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2015年12月13日
スラムダンク その後 〜Another Story 国体編 Part48 それぞれの夜
弥生のお腹が満たされ、中村の財布がすっからかんになっていたころ、秋田と
神奈川もそれぞれの時間を過ごしていた。
秋田は、堂本監督がメンバーを集めていた。
堂本「ようやくだな。湘北のメンバー達にリベンジをする場面がきた。
早速見せたいビデオがある。」
河田「ん!?何のビデオだろう?」
一ノ倉「湘北戦のビデオかな?」
堂本「まあ見てみろ。」
堂本が見せた映像には、良く知れた顔が映っていた。
沢北が映っていたのだ。しかもボロボロの。
アメリカに挑戦して、約1か月。やっと練習についていけるようになった程度
に見えた。あの、日本でのナンバーワンプレーヤーである沢北でさえ、この
有様なのだ。
深津「いい刺激になったピョン。アイツも頑張っているピョン。」
河田「そうだな。アイツがいないから負けたといわれたくないしな。」
そうこうしてビデオが終わりかけた最後に、沢北からのメッセージが始まった。
沢北「先輩方。沢北です。
こちらの練習はなかなか楽しいですよ。
誰もが河田さんみたいで、パワーとスピードと技術があって、毎日
刺激的です。
このビデオを見ている頃は、決勝戦のころかと思います。
私がいなくても愛知?神奈川?福岡?相手がどこかわからないですが、
勝てますよね?まさか、敗けたりしないですよね?
敗けたら、冬は帰ってあげますから声をかけてください。では。」
(ゴォオオオオオーーー)
山王のメンバーに火が付いた。
深津「調子に乗っているピョン。明日は勝って、アイツに見せつけてやるピョン。」
中山「明日は、僕が沢北さんの代わりを・・・。」
堂本「そう、肩に力を入れるな。沢北は沢北。お前はお前だ。
このチームへのフィット具合から言うとお前の方がフィットするかも
しれん。お前の力を信じているぞ。」
中山「ハイッ!!」
その頃、神奈川は、神奈川が誇る監督が勢ぞろいしていた。
高頭監督、田岡監督、安西先生の3名だ。
田岡「高頭よ。明日のスタメンはどうするんだ?今日の藤真は素晴らしかったが。」
高頭「・・・。」
安西「牧君がスタメンでしょう。」
高頭「あ、安西先生。」
安西「確かに藤真君も神奈川では抜けたポイントガードです。
しかし、牧君がナンバーワンだ。」
高頭「そういっていただけると助かります。正直、今日の藤真の出来は、想像
以上でしたので悩んでいました。」
田岡「まあ、そうか。三井はどうするんだ?」
高頭「スタメンで行きます。アイツは決勝で活躍したいから準決勝は休ませて
くれって言ってきたんだ。だからよほど変なプレーをしなければ、
メンバーから外さないつもりだ。」
田岡「準決勝は勝てると見込んでいたのか。
三井は、やはりウチに欲しかったなぁ。
仙道とのコンビが見てみたかった。」
安西「明日は、きっとその二人がカギを握りますよ。
総合力で勝負しなければ秋田には勝てないでしょう。
今日のような個人技で乗り切れる相手ではない。
いくら神奈川のメンバーのメンバーの力が優れていても。」
(ガチャ)
入ってきたのは藤真だった。
(続く)
神奈川もそれぞれの時間を過ごしていた。
秋田は、堂本監督がメンバーを集めていた。
堂本「ようやくだな。湘北のメンバー達にリベンジをする場面がきた。
早速見せたいビデオがある。」
河田「ん!?何のビデオだろう?」
一ノ倉「湘北戦のビデオかな?」
堂本「まあ見てみろ。」
堂本が見せた映像には、良く知れた顔が映っていた。
沢北が映っていたのだ。しかもボロボロの。
アメリカに挑戦して、約1か月。やっと練習についていけるようになった程度
に見えた。あの、日本でのナンバーワンプレーヤーである沢北でさえ、この
有様なのだ。
深津「いい刺激になったピョン。アイツも頑張っているピョン。」
河田「そうだな。アイツがいないから負けたといわれたくないしな。」
そうこうしてビデオが終わりかけた最後に、沢北からのメッセージが始まった。
沢北「先輩方。沢北です。
こちらの練習はなかなか楽しいですよ。
誰もが河田さんみたいで、パワーとスピードと技術があって、毎日
刺激的です。
このビデオを見ている頃は、決勝戦のころかと思います。
私がいなくても愛知?神奈川?福岡?相手がどこかわからないですが、
勝てますよね?まさか、敗けたりしないですよね?
敗けたら、冬は帰ってあげますから声をかけてください。では。」
(ゴォオオオオオーーー)
山王のメンバーに火が付いた。
深津「調子に乗っているピョン。明日は勝って、アイツに見せつけてやるピョン。」
中山「明日は、僕が沢北さんの代わりを・・・。」
堂本「そう、肩に力を入れるな。沢北は沢北。お前はお前だ。
このチームへのフィット具合から言うとお前の方がフィットするかも
しれん。お前の力を信じているぞ。」
中山「ハイッ!!」
その頃、神奈川は、神奈川が誇る監督が勢ぞろいしていた。
高頭監督、田岡監督、安西先生の3名だ。
田岡「高頭よ。明日のスタメンはどうするんだ?今日の藤真は素晴らしかったが。」
高頭「・・・。」
安西「牧君がスタメンでしょう。」
高頭「あ、安西先生。」
安西「確かに藤真君も神奈川では抜けたポイントガードです。
しかし、牧君がナンバーワンだ。」
高頭「そういっていただけると助かります。正直、今日の藤真の出来は、想像
以上でしたので悩んでいました。」
田岡「まあ、そうか。三井はどうするんだ?」
高頭「スタメンで行きます。アイツは決勝で活躍したいから準決勝は休ませて
くれって言ってきたんだ。だからよほど変なプレーをしなければ、
メンバーから外さないつもりだ。」
田岡「準決勝は勝てると見込んでいたのか。
三井は、やはりウチに欲しかったなぁ。
仙道とのコンビが見てみたかった。」
安西「明日は、きっとその二人がカギを握りますよ。
総合力で勝負しなければ秋田には勝てないでしょう。
今日のような個人技で乗り切れる相手ではない。
いくら神奈川のメンバーのメンバーの力が優れていても。」
(ガチャ)
入ってきたのは藤真だった。
(続く)