけが分かる方法では通用しませんし、考えているうちに自分の曖昧な部分にも気がつきます。
そうやって試行錯誤しているうちに、みるみる力をつけていくのが古畑型の授業展開です。

コナン型から古畑型へ、考え方は180°変わります。
はじめは戸惑いもあるかもしれませんが、大切なことです。
本当の力を身につけさせるためにも、しっかり取り組んでいきましょう!



「やってみよう!」と、心が動いたあなた!
気持ちが熱いうちに一冊本を手に取ってみてはいかがでしょうか?

アクティブ・ラーニング関係の本はこちら


その他、学習指導関連の本はこちら
この記事へのコメント
コメントを書く

お名前:

メールアドレス:


ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/5378003
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
ファン
検索
<< 2018年05月 >>
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
最新記事
写真ギャラリー
最新コメント
タグクラウド
カテゴリーアーカイブ
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。