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2016年12月13日

Apple TV

教室にあったら便利な道具たち

まず筆頭に思い浮かぶのは、みなさんご存知の「Apple TV」です。
IMG_1592.JPG

使う前は、「いる??」と、懐疑的な気持ちでしたが、今ではなくてはならない相棒にまでのぼりつめました。
やっぱり、売れるのには理由があるのですね。

私のお気に入りポイントは、「ミラーリング」です。

何せ、見せたいものをすぐに映し出せます。
撮ってきた写真や動画、作ってきたプレゼンのスライドショーなど、使いたい時にワイヤレスで表示ができます。
私の職場には、一部屋だけ天井から吊り下げ型で設置されたプロジェクターがあります。
そこで授業する時に最も威力を発揮します。

見せたいものが見つかったら、
⑴プロジェクターの電源ON
⑵Air playでApple TVと接続
で、ミラーリングの完了です。
たった2ステップです。
だから、子どもから質問があった時にも、すぐにスマホで調べてAir playということもできます。

他にも、机間巡視していいノートを見つけたら、その場でカメラに映してみんなで共有。
そんな使い方もできます。

とにかくお手軽なのがいいですね。

しかも、第3世代なら、価格的にも非常に安い!(残念ながら、第3世代は生産終了になって、手に入れることが難しくなりました…。)
ミラーリングに使うのが主なので、容量も気にする必要はないですし、昨日の充実もありません。
とにかくミラーリングできればいいのです。
探せば他のメーカーでも安くて同じような製品があるかもしれませんが、iPhoneを使っている私にとっては、Apple TVは最高の相棒です。

少し前に、Bluetoothでも接続して使えるようになりました。
これが神アップデートで、要は、体育館のようなWi-Fiが届かない場所でも使えるようになりました。
これも、痒いところに手が届く的なありがたさがあります。


使う前は、いろいろと難しそうと思うのがマルチメディア機器の難点ですよね。
しかし、Apple製品は、直感的に使えるのがいいところでもあります。
HDMI端子のあるテレビかプロジェクターは必須ですが、騙されたと思って一度お試しあれ!


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2016年11月11日

理科におけるアクティブ・ラーニング

今はこの本を読んで勉強しています。

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理科という教科は、アクティブ・ラーニングの授業をしやすい教科なのかなと個人的には思っています。
なぜなら、導入の段階で、子どもがわくわくするような課題を提示しやすいからです。
子どもがそうならば、子どもが主体的に活動する授業を展開するのは容易いことです。

理科の授業の典型的なパターンは、次のようなものです。

「問題の提示」→「予想」→「実験計画の作成」→「実験」→「結果」→「まとめ」

昔からあるパターンのようですが、「実験計画の作成」という項目が、斬新な項目かなと思います。
従来の教師から与えられる実験をするのではなく、自分たちが予想した事象をどのようにしたら明らかにできるのかということを考えさせていくのです。
ただし、いざ実験の段階では、各班バラバラな実験をさせてしまうと、準備の負担も危険性も増してしまうので、そこは毎時間各班同様のものをさせていくということで良いと思います。

結果は、ありのままを書かせることを指導します。まとめでは、結果からわかることを自分の言葉にさせていきます。
どちらも苦手とする子が多いですので、焦らず一年かけてできるようにさせていければいいと思います。

ここまでがしっかり指導できていれば、まとめを発展させて次の疑問を出してこれると思います。

この理科の授業を進めるにあたって、大切な事が2つ書いてありました。

1つ目は、子と教師の信頼関係が築けているかどうかです。
アクティブ・ラーニングは、性質上、たくさんの発言が必要となります。
そこで、その発言を引き出さなければいけません。
発言量は教師との安心感に比例していきます。
子ども一人ひとりとしっかり繋がっている事が何よりも大事になってきてきます。授業も大切ですが、子どもとの繋がりも大切にしましょう。

2つ目は、子ども同士のつながりです。
教師との関係のように、子ども同士の関係も大切になってきます。
目標は、誰とでも組になって実験できる関係づくりです。
特に高学年になると、友だち同士のグループ化が進んでくるので、好き嫌いの関係がはっきりと出てきます。
それを出させない雰囲気づくりをしていきましょう。
究極のことを言えば、嫌いな子であっても、実験を進めるためなら協力できるように育てていかなければいけないということです。
なかなか難しいですけどね。

理科は、授業の型がある程度決めやすい教科だと思います。
だからこそ、より良い授業を目指すためにも、人と人の関係づくりに力を入れていきましょう!



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2016年11月08日

決められた答えのない問いに対して…

今は、この本を読んで勉強しています。

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アクティブ・ラーニングの真髄といえば、「決められた正解のない問いに対して、最適解を考えていく姿勢」だと思います。

学び合いのように、決まった答えが明確にあることに対して、全員で課題を達成させる活動も、大切だと思います。
クラスで話し合いをして、新しいルールや考え方をみんなで創っていくのも、大切だと思います。

しかし、まだ見ぬ未来に向けて、最適な答えを考えていく取り組みも、すごく大切だと思います。

私は、学校というのは、社会に出るための準備をする場所だと思っています。
そこで勉強する内容は、直接的に将来役に立つことは少ないかもしれません。
しかし、問題を解くに当たって自然と身についている、「先を見通す力」や「現状を正確に把握する力」というものは、非常に大切な能力だと思っています。
そのために国語や算数があり、学年に応じて目標が定められているはずなのです。

アクティブ・ラーニングが大きく取り上げられているのも、この活動の流れが、大人の世界で仕事として進められている流れに非常に近いものがあるからだと思っています。
将来に役立つ力だからこそ、全国で取り組んでいこうと盛り上がっているはずなのです。

未知の課題に対して、対処法の最適解を探していくのは、私たち大人からすれば極々日常的な活動です。
私たちの仕事は、未知へのトライの連続です。
子どもたちの授業のように、始めから答えが用意されている仕事なんてほとんどありません。
だから、子どものうちからそのような課題にも挑戦できるような姿勢は習得させる必要があるのです。

未知への挑戦、大人だけではなく、子どももきっとワクワクしてくるはずなんです。

そのためにも、課題設定はしっかり考えましょう。
どれだけ素晴らしい展開を考えていても、課題が興味の持てるものでなければ、子どもの心は揺さぶられません。
これはしっかり考えていきたいという、提示の仕方、話し方をしっかり用意する必要があります。
出会いは大事ですからね。
逆を言うと、課題提示がしっかりできれば、子どもは勝手に個人的に動き出します。
それが最高のスタートですよね。

答えのない問いに対してどこまで考えられるか、その力が一番大切なものだと思っています。
その力をもっともっと伸ばせていけるように、日々勉強です。



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