2016年08月25日
話し合いが活発になるコツ
今は、この本を読んでいます。
今日は、アクティブ・ラーニングの話し合いが活発になるコツについてお話ししようと思います。
大切なことは、昨日も言いましたが、「子ども同士の時間をしっかりと確保すること」です。
それが短いと、どれだけ教師の話が上手でも、アクティブ・ラーニングにはなりません。
子どもたちの協同の中にこそ、私たちが目指すゴールが待っています。
さて、実際のアクティブ・ラーニングの流れとしては、
@課題の提示
A関わり合い
Bまとめ
と、いたってシンプルなものになります。
課題の提示がいかに短く、わかりやすくできるかが大事になってきます。
話し始めるとついつい長くなってしまうという人は、プリントに課題を書いて配ってもいいでしょうね。
私のオススメは、「前時の最後に、次の時間の課題プリントを配っておく」というものです。
前時の最後に配ることで、家で予習してくる子も出てきて、効果はより高まっていくからです。
事前に予習をしてくる
→自信を持ってわからない子に教えることができる。
→クラスに「わかった!」と言える子がたくさん増える。
という、効果ですね。
今までの授業では、事前に内容のネタバレをしてしまうと、子どものやる気がなくなると毛嫌いしてきた部分がありますが、アクティブ・ラーニングでは逆のことが言えますね。
友だちとの交流をありきで考えると、ネタバレはすればするほど活発な授業になってきます。
例えば、
「長方形の面積が、縦×横で求められる理由を説明しましょう。」
という課題を出したとします。
公式は知ってるから計算で答えを出せる子はたくさんいますが、なぜその公式で答えを出せるかは、なかなか言える子がいません。
その課題を出して授業を終えると、(全員とは言えませんが)答えを考えてくる子が出てきます。
ある子は、そのすぐ後の休み時間に考え始めます。
またある子は、家に帰って、教科書を読んで考えてきます。
お家の人に聞いたり、ネットで調べたりして、答えを用意してくる子が出てきます。
そのような子どもの姿を想像するだけで、ワクワクしてきませんか?
しかも、調べてきなさいって、宿題に出したわけではないのに…ですよ。
しかも、それをもとに、授業ではグループで話し合いが始まります。
自分の答えを持って話し合いを始めるのですから、意見も出やすいですし、予習のおかげでポイントとなる部分も外さずにまとめができていきます。
どうですか?
前時のラストにネタバレさせるのも悪くないですよね?
今日は、授業での話し合いが活発になるコツを書きました。
私のオススメは、「前時にネタバレ」です。
たくさんのクラスで、イキイキした活動が増えることを願っています。
「やってみよう!」と、心が動いたあなた!
気持ちが熱いうちに一冊本を手に取ってみてはいかがでしょうか?
アクティブ・ラーニング関係の本はこちら
その他、学習指導関連の本はこちら
週イチでできる!アクティブ・ラーニングの始め方 [ 西川純 ] 価格:1,998円 |
今日は、アクティブ・ラーニングの話し合いが活発になるコツについてお話ししようと思います。
大切なことは、昨日も言いましたが、「子ども同士の時間をしっかりと確保すること」です。
それが短いと、どれだけ教師の話が上手でも、アクティブ・ラーニングにはなりません。
子どもたちの協同の中にこそ、私たちが目指すゴールが待っています。
さて、実際のアクティブ・ラーニングの流れとしては、
@課題の提示
A関わり合い
Bまとめ
と、いたってシンプルなものになります。
課題の提示がいかに短く、わかりやすくできるかが大事になってきます。
話し始めるとついつい長くなってしまうという人は、プリントに課題を書いて配ってもいいでしょうね。
私のオススメは、「前時の最後に、次の時間の課題プリントを配っておく」というものです。
前時の最後に配ることで、家で予習してくる子も出てきて、効果はより高まっていくからです。
事前に予習をしてくる
→自信を持ってわからない子に教えることができる。
→クラスに「わかった!」と言える子がたくさん増える。
という、効果ですね。
今までの授業では、事前に内容のネタバレをしてしまうと、子どものやる気がなくなると毛嫌いしてきた部分がありますが、アクティブ・ラーニングでは逆のことが言えますね。
友だちとの交流をありきで考えると、ネタバレはすればするほど活発な授業になってきます。
例えば、
「長方形の面積が、縦×横で求められる理由を説明しましょう。」
という課題を出したとします。
公式は知ってるから計算で答えを出せる子はたくさんいますが、なぜその公式で答えを出せるかは、なかなか言える子がいません。
その課題を出して授業を終えると、(全員とは言えませんが)答えを考えてくる子が出てきます。
ある子は、そのすぐ後の休み時間に考え始めます。
またある子は、家に帰って、教科書を読んで考えてきます。
お家の人に聞いたり、ネットで調べたりして、答えを用意してくる子が出てきます。
そのような子どもの姿を想像するだけで、ワクワクしてきませんか?
しかも、調べてきなさいって、宿題に出したわけではないのに…ですよ。
しかも、それをもとに、授業ではグループで話し合いが始まります。
自分の答えを持って話し合いを始めるのですから、意見も出やすいですし、予習のおかげでポイントとなる部分も外さずにまとめができていきます。
どうですか?
前時のラストにネタバレさせるのも悪くないですよね?
今日は、授業での話し合いが活発になるコツを書きました。
私のオススメは、「前時にネタバレ」です。
たくさんのクラスで、イキイキした活動が増えることを願っています。
「やってみよう!」と、心が動いたあなた!
気持ちが熱いうちに一冊本を手に取ってみてはいかがでしょうか?
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