2017年01月13日
話し合いの流れを作ろう!
今はこの本を読んでいます。
ホワイトボード・ミーティングのファシリテーターの技に慣れてきたら、いよいよ実際に話し合いの場面に使っていきます。
何事も基礎が大切なので、今までの練習は大切ですよ。
次に意識することは、話し合い全体の流れを作ることです。
大雑把なものでも構いませんが、この全体を通し通した流れを知らなければ、沈黙が多かったり、ふざけた気持ちが出てきたりする、良くない話し合いにつながっていきます。
そうならないように、話し合い全体のイメージをしっかり持たせていきましょう。
話し合いでは、主に3つの流れがあります。
色の使い分けがポイントです。
好きな色を好きな時に使うのではなく、使う場面を決めて使えるようになっていく必要があります。
つぎに全体の流れの中で気をつけたいポイントを紹介します。
@ホワイトボードを立てかけて、その前で話し合います。(全員が出された意見を見ることができるのが大切!)
Aファシリテーターはホワイトボードの前に立ちます。
B参加者は、ホワイトボードに向かって座ります。
@ファシリテーターは、意見をホワイトボードに書きためていきます。
・つぶやきも、大きな声の意見も同じように書きます。
・同じ意見は、くり返して書きません。
・ホワイトボードに書く字は、ひらがな、カタカナでもOK。
・漢字のまちがいもOK。まずは、書くことが大事です。
A話し合いは、みんなで協力しながら進めます。(困った時は、みんなで助け合いましょう。)
B参加者がバランスよく、話すことを心がけます。(誰かの意見ばっかりの話し合いにならないように!)
C「はじめます」「終わります」のあいさつを大事にします。(けじめが大事!)
D話し合いに「発散→収束→活用」のプロセスをつくります。
@黒のマーカーで書いていきます。
A書いていくうちに、「どれがだれの意見か」わからなくなるように書きます。(意図的に意見者を隠します。)
Bオープン・クエスチョンで意見を広げ深めます。(〜というと?どんな感じ?もう少し詳しく教えて!など)
C時間を決めて発散し、意見がだいたい出たら収束します。(時間が決まっているから集中します。)
@赤のマーカーで書きます。
Aゴールに向かって、収束の方向性や中心となる話題を決めます。
Bみんなが合意できた意見を赤で囲んだり、線を引いたりします。(番号もつけると、後で見つけやすくなります。)
C必要があれば、再び発散・収束をくり返します。
@青のマーカーで書きます。
A具体的な計画や役割分担、アイデアなどを青で書きます。
B青を見れば、チームの最終的な決定がわかります。
@ホワイトボードを撮影し、記録として残します。
Aファイルや掲示をして、いつでも確認できるようにします。
B新しく文書にするときは、文字のまちがいなどを訂正します。
という感じです。
私が教科の授業で単元を通して行う場合には、話し合いの結果を写真に撮り、全員に印刷したものを配ってノートに貼るようにしています。
写真を配るので、話し合いの時間にノートに記録を書かせるようなことをさせず、意見交換に集中させていきます。
基本的な流れは以上です。
ただ、一回で全てを完璧にさせる必要はなく、少しずつルールを加えながら慣れさせていくことが大切だと思います。
子どもたちにとって、ホワイトボード・ミーティングは手軽で効果があるものだと感じさせることが第一に優先することです。
子どもも教師も、学ぶより慣れろ!
まずは、チャレンジですよ。
難しく考えたり悩んだりする前に、挑戦してみましょう!!
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ホワイトボード・ミーティングのファシリテーターの技に慣れてきたら、いよいよ実際に話し合いの場面に使っていきます。
何事も基礎が大切なので、今までの練習は大切ですよ。
次に意識することは、話し合い全体の流れを作ることです。
大雑把なものでも構いませんが、この全体を通し通した流れを知らなければ、沈黙が多かったり、ふざけた気持ちが出てきたりする、良くない話し合いにつながっていきます。
そうならないように、話し合い全体のイメージをしっかり持たせていきましょう。
話し合いでは、主に3つの流れがあります。
「発散」
主にオープン・クエスチョンで自由に意見を深めます。(黒ペンを使う。)
「収束」
話し合いのポイントを決めて、練り上げていきます。(赤色ペンを使う)
「活用」
具体的な方法や解決策、役割分担などを決める。(青ペンを使う)
色の使い分けがポイントです。
好きな色を好きな時に使うのではなく、使う場面を決めて使えるようになっていく必要があります。
つぎに全体の流れの中で気をつけたいポイントを紹介します。
【始める前の準備として】
@ホワイトボードを立てかけて、その前で話し合います。(全員が出された意見を見ることができるのが大切!)
Aファシリテーターはホワイトボードの前に立ちます。
B参加者は、ホワイトボードに向かって座ります。
【基本的な進め方】
@ファシリテーターは、意見をホワイトボードに書きためていきます。
・つぶやきも、大きな声の意見も同じように書きます。
・同じ意見は、くり返して書きません。
・ホワイトボードに書く字は、ひらがな、カタカナでもOK。
・漢字のまちがいもOK。まずは、書くことが大事です。
A話し合いは、みんなで協力しながら進めます。(困った時は、みんなで助け合いましょう。)
B参加者がバランスよく、話すことを心がけます。(誰かの意見ばっかりの話し合いにならないように!)
C「はじめます」「終わります」のあいさつを大事にします。(けじめが大事!)
D話し合いに「発散→収束→活用」のプロセスをつくります。
【発散】
@黒のマーカーで書いていきます。
A書いていくうちに、「どれがだれの意見か」わからなくなるように書きます。(意図的に意見者を隠します。)
Bオープン・クエスチョンで意見を広げ深めます。(〜というと?どんな感じ?もう少し詳しく教えて!など)
C時間を決めて発散し、意見がだいたい出たら収束します。(時間が決まっているから集中します。)
【収束】
@赤のマーカーで書きます。
Aゴールに向かって、収束の方向性や中心となる話題を決めます。
Bみんなが合意できた意見を赤で囲んだり、線を引いたりします。(番号もつけると、後で見つけやすくなります。)
C必要があれば、再び発散・収束をくり返します。
【活用】
@青のマーカーで書きます。
A具体的な計画や役割分担、アイデアなどを青で書きます。
B青を見れば、チームの最終的な決定がわかります。
【最終的な記録として】
@ホワイトボードを撮影し、記録として残します。
Aファイルや掲示をして、いつでも確認できるようにします。
B新しく文書にするときは、文字のまちがいなどを訂正します。
という感じです。
私が教科の授業で単元を通して行う場合には、話し合いの結果を写真に撮り、全員に印刷したものを配ってノートに貼るようにしています。
写真を配るので、話し合いの時間にノートに記録を書かせるようなことをさせず、意見交換に集中させていきます。
基本的な流れは以上です。
ただ、一回で全てを完璧にさせる必要はなく、少しずつルールを加えながら慣れさせていくことが大切だと思います。
子どもたちにとって、ホワイトボード・ミーティングは手軽で効果があるものだと感じさせることが第一に優先することです。
子どもも教師も、学ぶより慣れろ!
まずは、チャレンジですよ。
難しく考えたり悩んだりする前に、挑戦してみましょう!!
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