よっしゃエアブラシだ!とエアーブラシを導入して初めて塗装した時の感動は誰しも未だに鮮明に覚えてると思います。
特に筆塗りやマーカー塗装してたけど、どうしても綺麗に塗れないと感じてエアーブラシを導入した方は顕著だと思います。
フワーッと吐くだけでみるみるパーツが染まっていく様は、神々しくも感じる程に感動した物です。
さて、そうなると人は直ぐに
やれグラデーション塗装だキャンディ塗装だとかと始めますけど
それはそれで悪くないんですけど、本当に均一にベタ塗り出来てる?
と言う原点は常に意識して欲しいのです。
エアーブラシ塗装は一見均一に塗装出来てるように見えますけど
塗装後に斜め方向から見てみたり、光の当て方を変えてみたりすると驚く程にムラだらけだったりします。
筆塗りの様なスジが入らないのでムラなく塗れてる気がするだけで、意外とムラだらけだったりします。
均一に塗装すると言う行為は、ワークに対して
エアーブラシの距離が常に均一で移動速度も一定で初めて成えるのです。
この距離の均一化と速度の一定化は、グラデーション塗装にも効いてきます。
ベタ塗りを綺麗に出来る様に心がけると言う事は、結果的にエアーブラシ運びを体に叩き込む事に他なりません
それが身につけば、極細吐きもグラデ塗装もスポット塗装も思うがままです。
最近塗装でなんか躓いてると感じてる方は、今一度ベタ塗り意識してみてはいかがでしょうか?
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