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2017年01月10日

アクティブ・ラーニングで意識するべき3つの柱

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アクティブ・ラーニングでの目標として、3つの柱ががあります。

@「何を理解しているか。何ができるか。」
まずは、子どもが自分自身を知る必要があります。
いわゆるメタ認知というものなのかな?
自分の知ってることは何か、できることは何かを正しく把握することで、取り組む内容が変わってきます。
「なんとなく分かる。」「できるかどうか分からない。」ではなくて、自分をしっかり分析できる力をつけることは、とても大事なことです。

A「理解していること・できることをどう使うか。」
次に、課題に対して、自分はどのようなアプローチを取ろうかと考える力です。
活用力とでも言えばいいでしょうか。
知識としてたくさん詰め込んでいても、それを自由自在に引き出さなければ意味がありません。
「この知識は使える!」とか、「あの方法が利用できるかも!」など、自分の経験をもとに取り組み方を考える力ですね。

B「どのように社会・世界と関わり、よりよい人生を送るか。」
もはや、1人で問題を解いて、マルをもらって完結という時代は終わりました。
いかに自分が調べたことを周りに発信するかということが、重要になってきました。
「どのように伝えれば、より伝わりやすいか」と、相手のことを考えながら発信の工夫をする力をつけさせる必要があります。
また、周りの友だちと協力してプロジェクトを進めていくという能力も重要視されるようになっています。
一昔前は、ちょっと関わりにくい人でも、圧倒的な知識量があれば高い評価を学校では得られていました。
しかし、今の時代では、そういう人は逆に低評価になります。
極端な話、知識は頭に入っていなくても、ネットや本で調べれば、その場で手に入れられるので、どれだけ覚えているかは評価の対象に大きく左右されなくなりました。
もちろん、たくさん知っているにこしたことはないのですが…^_^
それよりも、知識をどのように活用するかが大切になっています。
「みんなと力を合わせて、外に発信できる力」、それが現代に求められている力なのです。

アクティブ・ラーニングと言われれば、活動方法ばかりが注目されがちです。
しかし、教育である以上目標は大切で、教師側がどのような力をつけさせたいと思っていなければ、望ましい成長は得られませんね。
今日も楽しくワクワクするような授業を頑張りましょう!


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