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2016年09月14日

教育の禁じ手?あえて、定番を捨ててみる

今はこの本を読んで勉強しています。

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感想(0件)





あえて定番と言われるものを捨ててみる。

言うのは簡単ですが、するのはなかなか難しいものです。

私が今取り組んでいるのは、アクティブ・ラーニングを意識した授業で、クラスのまとめを最後に考えるという過程。
その代わりとして、各自に振り返りシートを書かせることにしました。

今までの(私にとっての)定番授業は、
@個人で考える
A班で意見交換し、班としての如何をまとめる
Bクラス全体に発表し、クラスとしてのまとめを考える
というものでした。
これを進めていると、せっかく班での話し合いでアクティブ化した頭が、最後の最後で受け身の形になってしまいます。
もちろんどんどん意見を出す子は一部にいます。
しかし、その状態の授業というのは、一部の子のものであって、大多数の子どもにとっては退屈な待ちの時間になってしまっていました。
私が目指すアクティブ・ラーニングは、全員が考え、他人の意見も取り入れながら自分の意見をしっかり持つというものです。
だからこそ、受け身の状態になってはいけないのです。

そこで考えたのは、クラスとしての意見を考えないことです。
いろんな班の意見を聞いた上で、自分としては最終的にどう感じるのかを振り返りシートに書かせることにしました。
そうすることで、他の人たちの意見を聞くことに必然性が生まれ、今まで聞き流していた意見も集中して聞くようになりました。

また、自分自身の取り組み方に対しても、考え直す機会を持てました。
取り組んでいるつもりでも、案外シートに意見を書けない子がいます。
そういう子が、自分はこれからどのような態度で授業に参加したらいいのかと考えるようになってきています。

また、一人一人の意見を聞くことができるので、学習の定着度を簡単に掴めるという教師側のメリットも生まれました。

まとめをしない分、クラスとしての意見が複数に分かれることがあります。
そんな時は、もう一時間その事について話し合いのテーマを持ち、焦点を絞った討論をさせていくようにしています。
そのおかげで、さらに教材文への理解は深まっていきます。

自己評価をして、授業の終わりに振り返るという活動は、子ども自身にも教師にもメリットのある活動だと思います。
まだまだ模索段階ではありますが、良い方向へ進んでいけそうな手がかりを感じています。



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