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2017年06月26日
ミヤコワスレ
ミヤコワスレは元々ミヤマヨナメという花を佐渡に島流しにされた順徳天皇が都を思って読んだ和歌にちなんで付けられたとされる。
花の時期は3〜6月
花の色は白、桃色、青、薄紫など
草丈は20から50cm
花の大きさは2から4cm内外
日照 半日陰と水はけが良い場所を好む
耐寒性 強い
花言葉は「別離の悲哀」「暫しの憩い」など。
花言葉の由縁は順徳天皇の島流しの出来事か、半日陰にひっそりと咲く様から来ているのかいずれかのように思える。
順徳天皇が読んだ和歌「いかにして契りおきけむ白菊を都忘れと名づくるも憂(から)し」をモチーフにしようと考えたときに歌の意味は、
「父君が愛したキクに似た白い花をミヤコワスレと名付け愛でる気持ちは何の因果か悲しいものだ」となるだろう。
私の勝手なイメージで今後、撮る機会が有れば、
日陰に明るく咲く花、
はかなさを表す低めの露出、
花は白の方が和歌に沿うが輪郭がハッキリしやすい薄紫の方が写真映えするので選び、
できれば一輪だけにスポットを当てて撮ってみたい。
そのためには中望遠(焦点距離100mm前後)のマクロレンズで絞りは開放近辺、花の高さが低く暗いシチュエーションでの撮影になるので三脚を使って撮りたい。
もしくは悲哀を表現するためワザとISO感度1600超でノイズが目立ち始める様に高めに設定して、三脚無し手持ち撮影も良いかもしれない。
主役の花以外の花が上手くブレてくれれば一層悲哀感が出せるだろう。
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2017年06月25日
マムシグサ
マムシグサの仲間にはアオマムシグサ 、ムラサキマムシグサ、オオマムシグサ などがあり仏炎苞が緑色だったり紫色だったりする。
マムシグサの名前の由来は仏炎苞の形がマムシが餌を狙い首をもたげている様に見えるところから来ているようだ。
花の時期は6〜7月
花の色は白、薄紫など。
草丈は50から100cm内外
花の大きさは仏炎苞を含めると40cm内外
日照 半日陰・日陰の湿地
耐寒性 やや弱い
花言葉は「壮大」「壮大な心」
仏炎苞を含めた花が長く大きい事、葉っぱが四方八方に広がっている様から来ているのではなかろうか。
サトイモ科だが花、茎、葉っぱ、地下茎すべてに毒があり喉が痺れて唾も飲み込めなくなるらしい。
写真を撮るなら仏炎苞を強調して撮れるようなアングルを狙うのが良いだろう。
湿った日陰に咲いている事が多いのでシャッター速度は必然的に遅めになる。
絞りを開けて気持ち花から離れISO感度を高めにするか三脚を据えて撮るのが良いだろう。
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2017年06月24日
コオニユリ
コオニユリはユリの中でも花びらがガクの方へ くるっと反り返っていてオレンジ色に褐色の斑点がある。
オニユリとの区別は葉っぱの付け根に黒いムカゴが出来るか出来ないかで分かるらしい。
(オニユリはムカゴが出来る)
またコオニユリの方は開いた花びらの端から端までが10cm内外でオニユリは15cm以上になる。
花の時期は7~8月
花の色は橙色
草丈は1〜2m
花の大きさ 10cmほど
日照 日向・半日陰
耐寒性 強い
花言葉は「情熱」「陽気」「荘厳」など。
これらの花言葉は夏の日差しの強く暑い時期でもスッと姿勢良く育つ潔い様からきているのではなかろうか。
育て方としては日当たりが良く水はけが良い土壌で真夏は半日陰になるような環境を好む。
風通しも良い方が良く育つ。
球根はユリ根として食べられるが蒸れる様な環境だと根腐れしてしまう。
町中でも育っているのを見るが、個人的には暑い夏の夕方前に里山(〜1000m)や山地(1000~1700m)に群生して咲いているのを見ると心が和む。
花を撮るときに私は記録以外で群生や引き(望遠で離れて、または広角)で撮ることは避けるが、コオニユリに関しては例外の一つ。
暑さと群生を表現したいと考えるので山肌に陽が落ちる前の半逆光で撮りたくなる。
イメージは「もう帰ろうかなぁ」
幼少期に育った、山で遊んだ夏の思い出がそうさせるのかもしれない。
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