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2017年01月11日
Costume National, Pop Collection
コスチュームナショナルのポップコレクション。2011年発売の女性用香水です。
1986年からつづく、イタリアのファッション・ハウス「コスチューム・ナショナル」。デザイナーで、山本耀司に師事したエンニョ・カパサが立ち上げたもので、山本耀司の流れをくむ、黒を基調とした色使いやミニマルなデザインで人気を獲得しました。この作品は、容量によってボトルのカラーが異なっています。香りは、メロウなフルーティー・フローラルの香調がベース。
- トップ: グレープフルーツ、ブラックカラント、ラズベリーなど
- ミドル: ジャスミン、ローズなど
- ラスト: パチョリ、カシュメラン、アンバーなど
プロデュースは、イタリアのコスメティック・カンパニーで、ボンドNO9やモルトン・ブラウン、ジュリエット・ハズ・ア・ガンなどの香水ラインも手がけているBeauty Sanです。ベリー系のフルーツとフローラルがメインの、ベーシックなフルーティー・フローラルですが、意外とロング・ラスティングで力感のある一品です。カジュアルなシーンであれば、オールシーズンで使えそうです。デイタイムでもイブニング以降でもマッチすると思います。
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コスチュームナショナル、ポップコレクション
2017年01月09日
Elie Saab, Le Parfum EDP
エリー・サーブのルパルファム。2011年発売の女性用香水です。
ラインのファースト・レディス香水で、大ヒットしました。2012年のオーデトワレ（EDT）版や、2013年のインテンス・ヴァージョンとは異なる香りとなっています。香りは、ソフィスティケートされたフローラル・スウィートの香調がベース。
- トップ: オレンジ・ブロッサムなど
- ミドル: グランディフロラム・ジャスミン・アブソリュート、サンバック・ジャスミン・アブソリュートなど
- ラスト: シダー、パチョリ、ローズ・ハニー・アコードなど
調香は、バーバリーの「マイ・バーバリー」やエリザベス・アーデンの「グリーン・ティー」、エマニュエル・ウンガロの「アパラシオン」などを手がけているフランシス・クルクジャン。プロデュースは、イッセイ・ミヤケやジャン・ポール・ゴルチエなどの香水ラインもかかえているBeauté Prestigeです。ふわっとした豊かなホワイト・フローラルが印象的な一品で、ちょっとした席などにもマッチしそうです。
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エリー・サーブ、ルパルファム
2016年12月14日
Etro, Vicolo Fiori
エトロのビッコロフィオーリ。1996年発売の女性用香水です。
作品の名前は、英語では「フラワー・ストリート」というような意味で、人間の愛やロマンス、歓びなどをコンセプトにした一品です。香りは華やかなフルーティー・フローラルの香調がベース。
- トップ: マンダリン・オレンジ、ベル・フラワーなど
- ミドル: ロータス、ウォーター・リリー、ホワイト・シクラメン、ワイルド・ローズ、イランイラン、メロン、ホワイト・ピーチなど
- ラスト: ムスク、サンダルウッド、アンバー、アイリス、バニラなど
エトロ香水にしてはめずらしいモダン・ポップな仕上がりで、春夏シーズンのデイタイムのカジュアルなシーンにマッチすると思います。特にマンダリンの甘さが長く感じられて魅力的です。
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エトロ、ビッコロフィオーリ
2016年12月12日
Iceberg, Eau de Iceberg Wild Rose
アイスバーグのオーデアイスバーグ・ワイルドローズ。2012年発売の女性用香水です。
2010年に発売されたオー・デ・アイスバーグ・プールフェムがオリジナルで、今回の作品はそのアレンジ・ヴァージョンです。香りは、名前のとおりローズの香りが効いた、シトラス・フローラルの香調がベース。
- トップ: イタリアン・シトラス、ジンジャーなど
- ミドル: グレープフルーツ・ブロッサム、スズラン、ワイルド・ローズなど
- ラスト: シダー、アンバーグリス、ムスクなど
プロデュースは、アトキンソンズやフィオルッチ、セルジオ・タッキーニなどの香水ラインもかかえているPerfume Holdingです。カジュアルで品のいい香りなので、使い勝手がとてもいいと思います。デイタイムであれば、シーズンを問わずに使えそうです。アイスバーグが誕生した1974年をあらわした、「74」のロゴがアイキャッチャーです。
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アイスバーグ、オーデアイスバーグ・ワイルドローズ
2016年12月11日
Houbigant, Iris des champs
ウビガンのイリスデシャン。2014年発売の女性用香水です。
ウビガンは1775年に設立されたフランスの老舗パフュームハウスです。こちらのイリスデシャンはオリエンタル・フローラルの香調がベース。
- トップ: ベルガモット、ピンクペッパー、ローズ、スズラン、洋ナシなど
- ミドル: アイリス、ジャスミン、イランイランなど
- ラスト: サンダルウッド、アンバー、ウッディ・ノート、バニラ、ムスクなど
名前の通り、アイリスが効いた香りで、パウダリーな感じです。冬以外のデイタイムにマッチしそうです。日本ではレアなアイテムです。
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ウビガン、イリスデシャン
2016年12月10日
Santa Maria Novella, Calicantus
サンタ・マリア・ノヴェッラのカリカントス。1999年発売の女性用香水です。
イタリアのハイエンドなビューティー・ブランド「サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局」。1612年から続く、世界最古の薬局として、当時の名残を残すフィレンツェ本店は、ミュージアムとしても世界的な観光名所になっています。カリカントゥスは、和名では「蝋梅（ろうばい）」といわれる花で、濃密な甘さが特徴的です。そんなカリカントゥスをフィーチャーしたこの作品は、エレガントでダイナミックなシプレー・フローラルの香調がベース。
- トップ: ベルガモット、カリカントゥス・フラワー、オレンジ・ブロッサムなど
- ミドル: イランイラン、カーネーション、ジャスミン、ナルシスなど
- ラスト: ウッディ・ノート、オークモス、ピーチ、バニラ、アンバーなど
カリカントゥスやイランイランといった花の、メロウなスウィートが印象的で、シプレーではありますが、とてもフローラルに重点を置いたトーンとなっています。秋冬のシーズンのプライベートなシーンにマッチするでしょう。ドレッシーなウェアにも似合いそうです。
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サンタ・マリア・ノヴェッラ、カリカントス
2016年12月06日
Acqua di Parma, Magnolia Nobile
アクアディパルマのマグノリア・ノービレ。2009年発売の女性用香水です。
香調はシトラス・フローラル。
- トップ: ベルガモット、レモン、シトロンなど
- ミドル: マグノリア、ジャスミン、ローズ、チュベローズなど
- ラスト: サンダルウッド、ベチバー、パチョリ、バニラなど
調香は、ランバンのマリーミーやポール・スミスのローズなどを手がけたアントワーヌ・メゾンデューです。暖かな陽気のデイタイムにマッチしそうな香水です。
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アクアディパルマ、マグノリア・ノービレ
2016年11月29日
Tocca, Giulietta
トッカのジュリエッタ。2009年発売の女性用香水です。
フェデリコ・フェリーニの名作「道」でその名を世界に轟かせた女優ジュリエッタ・マシーナをイメージした作品です。フローラル・スウィートのリッチな香調がベース。
- トップ: ブルガリアン・ローズ、イランイラン、グリーンアップル、ピンク・チューリップなど
- ミドル: スズラン、アイリス・パリーダ、バニラ・オーキッド、ライラック、ヘリオトロープなど
- ラスト: シダー、ムスク、アンバー、サンダルウッドなど
全体的にはクラシカルですが、グリーンアップルのアクセントが効いて、チャーミングな印象です。どちらかというと香水上級者向けですが、トッカ香水でも屈指の完成度を誇る秀作なので、ぜひお試しいただきたいと思います。
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トッカ、ジュリエッタ
2016年11月27日
Max Azria, BCBG
マックス・アズリアのビーシービージー。2011年発売の女性用香水です。
ブランド名をそのまま冠したこの作品は、スタイリッシュなフルーティー・フローラルの香調がベース。
- トップ: ワイルド・ストロベリー、ブラック・チェリー、キール・ロワイヤル・カクテル・アコードなど
- ミドル: ジャスミン、スズラン、ローズ、バイオレットなど
- ラスト: イリス・ルート、サンダルウッド、ムスクなど
調香は、ヴェラ・ウォンの「ラブ・ストラック」やトミー・ヒルフィガーの「トミー・ガール・10」、サラ・ジェシカ・パーカーの「ダウン」などを手がけている、ギヴォーダン社のステファン・ニールセン。プロデュースは、ルル・ギネスやブリトニー・スピアーズなどの香水ラインもかかえている、アメリカのメガ・カンパニー「エリザベス・アーデン」です。
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マックス・アズリア、ビーシービージー
2016年11月25日
Bill Blass, Couture #8
ビル・ブラスのクチュール#8。2009年発売の女性用香水です。
「クチュール・コレクション」というシリーズ物のうちのひとつで、「1」、「3」、「6」、「7」、「8」が発売されておりますが、どれも異なる香りです。ビル・ブラスのクチュール・ドレスをテーマにしたコレクションで、No.8のこの作品は、フローラル・グリーンの香調がベース。
香りはピラミッド型ではなく、フラットに香るタイプで、ホワイト・フローラル、ポピー、ヒヤシンスなどからなります。
調香は、このシリーズのNo.1やNo.6などを手がけているピエール=コンスタンティン・グエロスと、レナ・ロシェックの「ラヴァーローズ」やベネトンの「B・ユナイテッド・マン」などで知られるヴァレリー・ガルヌッチ・メンツェル、そして「クチュール7」やIDパルファムズの「フォリー・ルージュ」などをクリエイトしているデルフィーヌ・ジェルクの合作。プロデュースはFirst American Brandsです。清潔感あふれる香りです。
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