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2016年10月06日

ダメダメ課題設定

今はこの本を読んで勉強しています。

“ダメ事例”から授業が変わる!小学校のアクティブ・ラーニング入門―資質・能力が育つ“主体的・対話的な深い学び” (BOOKS教育の泉)

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課題を設定するとき、教科書に載っているからという理由で決めていませんか?
私もその1人です。
昨日の話にもつながりますが、それでは子どもたちに、自分にとっての問題意識を持たせることはできません。

例えば、理科の授業で、
「植物には水が必要か調べましょう。」
という課題を出したとします。
よく見かける風景ですが、それでは子どもの中に「なんで調べなきゃいけないの?」という、ブレーキがかかる恐れがあります。
自分にとって、調べる必然性がないからです。

一方、枯れかけている植物を見せて、
「どうして枯れそうになっているのだろう?」
と、問いかけてみる。
きっと子どもたちからは、
「日陰に置いていたから?」
とか、
「水をあげていなかったから?」
などという反応が返ってくるはずです。
そこで、1つずつ検証していこうと切り出せば、子どもたちの興味や関心は一気に高まっていくはずです。

アクティブ・ラーニングは、自分から問題を発見し、解決していく主体的な学習です。
そのため、自分でいくつかの仮定や疑問が出せるかが大事になってくるのです。
そのような導入を設定すれば、掴みはオッケーですよね。
たかが導入、されど導入。
導入でどのような入り方をするかで、授業の良い悪いが大きく決まってしまうので、よくよく考えて設定しなければいけませんね。



「やってみよう!」と、心が動いたあなた!
気持ちが熱いうちに一冊、本を手に取ってみてはいかがでしょうか?

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