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2015年06月12日

スラムダンク その後 〜Another Story 国体編 Part19 天才参上

晴子「桜木くーん。」


リハビリをしている桜木に声がかかる。


桜木「は、晴子さん。ど、どうしてここに?


   (まさか、この天才が恋しくて?)」
   
   
彩子「なーにを期待してるのよ。さぁ、行くわよ。」


桜木「あ、彩子さん。ど、どうしてここに?」



彩子「何を同じ質問を繰り返しているのよ。さっさと用意して。」



筋肉オヤジ「はっはっは。かわいいねーちゃんがお見舞いに来てくれて興奮してんなー、赤坊主。」


桜木の主治医である筋肉オヤジが入ってきた。


筋肉オヤジ「安西のオヤジがお前を連れて試合を見に行きたいといってな。


      最近、リハビリも頑張っているからちょっとしたご褒美だ。」
      
      
桜木「ぬ!?オヤジが?」


(ガチャ)


安西「おや、桜木君。聞いてなかったのかね?今から名古屋に出発ですよ。」


桜木「名古屋!?国体か?」


安西「そうです。明日の午後から神奈川代表と大阪代表の試合です。


   湘北のメンバーの頑張りと冬の選手権に向けて、桜木君の課題を見つけに行きましょう。」
   
   
桜木「この天才に限って課題などなーーーい!」


   
晴子「桜木君、インターハイの時に、私が行ったことを覚えてる?

  
   桜木君の成長することが一番、全国制覇に近づくのよ。
   
   
   安西先生と一緒に行きましょう。(私も流川君を見に行きたいし。)」
   
   

桜木「は、晴子さん、行きましょう。行きましょう。」


筋肉オヤジ「ふっふっふ。そうと決まればこれが遠征中のリハビリメニューだ。


      サボらずやってこい。」
      
      
桜木「これだけでいいのか?この天才には物足りない量だぞ。」



筋肉オヤジ「はっはっは。元気だな。それと、これも忘れるな!」


筋肉オヤジが差し出したのは、特製プロテインだった。



桜木「(どっどーーーん!)こ、これだけは・・・。」



桜木は、毎日飲まされている激マズ特製プロテインが大の苦手だった。


筋肉オヤジ「これで、良質な筋肉が構築されるんだ。さっきのメニューがすんだら

   
      必ず飲むんだぞ。」
      
      
彩子「さあ、着替えも持ってきたんだから。神奈川メンバーが負けるまでは名古屋よ。


   さあ急いで、バスに乗り込むわよ。」
   

安西がバスをチャーターしていた。


そんなやり取りがある病室で行われ、バスに向かうとそこには、陵南の田岡監督、福田が乗っていた。
   

桜木「フクちゃん!?」


田岡「あ、安西先生。このたびはご一緒させていただくことになりありがとうございます。」



安西「呉越同舟ですよ。これから湘北が強くなるには、陵南高校にも強くなってもらわねば困ります。


     福田君。調子はどうですか?」
     
     
福田「・・・。歩けるくらいにはなったが、練習はまだだ。」


田岡「こ、こらっ!ちゃんと敬語を使え。」


安西「ほっほっほ。順調に回復して何よりです。それでは出発しましょう。」


(試合当日)


試合会場では、山王工業が一足先にベスト8を決めていた。



河田「さて、今日は注目だな。」


深津「神奈川がシードだが、大阪もなかなかやるピョン。


   いい勝負になると思うピョン。」
   
   
そこへ、桜木が現れた。



河田「おおっ。赤坊主。怪我の具合はいいのか?」


桜木「ぬ。ま、丸ゴリ。この天才は、ケガなどに負けるはずがない。


   今回は、3年生に花を持たせただけだ。
   
   
   本来なら選ばれて当然だからな。」
   
   
   
河田「まぁ、ケガがそれほどでもなくてよかったな。



   冬の選手権には出れそうだが。次は負けねぇぞ。」
   
   
   
桜木「はっはっは。せいぜい庶民どもはしっかり練習をしなさい。


   天才に追いつくために。」
   
   
河田「相変わらずだな・・・。」



宮城「おっ!花道、どうしてここに?」



桜木「リョーちん。オヤジに連れてきてもらったんだ。」


彩子「リョータ。しっかり練習してる?」


宮城「あ、アヤちゃん。き、来てくれたの?手紙ありがとう!」



彩子「落ち込んでなくてしっかり頑張るのよ。


   そして、冬の選手権も私を全国に連れていくこと!」
   
   
赤木「晴子!よく来たな。安西先生、どうもありがとうございます。」



安西「ほっほっほ。今日の試合は期待していますよ。


   赤木君の頑張りに期待していますよ。」
   
   
   
そんな中、二人の人影が遅れて入ってきた。



流川と三井だ。二人ともあくびをしていた。
   
   
   
高頭「遅いぞ、二人とも。スタメンを外すことも検討しないとな。」


三井「さ、さっさ。こちらにお座りください。監督様」



宮城・清田「(ず、ずりぃ)」


高頭「まあよい。今日の試合は、思い切って走り回ってこい。



   相手が得意としているラン&ガンで競り負けるな。」
   
   
   
高頭の言葉は続いた・・・。








(続く)
posted by だんす at 00:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | 国体編
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