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2014年08月21日

薬剤師さんのみんな気付いていない一期一会について考えてみたよー

こんにちは⁽‐ω‐⁾v

昨日は出向先の病院で、偶然に大学時代の同級生に会いました。

研修だが、会議だかで偶然その病院を訪れていたようで

十数年以上会ってなくともお互いわかってしまったことに

隔てた時間ほど、外見などは大きく変化しないものなのかな?と思いました。


どこで、誰と会うかなんてわかりませんので、みなさんも休みや出張といえども

油断しないようにしましょう☆


今日は患者さんとの出会いについてです。


みなさん毎日いろんな人と顔を合わせると思います。

今日出会った人ともう会わないかもしれないし、

毎月、毎週会うなんてこともありますよね?

透析の患者さんだと頻繁にくることもあるし、小児の患者さんだと

風邪やアレルギー繰り返して短期間で来るなんてこともありますよね??


ま、会う人は誰でも構わいのですが、

実は会う人ひとりひとりが、実はあなたや会社にとってチャンスとなることもあるんです。

どういうことか?というと、

人っていうのは、その人を大事にするとまた別な人を呼び、縁を紡いでくれるものなんです。


以前調剤薬局で勤めていたころの話です。

二年目に入ったくらいのときに、その時の店舗にとある事件が起きて

危機的な状況に陥ってました。

患者さんもガクンと減り、近医の医療機関からも当然信用も失っていたので

処方せんの流れも6−7割減ってしまったのです。


そんな失墜の中で、来局してくれた高脂血症で悩む中年女性の患者さんと

窓口で話す機会がありました。


とてもストレスがたまっていたようで、どうやら職場でそれを出せないで

いたようなんです。

時間をかけて話しを聞いてあげると、それをとても喜んでくれました。

2週間に1回くらいのペースで通院しているようで、しょっちゅう顔を合わせては

よくお喋りをしていたのを覚えています。


このお店もだいぶ患者さん減ったよね?●●さん⁽わたしのこと⁾頑張っているから

何とかしてあげるわ、と突然言い出したんです。

その時は??で、何を言っているのかさっぱり分からず、

しばらくしてからその答えを知りました。


実は、その女性は、近医の医療機関の看護師長さんだったんです。

医療機関は大学病院なんですが、医者も黙るほどのベテランさんだったようで、

その担当科の医師たちや、師長仲間、後輩看護師、医事スタッフに

良い宣伝をずっとしてくださってたようで、そんな評判が人から人へと伝わり、

口コミで瞬く間に患者数が戻りました。

(*薬局誘導ではありません)

わたしはすでに辞めてしまいましたが、聞くところによると

今でも、その薬局は無事に健在しているみたいです。


わたしは、その女性がいなかったらその薬局の将来はなかったように今でも思います。

今思うと、ほんと感謝ですね。

もうお互いとっくに退職しているので、定期的にメールで近況報告する程度の仲は

今でも継続です。


これはそんなに前のことではありませんが、

在宅で看取った患者さんの奥様が、その町の婦人会の会長だったなんてこともあり、

婦人会の口コミで患者さんが次々と来局したこともありました。恐るべし女性のパワー・・・


口コミの恐ろしさはハンパないですね。

芸能人のブログ炎上なんてのも同じ要領なんでしょうけど。

良い場合なら天国だけど、悪い場合なら地獄ですね・・・

そうならないように、目の前の患者さんやお客さんには絶対手を抜かないことです。


そう、一見客と思いきや、どこでまたどんな出会いするか分かりませんからね。

そして、その出会いがさらに新しい出会いを呼び寄せますから、

人のために尽くすことで、それがどこかへ行きめぐり巡ってまた自分の元へ

やってくるもんなんです。

(ちょっと年寄りくさいけど今日は勘弁ね☆)

そのためには、毎日会う人会う人に全力で向き合わないといけません。

さあ、今日も油断せずいこうー☆


では、またそんな感じでー⁽-ω-⁾v

2014年08月20日

薬剤師さんの周囲と差がつく情報収集について考えてみたよー

こんにちは(-ω-)ノ☆

みなさん、この記事を何の媒体使って読んでいますか?

タブレット?PC?スマホ?

端末もいろんなモデルや機種が出てますね。

Webのアクセススピードが速いこともあり、どこでもいつでも

ネットができる環境にあると思います。とても便利な世の中になったよねー。


今日はそんなネットを使った情報収集について色々考えてみたよー。


情報ってさ、新鮮な情報でないと使いものにならないってのがあるよね?

十年前の薬価調べて使えないのといっしょでさ。

新しいってことにその価値があると思うのね。


ところでさ、

まず、薬剤師さんに必要な情報って何でしょう?


・新薬発売情報

・後発品追補情報

・調剤報酬改定情報

これらなんかが一番イメージつきやすいし、なじみがあるんじゃないかな?


でも、これらを知って、はぁ、そーですかーではありませんよね?

みなさんのように高い向上心を持っていれば、


この加算とれるように対応していこう!

来月からのストックをどうするか?

医師と相談して、採用薬の調整しないといけないな・・・とか


情報を得て、次の展開を予測していけると思います。

そうです。


大事なのは、得た情報をどう活かすか?

それは、新鮮な魚を調理するにも、板前の腕次第ですよね?

そのまま放置して腐らせ利用しないままなのか?

それをすべて活かして新しい料理へ変貌させるのか?

そんな着眼点が薬剤師さんにも求められてきます。


じゃ、情報をどこで拾うか?

わたしの場合は、2つに分かれます。


まずね。


最近では、SNSで会わなくても会話ができるようになりました。

ただ、個人的にフェイスブックもツイッターもやりません。

なぜかっていうと

わたしがその情報を発信している人を知らないからです。

自称有名人が多く、発信する情報の何の根拠もない不完全なものが多すぎるからです。

信用している人とは、きちんと顔を合わせて話します。

そこでも、●みたいとか、●●のようだと曖昧な表現をするときは、当然鵜呑みにしません。



もう一つは、紙媒体・ネット媒体です。

まずは、なんといっても新聞でしょう。

みなさん新聞読んでる?

ただ、新聞て過去の記事なのね。

そう、新鮮さにかけます。

もうそんなの知ってるよ、とかつっこみたくなる記事も中にあります。

ただし、正確さがありますので、事件や事故を把握するには

もってこいだと思います。

わたしたちは薬剤師さんなので、事件や事故とくに医療に関する出来事

関しては、情報を入れて考えるってことが大切になってきます。


・じゃ、うちの薬局の安全管理はどうか?

・自分たちだったら、この病院の安全対策をこう考えるぞ

・この事故を踏まえて、今後予測される事故は何か?


そきほど同様、はぁ、そーですかーではありませんよね?

だから、どうなの?を意識してアウトプットしていきます。


わたしは、毎朝2紙読んでいます。

朝日と日経です。

あとは日経MJ。日経が苦手な人はMJから入るといいかもしれません。

地方に出張のときは、地方紙も買って読みます。

雑誌は、日経ビジネスアソシエを定期購読してます。

ビジネス・医療系の雑誌は、ほかにもたくさんあるので、毎週本屋へ行って

20誌ほど立ち読みしてきます。本屋にとって迷惑ですが・・・・

なぜそんなに読むのと周りから聞かれます。

それは、一つの事象に対して、人の数だけ捉え方が全然違うからなんです。

表現の仕方、記事の特集の組み方、そして一方では理解の姿勢でもう一方では非難している。

なんてことがあります。

複数の目からとらえる考えというのが、自分の視野を広げてくれるものです。


また、

紙媒体とは違い、Webだと情報が新鮮で即入手できやすいという特性があります。

公的、新聞情報系のサイトだと正確性が増すので、紙媒体とうまく

使い分けるといいでしょう。


そして、

薬剤師さんであれば、毎日チェックしておきサイトがあります。

何のサイトだか分かりますか?


それは、厚生労働省のホームページです。

わたしたちの今後を左右するかもしれないと言えるほどの大元です。

ここの情報がわたしたちのすべてですから、ここは外せませんよ。

毎日でなくとも、週に1回はチェックするようにしましょうね。


他にもオススメのサイトがあります。

・NCI

・FDA

英語版でも、分からないところは翻訳サイトで簡単に翻訳できますから

こちらも定期的にチェックするといいと思います。

あとは、

・日刊薬業(web)

・日刊工業新聞(web)

も覗くようにしてます。


情報を入れたら、??が必ずでてきます。

そこが成長するかのカギとなると思います。

検索でも、辞書でも構わないので、

その気になるワードや事件・事件を徹底して

深く掘り下げていくことです。

例えば、

ニュースをみても、分かった気になって素通りしてしまうことが一番危険です。

・ガザ地区ってどこ?

・エボラウイルスってなに?

・ES細胞ってない?


こんな簡単なところから自分でツッコミを入れていく姿勢が情報収集には必要です。


『?』は放置しないことです。

それが、意外と

今抱えている問題解決の糸口になったり、

今後のビジネスチャンスのヒントにもなったりします。


そして、

質の良いインプットとアウトプットを繰り返していくことで、

自分で観て、聞いて、調べて得たものが結局正しく、質も高いことに気づきます。


みなさん、今日どんな情報を入手しましたか?

そこから活かせる材料や今後のヒントになるものがありましたか?


では、またそんな感じでー(-ω-)v

2014年08月18日

薬剤師さんの薬薬連携とやらについて考えてみたよー

こんにちは(-ω-)ノ☆


昨日のランチで、病院薬剤師さんたちとご一緒しました。

一人の病薬さんが、武田薬品のマークは三角(△)だから、

フリーメイソンが絡んでるんじゃないか、なんてとんでもなくコアな

話しをしてくれたりと・・・有意義な(笑)ランチタイムでした。


わたしもコアな?情報提供(笑)はお互い様でないと失礼だと思い、

先日15日に厚労省で承認された12月追補収載薬を教えてあげました(マジメ・ω・)


少しだけ薬薬連携の話になり、周囲の調剤薬局さんと連携をとるべきなのか?と

質問を受けました。

(え?コミュニケーションとってないんだ・・・)と思いましたが(笑)


はい、コミュニケーションはとったほうがいいと思います。

お互い顔が見える関係でいるってことは大事ですよね?


連絡を取り合わないでいると、薬局から病院を見た時

どうしても病院の敷居が高く見えてしまうんです。


だからといって、連絡しないのか?というと、

それは薬局サイドの怠慢になります。

相手が感じよかろうが悪かろうが、自分から攻める姿勢が大切ですね。


病院の薬剤部・薬剤科も同様に、周囲の薬局さんたちが畏縮しないように

上からでなく、横から声をかけてあげる姿勢が大切だと思います。

・・・と、まぁそんなアドバイスをしました。

resize.jpg

そもそも、その「薬薬連携」とは何でしょうか?


それをやらなきゃいけない理由って何でしょう?



薬薬連携とは、病院の中と外の薬剤師が患者情報を共有して、

患者さんが入院から退院後、それから外来通院または在宅療養といった

一連の流れでシームレスに治療を受けられるようにするためのものです。


手紙やメール、電話やFAXなどを通して、既往歴やアレルギー、併用薬の情報、ほかにも

調剤時の注意点の提供などもあります。


ケモ中の患者さんについては、副作用の情報提供をお互いで積極的に取り組みやすくなります。


お薬手帳を有効に使い、服薬状況や他科情報を容易に把握できるし、

患者さんにとって安全で効果的な薬物治療を行ってもらうことで医療の質が向上します。


・・・とまあ、教科書的な答えを並べてみましたが、


わたしから言わせてもらうと『だから、何?』です。


正直、わたしは、そんな「薬薬連携!」なんて旗振ってやるほどのことじゃないと思います。


だって、

患者さんのために、医療機関同士が連携とることなんて当たり前でしょ?


医師も看護師も当然のように今までやってきて、でも、薬剤師だけが明らかに遅れをとっている。


今になって薬剤師が淘汰されそうになってきたから焦ってきて、

存在感をアピールするのにやろうってことじゃないですか??


すでにやってる薬剤師さんてのは、言われる前から自分で考えて必要だと思って、

とっくに取り組んでいるんです。介護とか在宅もそうですよね?



少しだけ昔話をさせてください。


わたしは以前終末期の在宅医療に関わっていましたが、そこで見えたものが

たくさんありました。


がん末期の患者さんに飲めないほどの薬を特盛で処方され、帰されてくる。

または、調剤薬局で残薬を確認していないのか、定時薬が一年分以上ストックがある。


当然、病院さんや薬局さんに問い合わせますよね?

きまってこう聞きます。
  ・・・患者さん、こんな状況だけど把握してたの?・・・と。

薬剤師さんはこう切り返してきます。

「患者さんの様態は先生が診てます。私たちは診察が仕事ではありません」

とか

「個人情報に関することはあなたには教えられません」


たしかにそうですし、言ってることはわかるんですが・・・

だからその程度なんだよと思います。


数年前から『薬薬連携』って騒いでいますが、活発に機能しているとこは限られていて

実際は何の機能もしていないがほとんど。昔も今も変わらない。これが現状でしょう。


問題なのは意識だと思います。


何の意識か?


この患者さん、目の前の患者さん、ウチの病院に来てくれてた患者さん、

この人たちに対しての責任の意識です。


薬がテンコ盛り出ているなら、医師に減薬を提言してみるとか、

本当に必要な薬は何か?と見抜いてあげるのも薬剤師の仕事だと思います。

医師の顔色見て仕事してんですか?って思われますよ。

すべては、患者さんのためです。

きれいごとですが、これがすべてです。

建前でもあり、本音でもあります。


お互い顔が見える関係でいるってことは大事です。

しかーしですね

これは、病薬―調剤薬局の間に限っての話ではないんです。


もし、退院して在宅に移行する場合であれば、退院カンファのときに薬の情報や

投与のコツ、管理の注意点を病薬から訪看さんへ提供するとかね。


調剤薬局は、病院の門前がすべてではありませんよね?

単科のクリニック、薬剤科を持たない病院・・・

これらの門前対応している薬局もきちんと、医師や看護師さんに患者さんの

様態や薬に関する情報提供をすることでコミュニケーションをとらないといけません。


何も連携は薬局間に限っての話ではないってことですよ。


ここはとても大事なことなので、

感じ悪いかもしれませんが言わせてください。


調剤薬局は、クリニックや病院などの医療機関から信頼を失ってしまうと

後戻りできなくなります。

病院の薬剤科も、医師やコメディカルの信頼を損ねてしまうと

チームで置いてきぼりをくらい、下請け業になりさがってしまいます。


わたしも数々の失敗を経験してきたので、その危機感はとても強く意識しています。


薬局の生命線は医師からの信頼です


薬薬連携は、医師からの信頼、医療機関からの信頼があってこそ、

成立するものだと思ってください。


長くなりましたが、最後まで目を通して頂きましてありがとうございます。

みなさんの活躍を期待しています。


では、またそんな感じでー(ノ-ω-)ノ

薬剤師さんのなぜコンサルが必要なのかについて考えてみたよー

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こんにちは(#-ω-)ノ


昨日は近畿と北陸で大雨がひどかったようですね。

みなさんの地域は大丈夫でしたか??


久々に関東の調剤で働いている友人から電話をもらい、

お互いの近況について報告し合いました。


その中で、

「ウチの薬局に薬局コンサルトが来て指導してもらっているんだ」

って話しがありました。

あたかも、それが格別にすごいことかのように語っていることに違和感を覚えました。

友人なので、否定もせず、そうなのねぇ〜なんて聞き流してましたが(笑)


友人でなかったら、『だから、何なの?』とつっこみを入れているところでした。

もちろん、コンサルを受けるのが悪いわけではありません。



コンサル受けてんだっていう響きは良いのかもしれませんよ?


でもね、


わたしから見れば、それって私は無能ですってことを自分でアピール

してんのと同じだよ。

分からないことが具体的になってて、その部分をコンサルやセミナー講師の

アドバイスで補填しようというなら、話しは別ですが。


自分で考えることもしないで、コンサルに任せるってどういうこと?って

思うのね。


みなさんの周囲にもおりませんか?

エライ人の講演を聴きに行っただけで、仕事できそうな感じになって

結局は何の成果を生み出せない人が。


で、その友人に聞いたんです。

「そのコンサルさんは現場の薬剤師経験が長い人なのかい?」と。

友人はこう答えました。

「コンサルタントは薬剤師じゃないよ。」

「・・・!?」


現場の最前線で活躍してきた薬剤師のコンサルならともかく、

現場も知らない人に自分の薬局をあーだ、こーだ言われるのってどうなの?


まぁそういう人たちがいるおかげで世の中の需要と供給が成立していると

言われたら、わたしも何も言えませんが・・・


ただ、わたしだったら、恥ずかしくてコンサル受けてるなんて言えませんが・・・


分からないことがあったら、自分で調べるとか、ドクターに質問してみるとか、

同業者のトップランナーを訪ねて行ってみるとか、先輩経営者に教えを乞うとか

・・・・やり方はいくらでもあるはずなんですが。


なんだか、知らない、分からないってことを「コンサルタントを使う」ことで

自分を正当化しているような気がします。


やはり、

自分で考えて、行動しないと結局のところ何も成長しません。

自分で努力して得たものだから、一生使える価値のものに換わるのです。

分からないことなんか、この先もずっと続くんです。


例えば、

今後の年金問題や、認知症の受け入れ体制をどう作るかなど

東大卒のエリート官僚でも解決できないくらい分からない問題とは常にあるんです。

それが分からないからって他人に任せるようなことは彼らはしません。

自分たちが国民の将来を背負っているんだという気持ちで

自分たちで考えて、行動を起こそうとします。


薬剤師さん、薬局経営者さん、コンサルを受けることは悪いことではありません。

ただ、コンサルタントに丸投げのような考えでは必ず失敗します。

良い話聞いたな〜ではありません。

じゃ、あとよろしく!でもありません。



コンサルテーションを受ける目的とは、

自分の力では越えられない壁にぶち当たったときが前提になります。

その中で

的確なアドバイス受け、考え方の視点などを変えることで

自分の中に良い変化を目覚めさせることです。


それだけではありません。

自分で考え、自分で決断し、自分で行動する。

そして、

結果はすべて自分で責任を持つこと

ここまで求めらてきます。


でもこれって、コンサルを受ける、受けないに限らずですよね?


すべてにおいて、責任もってやることなんてあたりまえの話です。

企業のエースやトップランナーたちは、考えることを人に頼りません。

おそらく、記事を読んでくださっているみなさんも自分で考えて動くタイプだと思います。


コンサルの方たちは、何か特別な手法を持っているわけではありません。

物事を整理して、重要なことは何か、問題は何かと考えるためのプロセス

提示してくれますが、結局は現場が行動したり、トップが決断しないと何の成果もあがりません。


セミナーや講演もそうですが、

そこで教えてもらったこと、学んだことは、

そのうちの1こでも現場で使えそうなものを自分で持ち帰って

実践してみることです。

何回も言いますが、自分で考えることを放棄ちゃだめだよーってこと。


では、またそんな感じでーv(-ω-)v

2014年08月17日

薬剤師さんの新たな社会変革とソーシャルへの挑戦について考えてみたよー

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こんにちは(。-∀-)

お盆休みも最終日です。

休みボケしてませんか?

休日といえども、頭を休ませていてはプロではありません。

休みの日こそ研磨することで、周囲に圧倒的差をつける力が身についてきます。

色んなものを見て、たくさんのことを考えるには時間なんかいくらあっても足りません。

やはり、効率と質を重視した過ごし方が休日には求められてきます。

今のままで満足し、ぬるま湯で満足する方ならそれでいいでしょう。


こうやって記事を読んでくれるあなたのように何事にも一生懸命な方は、高い意識や向上心をかねそろえているのだと思います。

そこで今日はあなたに問いたいと思います。


限られた時間の中で、自分はこの世で何を遺したいのか?

そもそも自分の人生のテーマとは何か?


仕事や医療、人の倫理観を追求していくと必ずといっていいほど壁にぶちあたります。

その時に必要になってくるのがアイデンティティーです。

個々のアイデンティティーというのは、人生において最大的な困難やとてつもなく大きな壁に当たった時に開眼すると思います。

裏を返せば、テキトーに考え、テキトーに仕事している人には無縁の境地です。

私の場合、十年周期で大きな壁が出てその度に新しいアイデンティティーが生まれ、自分を更新し続けてます。


もし、何かで悩んでてたり、日常のもどかしさにイライラしているような感覚があれば、それはアイデンティティーを開眼する機会に恵まれていると思います。

まず、解決するにはしっかりと時間をかけて、
『自分』と向き合う必要があります。

自分とは、どういう人間なのか?

何が好きで何が嫌いか?

得意なものは?苦手なものは?

インドアか?アウトドアか?

行動派?頭脳派?

外向的で社交的なのか?内向的なのか?

それが悪い良いという話しではなく、

長所と短所を把握した上で、短所さえも生かし自分の武器にすることです。

例えば、親に捨てられた、虐待を受けたことがある。

これらを欠点にしてはいけません。
これさえ武器に利用するのです。

虐待をうけてたからこそできる『未成年親への教育』や『子供を保護する施設や団体』に変えていけばいいのです。

まずは、『自分に対し、人生の棚卸しをすること』です。

そこから紐解き、

自分は『人のために、こういうことしたい!』

と考えるだけで『ワクワク』するようなことを手繰り寄せていきます。

世の中のために、こういうことしてみたい。
困っている人のために、こういうことしたい。

その『熱意や情熱』で、自分の人生は『輝き』を増してきます。

今は高学歴の若手エリートがキャリアを踏まずに、NPOやベンチャーに就職すると言われてます。

それはやはり『新たな社会形成の変革』が始まっている兆しとも言えますし、『新しい価値観』が若者の間で生まれいるとも言えます。

大手企業や公務員だから悪いとは言いませんが、新しい考えを持った情熱家には向いていないと思いますね。

その同世代には無い目の輝きをどこに向けるか、震災の復興、超高齢化社会、経済成長の鈍化、そんな先進国が抱える課題を解決していくのも『目に輝きをもった私たちの役目ではないか』とも考えます。

ミッションが明確だし、熱も注ぎやすい。

企業から世の中を変革するのもありだとおもいますが、時間も費用もかかってしまいがちです。

それより、企業の外から、『個』で社会問題に向き合い変革に着手していくほうがスピーディーに対応できそうな気がします。


あなたは薬剤師、医療という枠で、今をどう捉えるか?

患者さんや困っている方々の本当のニーズとは何か?

枠を越えての課題とは何か?

本当に自分がやりたいことって何か?

そんなことを考え、真の自分に向き合うことで多様な価値観や新しい発想や創造する力を手に入れてみてはどうでしょう?

もし、今

現状に居心地の悪さを感じていれば、

それは自分や社会を変えるための『サイン』だと思います。

みんな違ってみんないいんです。

普通でいることこそ辛いものはありません。

あなたもあなたの個性と人生で培った経験を生かしてみては?

同じような悩みや苦労で迷い子さんたちはたくさんいると思います。

世の中を変える力のためには、まずあなたの『熱い志』だと思います。

今年もすでに折り返しています。

後半も全力でいきましょー!

では、またそんな感じでー(。-∀-)



2014年08月16日

薬剤師さんの本を選ぶ時の注意点について考えてみたよー

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こんにちは(。-∀-)

今日は那須で夏休みをお過ごしております。

てなわけで、那須で一番オススメのお店を写真でアップしました。

行く機会があれば行ってみてちょ☆


今日は本の選び方についてです

普段多くのビジネス本を読んで、仕事の参考にすることが多いのですが、

本屋に行くと色んなジャンルがあって、
一つ一つのジャンルの中にもまたたくさん本があって選ぶのが大変ですよね

まず、選ぶ時に注意するのは

ハウツー本です

なぜかってね、ハウツーって
あんただからうまくいったんだよね?
って話しなんです。

同じやり方しても、知識や経験が異なるので
まねしてもうまくいかないのねー


次に、気をつけるのは
タイトルね

今知らないと恐い●●っていう恐怖を煽るパターン

なぜ●●は●●なのか?って考えさせて興味を引かせるパターン

楽して100万儲ける●●って楽々詐欺系のパターン


他にも色々あるんだけど、まずこれら気をつけたほうがいいよ

あなたカモにされてます(´・ω・`;)

最後は、
社長の●●とか
CEOの●●とか
業界ナンバーワンの●●とか
コンサルタントのナンタラ●●ってやつね、

コンサルタントの方が嫌いでも好きでもありません。
みなさん正当に仕事してると思います。

ですが、読む人って
社長とかコンサルタントではないことがほとんどなんです。
仕事の質が違う人間の本が、不適合起こしてることに気付かず買ってしまうことが多いんです。

読むなとは言いませんが、参考になるのはまだ先で、今読むべきものではないと思うのねー

参考になる立場、ポジションについてからでいいと思います(。-∀-)ノ

そして、参考にするころにはネタが古かったりしますね。


じゃ、良い選び方はというと、

まず上の三点を除外することです。

そして、長ーくみんなに愛されてるいる本です。みんなとは職種やポジション問わずです。

できれば、他の分野からではなく、今あなたが
取り組んでいる業界の一番手やトップランナーが書いた本をオススメします。

万人に愛される教科書的な本をまずあなたも
愛することですねー♪

では、またそんな感じでー(。-∀-)

2014年08月15日

薬剤師さんのお盆休みなので生と死について考えてみたよー

20140815_100816.jpgこんにちは(。-∀-)

世間はお盆ですね。

みなさんはどこかお出かけですか?

くあんたむも今日は実家の墓参りです。

幼少のころは田舎で育ったので、そういった習慣が身についています。

家族や親族のお葬式には必ず出ていたので、

故人に敬意を示し、死後の故人の幸せを願う。そんな当たり前の向き合い方が

体と頭にしみついています。


たまに、

おれ、そういう話し苦手なんだよねー

わたし、霊とか、魂とかダメなのー

なんて言う人をみかけます。


これはとても残念な話しなんです。

これは、核家族が進んでしまった結果の姿で、

もともと昔は家族大勢で住み、人は大勢の中で助け合い、

大勢の中で生きていたため、家族や近所の方の死が

とても身近なところにありました。

それを目の当たりにすることで、

人の命のはかなさに気付くのです

困っている人は助けようとか、人の命を大事に考え、

人としてのやさしさが自然と自分で身につくのです。


今はどうでしょう?

自分の欲望のために、平気で人を殺めようとします。

友人や子供、まったくのあかの他人など・・・

そういった人たちの家族背景や、育った環境を辿ってみるとやはり

人としての心を育てるプロセスが欠如しています。


死とか魂とかやめてくれる?

こんな考えが蔓延してしまうと、お盆も彼岸も関係なくなりますよね?


自分があるのは、ご先祖様のおかげですよね?

なんか最近うまくいっていなのであれば、墓まいりをすすめます。

なぜか?

うまくいかない人ってのは、何でも自分のおかげ、自分を中心に世界が

回っているように考えてしまいます。

墓参りをすることで、ご先祖様と向き合い感謝の意を述べる

ことで、はじめて人は謙虚になれるのです。

そう、

うまくいかないことがあれば、謙虚かつ感謝の心を持つ必要があります。


話しを戻しますが、

魂や霊をいやがる人がいます。

死者との向き合い方は、人それぞれだと思います。

それで結構だと思います。

ですが、きちんと考えるのは生きている者の務めですよ


なぜか?


もし、

自分の恋人、家族、子供が今日死んでしまったらどう思いますか?

霊とか関係なーいなんて思えますか?

魂なんてありえないしーなんて思いますか?


はっきりいってそれって他人事ですよね。


自分の子供が今日事故で死んでしまったらどうですか?

ただ、無に還っただけと納得できますか??

霊とか知らないしーなんて口にできますか??


違いますよね?


あの世へ行っても幸せでいられるか?

あの世での幸せを願い、冥福を祈らずにはいられないでしょ?


なぜ、人が亡くなったら、喪に服すの?

なぜ、線香をあげるの?

死とか魂に興味がないなら、仏壇や故人の写真なんかは不要ですよね?

なぜ棺桶にお花を添えるの?

なぜ灯篭流しをするの?


いいですか?

生や死と向き合うというのは、人の務めです。

それだけ、わたしたちの生活に文化や風習として

溶け込んでいるのです。


宗教もそうです。

仏教や神道はもうすでにあなたのなかに存在しています。

宗教とかまじありえなーいでは、ありません。


もうすでにあなたの中に存在しているのです。

存在しなかったら、お正月も初詣もお盆も彼岸もすべてありえません。

七五三やひな祭りや節句もそう。


クリスマス、チャペルでの挙式もキリスト教の宗教的行事です。


外国人から見たら、日本人の行動は異常で異質かもしれませんが、

日本ではあたり前なのです。


日本人である以上、そこからは逃れられません。

これらは、ずーっと先祖代々今まで繋いできた日本人としての文化です。

お盆もそうですが、お葬式などのイベントは、

霊を信じる信じない、といったレベルの話しではなく

日本人としての在り方を示すための行事であることを覚えておいてくださいね。

では、またそんな感じでー(。-∀-)

2014年08月14日

薬剤師さんの自己成長のための仕事術について考えてみたよー

こんにちは(♯-ω-)ノ☆

みなさん、お盆はお休みですか?

クリニックは休みなところがほとんどですが、地域の基幹病院は通常

24時間体制ですから、サービス業としては十分社会的意義を

果たしていると言えましょう。


お盆になると、毎年きまって戦中に思いを馳せます。

戦争を知らない世代ですが、自分たち子孫を思い、国のために散っていた祖先を

弔うことは今生きている者たちの務めではないかと思います。


さて、本題です。

今日は危機意識を持つ重要さについて話したいと思います。

自分の会社や、自分自身を成長させるために、2つの大事な要素があります。

それが、『成長願望』と『危機意識』です。


もっと学びたい、もっと誰かの役に立ちたい。大きな会社にしたい。

営業成績でダントツでありたい。そんな強い願望がないと

自己成長の芽は出てきません。

強い思いを持つことで、自分の心に種をまくのです。

それを成長させ花をさかせるにはどうしたらいいか?

水も光も栄養も大切ですよね?

同じように心にも、知識や教養といった栄養が必要になります。

イジメやストレスは雨や風みたいなもので、それを超えてこそしっかり根を

はった見事な花を咲かせます。

ただ、注意したいのは、焦って花を咲かせようとすることです。

一夜で咲く花は、一夜で枯れます

私たちは、永続的に成長し、自分や企業を繁栄させ続けなければいけません。

そのためには、一日一日をどう過ごすか?今日は何を学び、

何かを遺せたか?を質を意識して過ごすことです。


企業や医療機関の将来は、今何しているかがカギになります。

今は楽して、あとで選ばれるなんてことはまずありません。

なぜなら、

将来の結果とは、

今の姿、取り組んでいる姿で決まるからです。

何とかなるだろうと何の根拠を持たない楽天家に多いのですが、

後で必ずこうなるとは想定していなかったと後悔します。

きちんとリスクを設定した上でならば、失敗しても十分調整は可能となります。


そう、

自分の行く末も自分が握っており、

企業の行く末も企業が握ってます。


人も企業もヘタをすれば、事業の失敗で命取りな状況にも追い込まれてしまうからです。

それを回避するために、普段からリスクと向き合い、働く者として

常に危機意識を持つことです。


リスクと向き合うことは恐怖を感じるものです。

その恐怖から逃れるためには、自分を成長させるしかありません。


企業も成長させることでその恐怖から逃れることができます。

その姿は結果であり、普段からリスクと向き合い、

恐怖から目をそらさず、毎日向き合う姿勢が今とるべき正しいあり方となります。


問題解決もそのためにあります。

デキナイ人、デキナイ会社ほど、一番重要な問題を先送りしてしまいます。


もうその時点で、リーダーや傾経営者が誤った舵を取っていることを自身が気づいて

いないことを意味します。

一番重要な問題かは何か?を見極めて、把握すること。

答えが出なくても、ぶつかり続けていない限り、

ブレイクスルーは起きません。

ブレイクスルーが起きたとき、それは自分だけの宝となります。


他がマネしてきても一朝一夕で成し遂げられないのと同じです。

それは、投資術の本を読んでもお金が貯まらないのと同じ、

仕事のハウツー本をいくら読んでも仕事ができないままと同じです。


知識を入れることは大事です。

問題解決時の重要な判断材料になりるからです。

でも、大事なのは、自分で考え、自分で行動することです。

それが自分の経験として活きてきます。


将来、こんなはずではなかった・・・

あー、やっちまった・・・

なんてことがないように、

普段からリスクを見つけ出し、それと向き合う習慣を普段から取り込んでみては

どうでしょうか?


何回も言いますが、

まずは、実践して経験することです。

では、またそんな感じでー(-ω-)v

2014年08月13日

薬剤師さんの誰でもできる業務遂行力について考えてみたよー

ダウンロード (16).jpg

こんにちは(。-∀-)

毎日みなさん、記事を読んでくれてありがとー☆

毎年この時期になると、終戦関連の報道が続きますね。

わたしたちは実際に戦争を体験してるわけではありませんので、

映像や語り部から知る程度で、それで知った気になっているメディアやコメンテーターに違和感を感じます。

実際に、戦場に赴いている戦場カメラマンの渡部陽一さんの

声はとても、心に響くものがありますね。

私の師匠が、ディズニーランドで遊ぶよりも

戦場跡地などにいって、難民者や被災者と触れあうのが

本当の修学旅行じゃないかと言ってたのを思い出しました。

自分で見て、触れて、感じたものが

本物であり、財産になると思いますね。


今日は、業務遂行に必要なスキルについて話します。

集団の中で抜きん出た仕事をするにはコツがあります。

実は、知識なんかではそれほど差がつきません。

知識があると、ちょっと偉くなったような気がして、

勘違いする痛い子もたまに見ますが、全然偉くありませんね。

では、何が差を生み出すか?

それは、スキルになります。

仕事って、知識だけではなくて、それを生かすために

ちょっとしたコツやハウツーが必要になります。

同じ仕事をしていても、できる人とできない人の差がつく

簡単なスキルを今日は身につけましょう☆


それは、『優先力』です。

仕事は、立ち止まって考えてる暇なんてありませんから、

『走りながら、考える必要があります』

何を考えるのか?

優先順位です。


仕事は、何を優先してやっつけていくかで

効率も成績を変わってきます。

では、

優先順位は、どうやって決めるのか?

それは『重要度』と『緊急度』で決めます。

紙に、縦と横に線を引いて、マトリクスにします。

そこに、やるべき業務をすべて埋めていきます。

で、大事なのは、『優先順位』です。

優先順位は、

重要かつ緊急

重要だけど、緊急でない

重要じゃないけど、緊急

重要でも緊急でもない

この順番です。

とくに管理者は二番目と三番目を逆にしてしまいます。

部下は逆にして調整してもよいですが、基本は

この順番です。


普段の仕事にあてはめてみてはいかが?

ちょっととした工夫が、大きな成果を生みます☆

そして、『走りながら考え』『走りながら調整していく』こと。

普段の仕事に生かしてみてくだされ☆

では、またそんな感じでー(。-∀-)

2014年08月12日

薬剤師さんの意外と知らない治験事情について考えてみたよー

こんにちは(#-ω-)ノ☆

甲子園が始まり、夏真っ盛りって感じですねー☆

今年はどんなドラマが待っているのやら。


みなさん、

薬局に治験中の患者さんって来ますか?

治験って知ってそうで、意外と知らないものです。


だって、

治験って言ってもさ、学校で習うことって、国試でクリアーすればいいか

程度の知識しか習わないもんね。


んで、今日は「治験」についてお話しをします。

もしかして、初めて聞く?


治験とは、「治療試験」のことで、未承認の新薬を使った薬物治療の

試験となります。

最初は、動物実験で安全性、有効性を検証して、OKが出れば、

次にを対象とした臨床試験に入っていきます。


実際に使用する薬は未知な部分を秘めているので、実際に人へ投与してみないと、

その安全性や有効性が分からなかったりします。


臨床試験は、学校で習ったように第1〜4相で構成されます。

健常人→少数患者→多数患者→【厚労省認可】→多数施設で大勢患者へ

この治験の臨床試験と呼ばれる1〜4相試験はどの施設(病院を治験では施設と称します)

でもできるわけではありません。手を挙げてもダメなんです。


実際の治療成績や来院患者数を踏まえて、製薬メーカーによる調査が入ります。

つまり、優秀かつ優良な病院やクリニックでないと選定されないのです。


ここで、問題が生じてくるのです。

せっかく選定を受けても、医師は通常の診療で手いっぱいな訳ですから、

とても治験業務まで手が回りません。


そういったときに登場するのが、

SMOと呼ばれる治験施設支援機関です。


各施設へ配属される治験専門スタッフを

CRC(治験コーディネーター)と呼びます。


治験は、書類やデータの改ざんが行われないように、施設でずさんな管理が行われないように

GCP省令に基づいて治験は進められていきます。

CRCは薬事法やGCP省令、それにICH−GCP(国際基準)を頭に叩き込んで

医師の書類管理やデータ管理、被験者選定(治験では患者を被験者と称します)や

検査・来院などのスケジュール管理をサポートしていきます。


製薬メーカーもすべての施設とすべての書類に目を通すには、時間と人員を必要とします。

そこで登場するのが、CROと呼ばれる、医薬品開発業務受託機関です。

製薬メーカー業務のサポートし、各地域の各施設へ定期的に赴き、治験の進捗状況や管理体制、書類の不備

などをチェックしていきます。

これらのスタッフをCRA(モニター)と呼びます。


実際のイメージはこんな感じです。

【製薬メーカー】−【CRO】−【SMO】−【医療機関】


本当はそこにIRBとかも関与していますが、今回は触れません。


治験薬といっても様々なパターンがあります。

海外の既製品を国内で承認させる薬や、世界各国同時で治験を開始する薬もあります。

4相に多いのが、適応拡大を狙った国内既製品です。

特許が切れてジェネリックが登場すると、あっという間にシェアを奪われてしまうので、

他の疾患にも有効ですよと適応の拡大で4相を行う薬もあります。


治験は、医薬品以外でも、医療機器もあります。


みなさんもご存じだとは思いますが、

医薬品が薬局に入荷されたときに、箱見ると分かりますが、海外メーカーって

とても多いですよね?

新薬の販売なんかも海外が多く目立ちます。


そうなんです。


治験も今グローバル化しているので、書類やデータ報告も世界基準で

ほとんど英語化しています。

国内メーカーも今は生産力が低下しているので、海外メーカーで提携して国際共同で試験を

始めることもあります。

問題なのは、

書類の質問やクエリーというものが発生すると、アメリカなど海外を拠点とするメーカーに

英語で問い合わせないといけないということです。


実際にモニターやコーディーネータを務めているは、薬剤師がほとんどではありません。

薬剤師さんはまれにいますが、希少です。

看護師さん、検査技師さん、あとは、理学部・工学部・農学部・薬学部の博士課程あがりの

方が多く見られます。


薬のことなのに、薬剤師が席巻していない現状にとても違和感を感じると思います。

薬のことなのに、薬剤師以上に知識習得に研鑽しています。

これって危機だと思います。

モニターさんたちは、薬剤師以上に薬事法やGCPに詳しいので、とてもおそろしい頭脳の集団です。

世界でチャレンジしてみたいって方は、製薬メーカーやCROなども就職先には良いかもしれません。



治験治験と言っても、治験ではない治験も存在します。


ん?って思うかもしれませんが、


「治験」とはまた別に、「臨床研究」というのが存在します。

製薬メーカーやCRO・SMOは、この「治験」か「臨床研究」を

実施しています。

臨床研究は、既製品の医薬品を投与して、新たなエビデンスを確立していくことを目的と

しています。

一番メジャーなのは、クレストールのEMPATHYでしょうか。


薬局でそういった治験に参加している患者さんがいたら、ぜひ話しを聞いてみてくださいね。


では、またそんな感じでー(#-ω-)ノ

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