2021年11月17日
フリーフライト
前職場の後輩と、久しぶりにゆっくり話した
久しぶりに会う彼は、変わらぬ笑顔だが
かなり疲れているように見えた
前職場なので、状況はよくわかる
上司とうまくいっていないのもわかるし
真面目にやっているだけに、ストレスがたまっているようだった
自分のための人生 (知的生きかた文庫) [ ウェーン・W.ダイアー ] 価格:649円 |
5〜6年前の自分とよく似ている
仕事は好きだし、利用者さんには愛着がある
同僚だけでなく、在宅チームのメンバー達にも恵まれて
仕事中は、やりがいも感じていた
けれど
直属の上司と反りが合わず
自分から異動願いを出して、環境を変えた経緯がある
「職場に行くのが嫌になるんです」と聞いて
あの頃の自分を思い出す
職場に着くのが嫌で
朝から遠回りして、カフェに入っていた私
あの頃は
自分は鳥籠の中にいて、足は繋がれている、と思っていた
あと少し
あともう少し
せめて、子供が卒業するまでは我慢しようと言い聞かせていた
けれど、あの時にはもう
切られたと思っていた風切羽根は生えそろっていたし
鳥籠には鍵もかけられていなかった
足をつなぐ紐は簡単に引きちぎれたし
いつでも自由に飛び立てる状態だった
自分のための人生 (知的生きかた文庫) [ ウェーン・W.ダイアー ] 価格:649円 |
怖かったのは自分自身
外の世界に、一人で行くのが怖くて
出られないと思い込んでいた
今は
たくさんある鳥籠や壷巣、木の枝などを遠目に見ながら
自分で決めたテリトリーの中を
好きなように飛び回っている
もちろん、怖い事だってあるし
自分の責任で生きていくと決めなければいけないけれど
好きなように飛び回り
自由に管理できる毎日は、何ものにも変え難い
ずっと望んでいた「フリーフライト」環境にいる今
行き詰まっている後輩に伝えたい
鍵はかかっていないよ?
翔んでみたら?
自由は本当に気持ちいいよ
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/11100475
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック