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2023年09月04日

難しい問題

とあるスポンジヤスリを販売してるメーカーさんが、使用前にヤスリ同士をすり合わせる【ドレッシング】を推奨していた。
もちろん販売元が言うので間違いではないし、その通りに使用されても良いと思います。

さてこのヤスリは販売元さんと製造元さんは違います。
実際はどうなのか?直接製造元と言うか本来のアイテムを販売してるメーカーさんに問い合わせ致しました。

ご丁寧に直接お電話頂き、説明を受けました。
ヤスリの番手は粒度を表します。
なのでドレッシングしてもしなくても、得られる結果は番手に依存する。
ドレッシングの必要性は無いと考えてるので、メーカーとしてはするようには言っていない

過去の固い紙やすりではヤスリ同士をすり合わせるドレッシングして使うと言う方法はあったけど
固い紙やすりであれば意味があるけど
レックスやクロスみたいな布系の柔らかいタイプのヤスリでは意味がない

から研ぎと水研ぎ
これも切味ぎ水研ぎの方が良くなると言われるけど本来は変わらない
から研ぎは目詰まりしてくるので、切れ味が落ちた様に感じる為であり
入るヤスリキズ自体は粒度次第でそのまま
無論、目詰まりしにくい水研ぎの方が切削感は良好に続くけど
決してから研ぎより余分に切れるわけでは無い

スポンジヤスリを使い古すと400番が800番や1000番相当になると言うのもあり得ない
400番は400番としての粒度であり、やはり得られるヤスリキズは400であれば400の傷でしか無い
なので400のキズを消すなら600
600を消すなら800と
それにあった粒度のヤスリを使うのが1番であり
使い古しを800に見立てて使うのはオススメ出来ない

などのお話を頂きました。


第三者が言うだけの話なら、販売元であり製造元であり当事者に聞けば解決する話なんですけど

今回は販売元と製造元と言う、ある意味でどちらも当事者であり
本来は公式な見解な訳です。

どちらを信じるかは、受け取る皆様にお任せ致します。

自分はヤスリ同士のドレッシングは滅多にやりません
古くなって固くなったサンドペーパーではやる事があります。


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