2018年04月23日
金融庁認可済の16取引所が規制団体設立
こんばんわ、ぽこちゃんです。
本日18時より自主規制団体設立の記者会見が
行われました。
金融庁から自主規制団体としての認定を目指し
システム障害、利用者への補償、広告などに
関する自主規制を設けることで
その実効性を確保するための事務局や
組織体制を整備していくとしてます。
自主規制団体の会長には
マネーパートナーズ代表取締役の奥山氏
副会長には
BitFlyer代表取締役の加納氏が選任。
自主ルールの中で最も重要だと認識しているのものは?
セキュリティ面と内部管理体制の整備のみならず
取引ルールや広告、開示情報の整備に
ついても速やかな対応が求められている。
健全な市場の発展のため
金融庁の方でもワーキンググループが
発足している中で、消費者保護の
視点に立った上で優先順位を検討している。
申請の目処については?
当局が速やかに認定できるよう整備していくが
当局の意向も関わってくるので
どれほど急いだとしても
1〜2ヶ月では難しい部分もある。
取り扱い通貨とICO規制については?
暗号通貨研究会が開かれているため
ICO規制など規則についてはそちらで進める。
ICOやインサイダー取引についても
透明化とルール整備が必要。
レバレッジ取引についても
自主規制で対応していきたい。
企業の情報開示については?
全てを提示するのは難しい。
外国為替でも全て開示されてはいない。
登録業者16社のデータについては
既に暗号通貨研究会の方で提出済。
各社でマニュアル、分別管理が異なる状況には
ならないようにする。
みなし事業者や登録申請中の事業者との関わり方は?
みなし事業者に対しては
正会員とするか議論中だが
なるべく進めていきたい。
16社だけでは、認定自主規制団体としての
コスト感は賄いきれないため
より多くの新規事業者が生まれるようにする。
団体の合意形成方法は?
理事会における決議要件は
過半数になるが、全体の合意として
「原則、全会一致」を目指している。
一部の賛成だけで自主規制が
進んでいくことは避けたいと考えている。
金融庁の取り締まり強化による登録の遅れについては?
申請の自主取り下げが増えているのは残念だが
現状でも多数の企業が
申請を行なっている現状がある。
制度要件をしっかり満たす水準に
見合った会社にきちんと登録が下りるのは
当然のことであり、一社でも多く登録業者が増え
自主規制団体の参加事業者が増えることを願っている。
内部管理態勢とセキュリティ対策を進める上でネックとなるものは?
外国為替など金融で同様の問題がある。
罰則や罰金の規定を整備することも必要。
厳しくし過ぎるのは業界発展の妨げとなり
緩いと投資者保護に差し障りが出るので
バランスが重要だ。
会員を処分できる権限を整備していくが
罰則・罰金や不服審査も同時に整備して
牽制機能として自主規制を整備していきたい。
セキュリティについては?
セキュリティの専門家と議論を重ねているが
コールドウォレットやマルチシグなど
新しい技術がある中で暗号通貨ならではの
セキュリティが求められる。
クレジットカードであれば処理自体を
無効にすることもできるが、
暗号通貨で秘密鍵が漏洩してしまった場合は
無効にする手段がない。
よって、今まで以上に厳しいセキュリティが
業界に求められている。
ホワイトリストの追加については?
ICOなどの発行体については、
まだまだ整備されていない。
新規暗号通貨の取り扱い(上場)に関しては
業界の発展のために必要だと考えている。
暗号通貨技術に精通したエンジニアの獲得は?
全体の人材不足は事実だが
登録業者については
ノウハウと知見を持ったエンジニアが
十分在籍している状況にある。
業界のセグメント自体が
発展途上にあるので
慢性的な人材不足はやむを得ない。
処罰はどのように決定していくのか?
規定については理事会をもって決定。
通常の認定団体は自主規制委員会を設置し
有識者も参加する可能性もある。
罰則のないガイドラインを
まず設定するのが通常であり
処罰についても当然
専用の委員会が設置される。
公正取引委員会に確認しつつ
理事会で最終的に決定していく。
その過程で不服審査を
受け入れる牽制機能も用意したい。
セキュリティ標準はどの程度の粒度を求めるのか?
セキュリティは大きく2つに大別される。
SSLやファイアーウォールなどの従来の基準
ブロックチェーンならではの基準。
秘密鍵の管理方法やモニタリングなどの
ディファレンスモデルを制定する必要があるが
海外では暗号通貨セキュリティ標準規格
(Crypto-currency Security Standard : CCSS)という
コールドウォレットなどについて定めた基準がある。
新しい技術を排除するものであってはならず
業界全体でセキュリティ基準を高めていきたい。
本日18時より自主規制団体設立の記者会見が
行われました。
金融庁から自主規制団体としての認定を目指し
システム障害、利用者への補償、広告などに
関する自主規制を設けることで
その実効性を確保するための事務局や
組織体制を整備していくとしてます。
自主規制団体の会長には
マネーパートナーズ代表取締役の奥山氏
副会長には
BitFlyer代表取締役の加納氏が選任。
自主ルールの中で最も重要だと認識しているのものは?
セキュリティ面と内部管理体制の整備のみならず
取引ルールや広告、開示情報の整備に
ついても速やかな対応が求められている。
健全な市場の発展のため
金融庁の方でもワーキンググループが
発足している中で、消費者保護の
視点に立った上で優先順位を検討している。
申請の目処については?
当局が速やかに認定できるよう整備していくが
当局の意向も関わってくるので
どれほど急いだとしても
1〜2ヶ月では難しい部分もある。
取り扱い通貨とICO規制については?
暗号通貨研究会が開かれているため
ICO規制など規則についてはそちらで進める。
ICOやインサイダー取引についても
透明化とルール整備が必要。
レバレッジ取引についても
自主規制で対応していきたい。
企業の情報開示については?
全てを提示するのは難しい。
外国為替でも全て開示されてはいない。
登録業者16社のデータについては
既に暗号通貨研究会の方で提出済。
各社でマニュアル、分別管理が異なる状況には
ならないようにする。
みなし事業者や登録申請中の事業者との関わり方は?
みなし事業者に対しては
正会員とするか議論中だが
なるべく進めていきたい。
16社だけでは、認定自主規制団体としての
コスト感は賄いきれないため
より多くの新規事業者が生まれるようにする。
団体の合意形成方法は?
理事会における決議要件は
過半数になるが、全体の合意として
「原則、全会一致」を目指している。
一部の賛成だけで自主規制が
進んでいくことは避けたいと考えている。
金融庁の取り締まり強化による登録の遅れについては?
申請の自主取り下げが増えているのは残念だが
現状でも多数の企業が
申請を行なっている現状がある。
制度要件をしっかり満たす水準に
見合った会社にきちんと登録が下りるのは
当然のことであり、一社でも多く登録業者が増え
自主規制団体の参加事業者が増えることを願っている。
内部管理態勢とセキュリティ対策を進める上でネックとなるものは?
外国為替など金融で同様の問題がある。
罰則や罰金の規定を整備することも必要。
厳しくし過ぎるのは業界発展の妨げとなり
緩いと投資者保護に差し障りが出るので
バランスが重要だ。
会員を処分できる権限を整備していくが
罰則・罰金や不服審査も同時に整備して
牽制機能として自主規制を整備していきたい。
セキュリティについては?
セキュリティの専門家と議論を重ねているが
コールドウォレットやマルチシグなど
新しい技術がある中で暗号通貨ならではの
セキュリティが求められる。
クレジットカードであれば処理自体を
無効にすることもできるが、
暗号通貨で秘密鍵が漏洩してしまった場合は
無効にする手段がない。
よって、今まで以上に厳しいセキュリティが
業界に求められている。
ホワイトリストの追加については?
ICOなどの発行体については、
まだまだ整備されていない。
新規暗号通貨の取り扱い(上場)に関しては
業界の発展のために必要だと考えている。
暗号通貨技術に精通したエンジニアの獲得は?
全体の人材不足は事実だが
登録業者については
ノウハウと知見を持ったエンジニアが
十分在籍している状況にある。
業界のセグメント自体が
発展途上にあるので
慢性的な人材不足はやむを得ない。
処罰はどのように決定していくのか?
規定については理事会をもって決定。
通常の認定団体は自主規制委員会を設置し
有識者も参加する可能性もある。
罰則のないガイドラインを
まず設定するのが通常であり
処罰についても当然
専用の委員会が設置される。
公正取引委員会に確認しつつ
理事会で最終的に決定していく。
その過程で不服審査を
受け入れる牽制機能も用意したい。
セキュリティ標準はどの程度の粒度を求めるのか?
セキュリティは大きく2つに大別される。
SSLやファイアーウォールなどの従来の基準
ブロックチェーンならではの基準。
秘密鍵の管理方法やモニタリングなどの
ディファレンスモデルを制定する必要があるが
海外では暗号通貨セキュリティ標準規格
(Crypto-currency Security Standard : CCSS)という
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