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2016年11月01日
ルーブリックを作ろう!
今は、この本を読んで勉強しています。
【ルーブリック】
数値化しにくい「関心・意欲・態度」や「思考・判断・表現」など、ペーパーテストなどでは評価しにくい能力をみとるための「評価内容を文字で表した評価指標、評価指針」のこと。
アクティブ・ラーニングで授業をするようになってきて、子どもの授業を受ける姿に変化が見られるようになってきました。そこで、その頑張り具合を評価したいなと思っていても何をどう見らばいいのかわからないことが多くあります。
それもそうですよね。
アクティブ・ラーニングでの授業が、今は注目を浴びていて、その方法論ばかりが本屋さんで立ち並んでいます。
私は「正しい評価が出来なければ、それは授業とは呼べない。」と思っていますので、評価の基準となるものは絶対必要だと思っています。
そこで、今までは教師側が作成したルーブリックによって子どもたちを評価していましたが、この本では子どもたちと共にルーブリックを作るという取り組みを紹介していました。
確かに今まで評価の基準となるものは、教えてもらえないとか、活動が終わった後に言われるなどという、気付いた時にはどうしようもないものでした。
「先に言っておいてくれたなら、もっと意識していたのに…。」
そういう思いを子どもの頃から何度もしてきました。
また、「え?そんなところも評価されるの?」と、疑問に感じる観点もありました。
なので、子どもたちも自分たちが必要と思う観点を話し合いルーブリックを作り、教師側のものとの擦り合わせをして完成させようという取り組みです。
確かにこれなら、子どもたちも納得するし、頑張るポイントが明確になっているから、意識して活動にも取り組めるし、良いことがいくつも思い浮かびます。
作成にどれほどの時間を要するのか、実際にやってみなければわからないものですが、価値はあるように感じます。
お互いに納得できるルーブリック。
事前に把握できているルーブリック。
活動している子どもたちの姿を想像すると、ワクワクしてきます。
「やってみよう!」と、心が動いたあなた!
気持ちが熱いうちに一冊、本を手に取ってみてはいかがでしょうか?
アクティブ・ラーニング関係の本はこちら
その他、学習指導関連の本はこちら
アクティブ・ラーニングで学び合う授業づくり 小学校編 (学級を最高のチームにする極意) 新品価格 |
【ルーブリック】
数値化しにくい「関心・意欲・態度」や「思考・判断・表現」など、ペーパーテストなどでは評価しにくい能力をみとるための「評価内容を文字で表した評価指標、評価指針」のこと。
アクティブ・ラーニングで授業をするようになってきて、子どもの授業を受ける姿に変化が見られるようになってきました。そこで、その頑張り具合を評価したいなと思っていても何をどう見らばいいのかわからないことが多くあります。
それもそうですよね。
アクティブ・ラーニングでの授業が、今は注目を浴びていて、その方法論ばかりが本屋さんで立ち並んでいます。
私は「正しい評価が出来なければ、それは授業とは呼べない。」と思っていますので、評価の基準となるものは絶対必要だと思っています。
そこで、今までは教師側が作成したルーブリックによって子どもたちを評価していましたが、この本では子どもたちと共にルーブリックを作るという取り組みを紹介していました。
確かに今まで評価の基準となるものは、教えてもらえないとか、活動が終わった後に言われるなどという、気付いた時にはどうしようもないものでした。
「先に言っておいてくれたなら、もっと意識していたのに…。」
そういう思いを子どもの頃から何度もしてきました。
また、「え?そんなところも評価されるの?」と、疑問に感じる観点もありました。
なので、子どもたちも自分たちが必要と思う観点を話し合いルーブリックを作り、教師側のものとの擦り合わせをして完成させようという取り組みです。
確かにこれなら、子どもたちも納得するし、頑張るポイントが明確になっているから、意識して活動にも取り組めるし、良いことがいくつも思い浮かびます。
作成にどれほどの時間を要するのか、実際にやってみなければわからないものですが、価値はあるように感じます。
お互いに納得できるルーブリック。
事前に把握できているルーブリック。
活動している子どもたちの姿を想像すると、ワクワクしてきます。
「やってみよう!」と、心が動いたあなた!
気持ちが熱いうちに一冊、本を手に取ってみてはいかがでしょうか?
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2016年10月27日
とにかくoutput
今はこの本で勉強しています、。
なぜ学び合いの授業をさせるのでしょう?
なぜアクティブラーニングなのでしょうか?
理由はいろいろあると思います。
子ども同士の関係がよくなるとか。
子どもが意欲的になるとか。
より深い学習につながっていくとか。
もちろん、ここに出てきた理由ひとつ取っても、十分アクティブ・ラーニングをするに値するものだと思います。
私自身は、学び合いの授業をするにあたって、子どもの学力保証につながるなと感じました。
例えば、一斉授業で国語の授業をしていたとします。
私が何か発問したとしても、答えるのは1人ずつなはずです。
5分間発言タイムを取ったとしても、多くて10人程度しか発言できないのでしょうか?
学び合いにすると、一斉にクラス中が活動を始めます。
2人ペアなんてのを作らせると、否が応でも発言する機会はたくさん取れます。
なんせ、自分が話をしないと、先に進めないからです。
もちろん、そのための教材研究は必要です。
ですが、一番大事にしたいoutputの機会をクラス全員が今までよりはるかに多くの発言権が与えられます。
単純な仕組みですが、それってすごくないですか?
私が今まで見てきた子たちは、inputがとても上手でした。
しかし、outputが苦手です。
自分の考えを適切に伝えられません。
どう伝えればいいのかもわかりません。
そういった弱点が分かっているのだから、普段の授業から発言の機会を増やすのは必然の流れとなります。
とにかくoutputを意識した授業を考えていると、アクティブ・ラーニングを意識した授業が一番いいのではないかという結論になりました。
『とにかく発言を』
45分の授業で、誰もが10回は発言の機会をもたせましょう。
とにかくoutputさせましょう。
それがやがて大きな力となって帰ってくることを信じて。
「やってみよう!」と、心が動いたあなた!
気持ちが熱いうちに一冊、本を手に取ってみてはいかがでしょうか?
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なぜ学び合いの授業をさせるのでしょう?
なぜアクティブラーニングなのでしょうか?
理由はいろいろあると思います。
子ども同士の関係がよくなるとか。
子どもが意欲的になるとか。
より深い学習につながっていくとか。
もちろん、ここに出てきた理由ひとつ取っても、十分アクティブ・ラーニングをするに値するものだと思います。
私自身は、学び合いの授業をするにあたって、子どもの学力保証につながるなと感じました。
例えば、一斉授業で国語の授業をしていたとします。
私が何か発問したとしても、答えるのは1人ずつなはずです。
5分間発言タイムを取ったとしても、多くて10人程度しか発言できないのでしょうか?
学び合いにすると、一斉にクラス中が活動を始めます。
2人ペアなんてのを作らせると、否が応でも発言する機会はたくさん取れます。
なんせ、自分が話をしないと、先に進めないからです。
もちろん、そのための教材研究は必要です。
ですが、一番大事にしたいoutputの機会をクラス全員が今までよりはるかに多くの発言権が与えられます。
単純な仕組みですが、それってすごくないですか?
私が今まで見てきた子たちは、inputがとても上手でした。
しかし、outputが苦手です。
自分の考えを適切に伝えられません。
どう伝えればいいのかもわかりません。
そういった弱点が分かっているのだから、普段の授業から発言の機会を増やすのは必然の流れとなります。
とにかくoutputを意識した授業を考えていると、アクティブ・ラーニングを意識した授業が一番いいのではないかという結論になりました。
『とにかく発言を』
45分の授業で、誰もが10回は発言の機会をもたせましょう。
とにかくoutputさせましょう。
それがやがて大きな力となって帰ってくることを信じて。
「やってみよう!」と、心が動いたあなた!
気持ちが熱いうちに一冊、本を手に取ってみてはいかがでしょうか?
アクティブ・ラーニング関係の本はこちら
その他、学習指導関連の本はこちら
2016年10月17日
これまでのまとめ4
先日から続いている「これまでのまとめ」シリーズ。
今回は、ついに第4弾!
4つの段階のうちのラスト、「締めくくり」についてです。
ちなみに、私の考えアクティブ・ラーニング成立のための4つの段階とは、次のようなものです。
@事前準備
A導入
B活動中
C締めくくり
授業も終盤を迎え、一通り意見交流も終わりました。
何かクラスとして新しい考えが芽生えていれば、それも良し。
特に目新しいものは生まれていなくても、子どもなりに学ぶものがあれば、それもまた良し。
その授業の到達度は、本当に人それぞれです。
では、その到達度をどのようにして判断しましょう?
全員一律のテストを実施して、点数化できるものではありませんので、やはり振り返りができるものをさせなければいけないかと思います。
その振り返りをどのように扱うかはまた今後の課題として、言葉としてどの子がこの授業でどのような学びがあったのかということを掴むのは大切なことだと思います。
自分の発言がしっかりできたとか、友だちの意見を聞いて考えが変わったり、深めたりできたとか。
言葉だからこそわかるものもありますので、そこはしっかりと時間をとってさせてあげたいですね。
また、それをすることで、自分自身も振り返ることができ、次にどう取り組めばいいのか考えるきっかけにもなります。
私はとにかくたくさん書かせたいと思って、「質より量プリント」と名付けています。
どんな些細なことでもいいから、たくさん書かせることを第一としています。
何も言わなければ、子どもたちはキレイに書こうとしがちですので、このネーミングはなかなか秀逸だと自負しています。
また、振り返りのプリントを読んで、次の課題を決めるときもあります。後出しジャンケン的であまり好きではありませんが、こちらの期待した部分まで考えを深めることができなかった場合、どこまで理解して、どの段階でダメだったのかというのも知ることができます。
ですので、次の時間にその部分を考えさせるような揺さぶりをかける発問をすれば、効果的に子どもの思考を活性化させることができると思います。
方法は違えど、今年になってより、振り返るの大切さを感じられました。
何事もやりっぱなしは一番良くありませんので、振り返りの時間込みで、授業を計画してほしいと思います。
「やってみよう!」と、心が動いたあなた!
気持ちが熱いうちに一冊、本を手に取ってみてはいかがでしょうか?
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今回は、ついに第4弾!
4つの段階のうちのラスト、「締めくくり」についてです。
ちなみに、私の考えアクティブ・ラーニング成立のための4つの段階とは、次のようなものです。
@事前準備
A導入
B活動中
C締めくくり
授業も終盤を迎え、一通り意見交流も終わりました。
何かクラスとして新しい考えが芽生えていれば、それも良し。
特に目新しいものは生まれていなくても、子どもなりに学ぶものがあれば、それもまた良し。
その授業の到達度は、本当に人それぞれです。
では、その到達度をどのようにして判断しましょう?
全員一律のテストを実施して、点数化できるものではありませんので、やはり振り返りができるものをさせなければいけないかと思います。
その振り返りをどのように扱うかはまた今後の課題として、言葉としてどの子がこの授業でどのような学びがあったのかということを掴むのは大切なことだと思います。
自分の発言がしっかりできたとか、友だちの意見を聞いて考えが変わったり、深めたりできたとか。
言葉だからこそわかるものもありますので、そこはしっかりと時間をとってさせてあげたいですね。
また、それをすることで、自分自身も振り返ることができ、次にどう取り組めばいいのか考えるきっかけにもなります。
私はとにかくたくさん書かせたいと思って、「質より量プリント」と名付けています。
どんな些細なことでもいいから、たくさん書かせることを第一としています。
何も言わなければ、子どもたちはキレイに書こうとしがちですので、このネーミングはなかなか秀逸だと自負しています。
また、振り返りのプリントを読んで、次の課題を決めるときもあります。後出しジャンケン的であまり好きではありませんが、こちらの期待した部分まで考えを深めることができなかった場合、どこまで理解して、どの段階でダメだったのかというのも知ることができます。
ですので、次の時間にその部分を考えさせるような揺さぶりをかける発問をすれば、効果的に子どもの思考を活性化させることができると思います。
方法は違えど、今年になってより、振り返るの大切さを感じられました。
何事もやりっぱなしは一番良くありませんので、振り返りの時間込みで、授業を計画してほしいと思います。
「やってみよう!」と、心が動いたあなた!
気持ちが熱いうちに一冊、本を手に取ってみてはいかがでしょうか?
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