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2016年10月11日
主体的に取り組むには?
今はこの本を読んで勉強しています。
子どもが意欲的に授業を受けない。
そんなことってよくあります。
教師をしていれば、毎日のように(?)経験しています。
でも、それを良しとすれば、何も変わっていきません。
何とかして、課題に対して自分から取り組める子に育てなければいけません。
いろんな本を読んでいると、当事者意識を持たせなければいけないということをよく見かけます。
要するに、自分で解いてみたい、解決してみたいという意識ですよね。
それはどうやれば持たせられるのでしょうか?
一番に考えられるのは、自分の中から生まれた課題に対して取り組ませることです。
子どもは本来意欲の塊ですから、こころに火がつく課題さえ見つけられれば、いくらでも頑張り続けます。
では、それをどうやって見つけさせるのでしょうか?
そこが難しいところですよね。
手軽なところで言えば、課題に対して自分の立場を明らかにさせるやり方があります。
一斉授業の一番の怖さは、ほとんどの子が黙っていても授業を進めていけてしまうところです。
だから、自分から考えることも発言することもせず、誰かにお任せという態度をとることができます。
これは非常に楽ですが、非常に危険な取り組み方ですよね。
そうさせないためにも、自分はどう考えているかをはっきりさせるといいですね。
「賛成or反対」や「アが正しいorイが正しい」など、やり方はいくらでもあります。
立場がはっきりすると、案外簡単に火はつきます。
立場が違う子の意見を聞くと、自分の考えを言いたくて仕方がなくなるからです。
そこでノートに考えを書かせたり、隣と交流させたりすると、その火が強く燃え続けさせることができますね。
授業のイメージとして、「火をつける」ことと「火を消さずに大きくする」ことを意識すれば、子どもの取り組み方は変わってきます。
毎日の授業のささやかな部分ではありますが、やってみる価値は大ですよ。
「やってみよう!」と、心が動いたあなた!
気持ちが熱いうちに一冊、本を手に取ってみてはいかがでしょうか?
アクティブ・ラーニング関係の本はこちら
その他、学習指導関連の本はこちら
“ダメ事例”から授業が変わる!小学校のアクティブ・ラーニング入門―資質・能力が育つ“主体的・対話的な深い学び” (BOOKS教育の泉) 新品価格 |
子どもが意欲的に授業を受けない。
そんなことってよくあります。
教師をしていれば、毎日のように(?)経験しています。
でも、それを良しとすれば、何も変わっていきません。
何とかして、課題に対して自分から取り組める子に育てなければいけません。
いろんな本を読んでいると、当事者意識を持たせなければいけないということをよく見かけます。
要するに、自分で解いてみたい、解決してみたいという意識ですよね。
それはどうやれば持たせられるのでしょうか?
一番に考えられるのは、自分の中から生まれた課題に対して取り組ませることです。
子どもは本来意欲の塊ですから、こころに火がつく課題さえ見つけられれば、いくらでも頑張り続けます。
では、それをどうやって見つけさせるのでしょうか?
そこが難しいところですよね。
手軽なところで言えば、課題に対して自分の立場を明らかにさせるやり方があります。
一斉授業の一番の怖さは、ほとんどの子が黙っていても授業を進めていけてしまうところです。
だから、自分から考えることも発言することもせず、誰かにお任せという態度をとることができます。
これは非常に楽ですが、非常に危険な取り組み方ですよね。
そうさせないためにも、自分はどう考えているかをはっきりさせるといいですね。
「賛成or反対」や「アが正しいorイが正しい」など、やり方はいくらでもあります。
立場がはっきりすると、案外簡単に火はつきます。
立場が違う子の意見を聞くと、自分の考えを言いたくて仕方がなくなるからです。
そこでノートに考えを書かせたり、隣と交流させたりすると、その火が強く燃え続けさせることができますね。
授業のイメージとして、「火をつける」ことと「火を消さずに大きくする」ことを意識すれば、子どもの取り組み方は変わってきます。
毎日の授業のささやかな部分ではありますが、やってみる価値は大ですよ。
「やってみよう!」と、心が動いたあなた!
気持ちが熱いうちに一冊、本を手に取ってみてはいかがでしょうか?
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2016年10月06日
ダメダメ課題設定
今はこの本を読んで勉強しています。
課題を設定するとき、教科書に載っているからという理由で決めていませんか?
私もその1人です。
昨日の話にもつながりますが、それでは子どもたちに、自分にとっての問題意識を持たせることはできません。
例えば、理科の授業で、
「植物には水が必要か調べましょう。」
という課題を出したとします。
よく見かける風景ですが、それでは子どもの中に「なんで調べなきゃいけないの?」という、ブレーキがかかる恐れがあります。
自分にとって、調べる必然性がないからです。
一方、枯れかけている植物を見せて、
「どうして枯れそうになっているのだろう?」
と、問いかけてみる。
きっと子どもたちからは、
「日陰に置いていたから?」
とか、
「水をあげていなかったから?」
などという反応が返ってくるはずです。
そこで、1つずつ検証していこうと切り出せば、子どもたちの興味や関心は一気に高まっていくはずです。
アクティブ・ラーニングは、自分から問題を発見し、解決していく主体的な学習です。
そのため、自分でいくつかの仮定や疑問が出せるかが大事になってくるのです。
そのような導入を設定すれば、掴みはオッケーですよね。
たかが導入、されど導入。
導入でどのような入り方をするかで、授業の良い悪いが大きく決まってしまうので、よくよく考えて設定しなければいけませんね。
「やってみよう!」と、心が動いたあなた!
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私もその1人です。
昨日の話にもつながりますが、それでは子どもたちに、自分にとっての問題意識を持たせることはできません。
例えば、理科の授業で、
「植物には水が必要か調べましょう。」
という課題を出したとします。
よく見かける風景ですが、それでは子どもの中に「なんで調べなきゃいけないの?」という、ブレーキがかかる恐れがあります。
自分にとって、調べる必然性がないからです。
一方、枯れかけている植物を見せて、
「どうして枯れそうになっているのだろう?」
と、問いかけてみる。
きっと子どもたちからは、
「日陰に置いていたから?」
とか、
「水をあげていなかったから?」
などという反応が返ってくるはずです。
そこで、1つずつ検証していこうと切り出せば、子どもたちの興味や関心は一気に高まっていくはずです。
アクティブ・ラーニングは、自分から問題を発見し、解決していく主体的な学習です。
そのため、自分でいくつかの仮定や疑問が出せるかが大事になってくるのです。
そのような導入を設定すれば、掴みはオッケーですよね。
たかが導入、されど導入。
導入でどのような入り方をするかで、授業の良い悪いが大きく決まってしまうので、よくよく考えて設定しなければいけませんね。
「やってみよう!」と、心が動いたあなた!
気持ちが熱いうちに一冊、本を手に取ってみてはいかがでしょうか?
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2016年10月05日
問題意識を持たせるために…
今はこの本を読んで勉強しています。
授業における課題への問題意識。
子どもに、いかに自分の問題だと把握させるかが大切になってきますね。
私もよくやることですが、スタートの時点で「今日のめあては…。」と、黒板に書いてしまうこと。
これでは、授業が子どもたちにとってのものではなく、先生にとってのものとなってしまいます。
では、子どもに問題意識があるかどうかは、どうやって判断すればいいのでしょうか?
本にはこのように書いています。
【問題意識を見取る評価基準】
興味・関心をもって問題に気づき、自己の問題として意識し、見通しをもって学習の目標を立てることができる。
《具体的な視点》
@問題の発見
A自身の問題としての意識
B学習目標の設定
C問題解決の見通し など
先輩方からよく言われたのは、「本時の課題が、子どもたちにとって解決する必然性がなければならない。」ということでした。
まさに、かのことだったのですね。
解決しなきゃ困るなという問題であったり、面白そうだなと感じる問題であったり、何かしら解決に向かいたくなるような内容でなければいけません。
だからこそ、授業が始まってすぐに「今日のめあては…。」と書き始めてはいけないのです。
授業は、開始5分で山場を迎えているということですね。
導入の大切さというのは昔からよく言われていますが、アクティブ・ラーニングでもやはり大切だということがよくわかりました。
完全な目を引きつけるだけの導入では意味がありませんが、思わず解決したくなるような導入を見つけていかなければいけませんね。
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授業における課題への問題意識。
子どもに、いかに自分の問題だと把握させるかが大切になってきますね。
私もよくやることですが、スタートの時点で「今日のめあては…。」と、黒板に書いてしまうこと。
これでは、授業が子どもたちにとってのものではなく、先生にとってのものとなってしまいます。
では、子どもに問題意識があるかどうかは、どうやって判断すればいいのでしょうか?
本にはこのように書いています。
【問題意識を見取る評価基準】
興味・関心をもって問題に気づき、自己の問題として意識し、見通しをもって学習の目標を立てることができる。
《具体的な視点》
@問題の発見
A自身の問題としての意識
B学習目標の設定
C問題解決の見通し など
先輩方からよく言われたのは、「本時の課題が、子どもたちにとって解決する必然性がなければならない。」ということでした。
まさに、かのことだったのですね。
解決しなきゃ困るなという問題であったり、面白そうだなと感じる問題であったり、何かしら解決に向かいたくなるような内容でなければいけません。
だからこそ、授業が始まってすぐに「今日のめあては…。」と書き始めてはいけないのです。
授業は、開始5分で山場を迎えているということですね。
導入の大切さというのは昔からよく言われていますが、アクティブ・ラーニングでもやはり大切だということがよくわかりました。
完全な目を引きつけるだけの導入では意味がありませんが、思わず解決したくなるような導入を見つけていかなければいけませんね。
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