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2023年04月27日

4年前の今日

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民家型模型店ぷらも屋さんプレオープン初日でした。
確か27日28日だったかな?プレオープンとして
正式営業は5月に入ってから開始致しました。
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いくばくか面影はありますが、今とは配置も違うのは当然
殆どの什器が入れ替わってます。
当時開店に際して地元店舗様の品数を調べて、これでも南信地域一番キット数が陳列してあったのですけど、今の半分以下ですね。
と言う事は今の在庫量って、かなり過剰なんじゃ無いかと胃が痛くなって来ました。

そんな訳で5年目に突入する、民家型模型店ぷらも屋さんを今後もよろしくお願い申し上げます。

塗料のお話

塗料って普段使ってるけど、あんまり意識した事ないですよね。
なんで色がついて、それが取れずにいるのか?とか
まぁ普通は考えないとは思いますけど
簡単に塗料って何?ってお話を書きたいと思います。

塗料の構成
顔料
樹脂
溶剤
まぁ乱暴に言うとこの3種類で成り立ってます。
実際は展開剤だったり消泡剤だったり他にも色んな物が入ってるですけど
ここでは割愛して説明致します。

塗料の色の源は顔料です。
遥か昔は石だったり土だったりと細粒って表現で合ってるかわかりませんけど
まぁめちゃ細かい粉です。

土をさわれば手に土がつきますよね。
要は土色が手についた様なものです。

でも、払ったら洗えばその土も綺麗になって手は元通り

この払っても洗っても取れなくするための物が【樹脂】です。

昔は松脂や漆なんかを用いたので【樹脂】って言われるんだと思います。

この樹脂は固形です。
なので塗装した面を触ってもベタベタしないですよね。

でも固形のままじゃ塗装出来ないです。
そこでその樹脂を溶解する【溶剤】の登場です。

溶剤で樹脂を溶かして、その中に顔料を入れる
それが塗料です。

塗装すると溶剤成分が揮発して樹脂が残されます。
顔料は残された樹脂により閉じ込められてるので、触っても簡単に取れるような事はありません。

この顔料を固定する樹脂をバインダーと言います。

塗料にも色々種類がありますけど
プラモデル用は主に【アクリル樹脂】塗料ですよね。
文字通り樹脂成分がアクリルなのです。
あとはこの樹脂をどうやって溶かしてるのか?

溶剤を用いたものは、Mr.カラーやガイアカラーなどの所謂ラッカーと呼ばれるもの

水と水溶性の溶剤で樹脂を溶かしてるのが、タミヤアクリルや水性ホビーカラーなどの水性塗料

溶剤で溶かすのではなく、水と鏡面活性剤で樹脂と水を混ぜて乳化させたものがエマルション塗料

アクリジョンやシタデルカラーなどがこれにあたります。

どの塗料にしても
溶剤ないし水分が揮発することにより、樹脂が残されて塗膜が形成されるのです。

エマルション塗料に関しては、模型用はわかりませんけど反応効果剤が展開されていて水分蒸発と共に乳化が解除されると同時に本によっては重合って書かれてましたが化学反応により、より強固に樹脂分を固める作用があるようです。

一般的に塗膜強度の観点などでは、水性より油性所謂Mr.カラーやガイアカラーの方が強いと言われます。
これは溶剤により、より樹脂分を溶解出来るのと
溶剤の侵食作用によりプラ表面を侵して塗料が食いつく為だと思います。
水性塗料は文字通り半分は水で出来てるので、水はプラスチックを侵すことはありませんし、樹脂を溶かす力もないですからね。

エマルション系は硬化促進剤が入ってる所為か
完全乾燥後は塗膜は非常に強固です。
ただし、これも水と鏡面活性剤なのでプラスチックを侵食して食いつくわけではないので、塗膜は硬くても食い付きはMr.カラーなどには劣るのです。
それを利用して、乾燥後に実際に塗膜を剥がしたチッピングができたりするんですね。

かなり、大雑把に塗料に関して書きましたけど
知ってるとなんか役に立つの?と問われると
どうでしょうかね?



サーフェイサーってなんなのさ?

ちょっとTwitterで話題が流れて来たので、個人的な見解を書いて見ようかなぁと思います。

とにかくプラモ製作において「サフ吹き」をされる方は多いかと思います。

何故サフ吹きをするのか?
本塗装の食いつきを良くする為?
傷を隠す為?
色んな目的で行ってるか、もしくはよくわからんけど「塗装前にサフを吹くと読んだから」って方も多いかも知れません

そこでサーフェイサーとはなんなのか?
ちょっと書いていきます。

ズバリサーフェイサーとは下地調整材です。
さらに厳密に言うなら、下地作りの時短の為に存在します。

塗装対象物(ワーク)の表面を研磨して、平滑に整えて本塗装後の仕上がりを良くします。
その際、荒目の番手から研磨していく訳ですが、番手を上げるごとに前工程のヤスリ傷をしっかりと消していかないと行けません

例えば240で荒削りして
400番に移行して、さらに600番に移行していく場合
前工程のヤスリキズをしっかり消しながら次の番手に上げていくのは手間がかかります。

そこでサーフェイサーの出番です。
ある程度ヤスリキズが消えたかな?程度で、サフを入れて次の番手で研磨していくのです。
何故これが時短になるかと言うとサフは傷埋め効果があり微細なキズは埋めたり浅く出来るので、次工程の研磨時間が短縮出来るのです。

普通の塗料じゃダメなの?
と思うのも自然な事
普通の塗料とサフでは使われてる顔料が異なります。
サフは体質顔料といって炭酸カルシウムやタルクなどを用いています。
これらは増量剤の役割を果たして、傷の中に埋まる感じでしょうか?

【塗装の食い付きが良くなるからサフを塗装】
これは大きな勘違いです。
塗料の食いつきは、足つけと呼ばれる表面研磨により表面積を増やす事で食い付きを良くする事が塗装する上で大前提となります。
ギザギザざらざらの上に塗装すれば、噛み合う様に塗膜が形成されるので強固になるイメージです。

サーフェイサーは普通の塗料よりは仕上がり面が少しざらついてるので、普通の塗料同士の上塗りよりは食い付きが良いと言えなくもないのですけど
これもサフの塗り方次第で、平滑に上手に塗装すれば表面のざらつきはほぼなくなり、上塗りの食い付きは当然良くありません

その為、サフ塗装後も足つけ研磨は必要であり
本塗装前であれば、1000番程度で足つけ研磨してあげれば良いかと思います。

【塗料の食い付きを良くするのはプライマー】
さて塗りぱなしで上塗りをしたい時はどうするか?
足つけだけでは、塗料が食いつかない金属やレジン素材
これに使うのがプライマーという塗料になります。

乱暴な言い方をすればノリです。
ワークと塗膜の間を受け持つ粘着物だと思ってください。
ガイアカラーさんのマルチプライマーなんかが有名で聞いた事あると思います。

足つけが難しい形状のパーツなどで塗料の食い付きを良くしたい場合はプライマーを塗装しましょう。

さて、サーフェイサーの話を戻します。
もう一つサーフェイサーの大事な役割があります。

下地の均一化です。
例えば、エッチングパーツやレジンパーツも使う様なプラモの場合
方や金色、プラ部分はグレー、レジン部分はクリーム色と下地の素材だけでなく色味もバラバラになります。
ここにプライマーからサフ塗装することにより
色味は統一され、サフ塗膜と言う均一な下地が出来上がります。
これによって、本塗装後も全体にキチンとノリ、発色も均一化されます。

異種素材同士でなくても、成形色違い
赤と、青のパーツを白にしたいなんて時も
下地カラーを統一化していれば、発色ムラがない白塗装が出来ます。

最初の方にも書いた様にサーフェイサーは体質顔料を使用しており、キズ埋めだけでなく隠蔽力も強い為
そう言った下地カラーの統一化が比較的やりやすいのです。

【つまりサフはいるのかいらないのか?】
プラのワーク下地カラーが同一で、キチンと足つけ研磨が出来ているならサフはなくても良いです。
サフの分だけ塗膜が厚くなるので、小スケールモデルなんかは、スケール感を損なう恐れもあり
サフレスを好まれる方も実は多かったりします。

サフが必要なのは
下地の傷を埋めて、時短研磨したい
下地カラーを統一化したい
異種素材の組み合わせ
こう言った時に必要になると思ってください

【でもね】
まぁ深い事考えずに、毎回サフ塗装しても良いんですよ。
それで目的の仕上がりになるのであれば、それは必要な工程だったてことですし
まぁサフ吹いた所為で失敗したってパターンの方が少ないと思いますので

あとサフ塗装の効能があって
あれって工程のひと段落。区切りだったりするので
そこでサフ姿の模型を眺めながら、どう塗装するかあれこれ考えながら飲むのも、これはこれで趣きがあって楽しいですよね。

2023年04月26日

ヤスリがけの極意

プラモ製作でとにかく頻繁に登場する工具といえば【ヤスリ】
サンドペーパーであったり、スポンジヤスリであったり金ヤスリだったりと色々ありますけど、とにかく削ること工程はついて回りますよね。

ゲート処理程度であれば、特に意識することならヤスリを当てれば綺麗になるのですけど

合わせ目消しなんかを行った際に上手く行かない事ありませんか?
段差が解消されないとか、なんか後でみたらエッジがガタガタになっちゃったとか

【最初の番手が大事】
模型用【樹脂用】として売られてるものは、大抵400番手から1000番手の商品が多く好まれます。

皆さんは何番手からヤスリがけ始めますか?

一番多いのは400
僅差で600番手と言った感じでしょうか?


【320もしくは240】番手から初めて見てください

えっ240って木工用じゃん!ってツッコミ分かります。
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木工用って確かに書いてあります。

流石に180とかはいきずきなので、個人的には240をオススメします。

さて何故番手を下げるか?
一般に番手を下げると削る力は強くなります、その代わり表面は荒れてしまいます。
後々の塗装を考えると400か600で、はじめてやすり傷が出ない様にしたいと思うのは人情です。

しかしその、中途の番手から始めたことにより
段差は中々解消されず、ひたすらヤスリを当ててる間に面はガタガタになり、エッジはフニャフニャになってしまいます。

240番手で一気に段差を消して
形状を整えていくのを400から600
面を整えていくのを800から1000とやるだけで、実は時短にもなりますし綺麗に段差を解消した合わせ目消しも出来ると思います。

いや、まぁ自分もヤスリの達人ではないので、言い切れないのですけど

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金ヤスリでは、シモムラアレックのシャンブレードウルトラが240番手で凄く調子が良いです(宣伝)

そんな訳で、ちょっと番手を下げてヤスリがけ試してみませんか?

2023年04月18日

コンテスト結果発表

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今回はポケプラ筆塗りコンテストと30MMを用いたコンテストを開催して
店頭にて投票いただき、本日開票致しました。

ポケプラ筆塗りコンテスト
得票数一位 ブタハンドルさん

30MMMノーマル部門
得票数一位 takasin13さん

30MMMフリー部門
得票数一位 マサM50さん

3名の方おめでとうございます。
30MMMノーマル部門は得票数1票の差と言う大接戦でした。

開票の様子は後ほどYouTubeにて公開致します。

次回コンテストも近日中に店頭及びTwitterで発表致しますので、皆様のご参加お待ちしております。

作品撤収はゴールデンウィークまでにお願い致します。

2023年04月11日

中華メーカーの不思議な所

MENGより1/12McLaren HONDAMP4/4のキット化が発表されました。

ん?
あれ、昨年秋にも似たような事聞いたよな
そうです、ビーマックスから1/12McLaren HONDAMP4/4のキット化が発表されています。

McLaren自体は有名なフォーミュラレーシングチームですし、MP4/4に至っては、1989年のシーズンを圧勝したマシンとしても有名です。

でもだよ、何年前のフォーミュラカーだよ
スケールも一般的とは言えない1/12だよ
それが被る?

1/12と言うビックスケールで被りに近いのはハセガワとロッソで被ったFD3S位しか思いつかない
それほどレアケースだと思うんだけど

これが今回だけに限らず
フランカーだったりドイツロシア戦車だったりと、割と何故か向こうのメーカーは同時期に同じ物開発してたりして
なんで、そう毎回被る?
実は中身同じ?嫌違うなーってなる訳でして
誠不思議な話しなんですよね。

昔噂で聞いたのは、モデル化の為の資料を売込む企業とかあって、そこが各社に売り込むから同時期になると
本当かどうかはわからない

でも、とにかくソレが被る?ってアイテムが被るから不思議ですよねー

国内メーカーだとほぼ無い
最近だとサーバインが珍しく被ったけど、片方はゲームのサーバイン、もう片方は古のレジンキットをプラモ化だったので、少し事情が違うかな?

あとは、パトレイバーのイングラムか
これもスケール違うし、完全被りではなかったからねー

まぁそれはそうと
本当に向こうのメーカーは不思議ですね。
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