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2017年01月11日

ベスト・オブ・ファシリテーターを目指して

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アクティブ・ラーニングでよく見かける活動の1つ、ホワイトボード・ミーティングの話です。
子どもたちが話をしていく上で、大事な役割を担うのが「ファシリテーター」です。
簡単にいうと、話し合いの進行役です。
主に、ホワイトボードの前に立ち、みんなの意見を聞きながらホワイトボードに書いていきます。
授業でいう先生のような役割ですね。

そのファシリテーターが、話し合いをうまく進めるスキルの1つに「質問の技」というものがあります。
よりよい意見を引き出すために必要な、質問を相手に投げかけるスキルです。

質問には、大きく分けて3つの種類があります。
@オープン・クエスチョン(多様な意見が予想される質問)
Aクローズド・クエスチョン(○やバツ1️、数など一問一答になる質問)
B自己選択、自己決定を問う質問(どうしたいかを考える質問)

今回は、その中でもファシリテーターの命「オープン・クエスチョン」について考えていきます。

ファシリテーターのスキルを身につけるためには、ある程度の修行が必要です。そのために、普段から何度も何度も練習の機会をとれるような授業計画をしなければいけません。その上で、オープン・クエスチョン成功のポイントは、質問のバラエティーとあいづちにあります。

まず、質問のバラエティーから。
例を挙げると、次のようなものがあります。
・〜というと?
・どんな感じ?
・もう少しくわしく教えてください
・たとえば?
・ほかには?

次に、あいづちのバラエティーは…。
・うんうん
・なるほど、なるほど
・わかる、わかる
・それで、それで
・だよねえ

まだまだ他にも考えられますが、このパターンをどれだけたくさん持っているかというのが大事です。
そして、それを使って質問の練習をしていきます。
慣れないうちは、1分間の会話。
次は2分、その次は3分と、徐々に慣れてしたら長い時間できるか挑戦させていきます。

そうやるうちに、子どもたちはどんどん相手からいい意見を引き出すことができるようになります。

今日はここまで!
また次回、続きを書いていこうと思います。
ワクワクするアクティブ・ラーニングの世界へ、みんなでふみ出しましょう!


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