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2017年06月07日
Penhaligon, Bluebell
ペンハリガンのブルーベル。1985年発売の女性用香水です。
ペンハリガンは1941年のロンドン大空襲で店舗を消失しましたが、1975年に場所をコベント・ガーデンに変えて新装開店しました。そして新店第一作となったのがこの作品で、オリジナルは1978年に発売されたものです。ペンハリガン香水の中で、世間一般にもっとも広く知られている作品で、現在でも安定した人気を誇るロングセラー。まさにペンハリガンのシンボルのような人気作です。「ブルーベル」はヒヤシンスのことで、香りはそんなヒヤシンスをメインにしたフローラル・グリーン・スパイシーの香調がベース。
- トップ: シトラス・ノートなど
- ミドル: ヒヤシンス、スズラン、シクラメン、ジャスミン、ローズなど
- ラスト: ゼラニウム、クローブ、シナモンなど
調香は、このペンハリガンの「エリザベッサン・ローズ」や「リリー・オブ・ザ・ヴァレイ」などを手がけているマイケル・ピクタールです。基本的にはほがらかなグリーン・フローラルですが、ラストにスパイスが香るのがシャレています。
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ペンハリガン、ブルーベル
2017年06月04日
Iceberg, White
アイスバーグのホワイト。2013年発売の女性用香水です。
2012年に発売されたメンズ香水「バーニング・アイス」とのペア・フレグランスです。香りは、ポップでプリティーなフルーティー・フローラルの香調がベース。
- トップ: レモン、グレープフルーツ、クラッシュド・ペア(洋ナシ)など
- ミドル: ラズベリー・ネクター、ピオニー・ブロッサム、バイオレットなど
- ラスト: ムスク、バーボン・ベチバー、ブロンド・ウッドなど
調香は、アバクロンビー&フィッチの「8・エブリー・モーメント」やブルマリンの「アンナ」、ソプラーニの「ソロ・ソプラーニ・スマイル」などを手がけている、新鋭のパフューマー、アレクサンドラ・カーリン。プロデュースは、ジョン・ガリアーノやラ・ペルラなどの香水ラインもかかえているPerfume Holdingです。シトラス&ベリー&パウダリー・フローラルの、典型的なフルーティー・フローラルで、ハイ・ガーリーなおもむきをたたえたファッション・フレグランスです。
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アイスバーグ、ホワイト
2017年06月03日
Isaac Mizrahi, Fabulous EDT
アイザック・ミズラヒのファビュラスEDT。2012年発売の女性用香水です。
ラインのファースト・フレグランスで、海外ではスマッシュヒットしましたが、日本ではかなりレアなアイテムです。「すばらしい」というネーミングのこの作品は、マイルドでベーシックなフルーティー・フローラルの香調がベース。
- トップ: ベルガモット、マンダリン、ネクタリンなど
- ミドル: チュベローズ、ジャスミン、ピオニー、フリージアなど
- ラスト: サンダルウッド、シダー、バニラなど
調香は、コーチの「ラブ」やヴェラ・ウォンの「ルック」、ラ・ペルラの「ピオニー・ブロッサム」などを手がけている、名門のフェルメニッヒ社。
プロデュースはCloudbreakです。ネクタリンのスウィーティーな情感が効いている感じで、まったりとしたフルーティー・フローラルは、秋冬のシーズンのカジュアルなシーンにベストマッチしそうです。
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アイザック・ミズラヒ、ファビュラスEDT
2017年06月02日
Michel Germain, Sexual Fleur
マイケル・ジェルマンのセクシャルフルール。2012年発売の女性用香水です。
カナダのブランド、マイケル・ジェルマンのフレグランスラインは著名な調香師であるクレマン・ギャバリーとソフィア・グロスマンとのコラボレーションで制作されています。こちらのセクシャルフルールはオリエンタル・フローラルの香調がベース。
- トップ: ピンクグレープフルーツ、ピンクデイジー、マカダミアナッツなど
- ミドル: フランギパニ、エジプシャン・ジャスミン、プラム、ピンクフリージアなど
- ラスト: センシュアルムスク、ウッディ・ノートなど
オールシーズンのデイタイムにマッチしそうです。好感度の高い香水です。
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マイケル・ジェルマン、セクシャルフルール
2017年05月31日
Ted Lapidus, Fou d'elle
テッド・ラピドスのフーデル。1997年発売の女性用香水です。
香りはフローラル・オリエンタルの香調がベース。グルマン・スウィートをうまく効かせた、オシャレな香水です。
- トップ: ペッパー、ピーチ、ジャスミン、ロータスなど
- ミドル: フリージア、ヒヤシンス、ワイルド・ローズ、プラリネなど
- ラスト: バニラ、シダーなど
調香は、アザロの「オー・ラ・ラ」やショーメの「ショーメ」、ソニア・リキエルの「リキエル・ローズ」などを手がけているジェラール・アンソニー。プロデュースは、シェビニヨンやファソナブルなどの香水ラインもかかえている「ジャック・ボガール・グループ」です。オリエンタルの系統の中ではモダンなアイテムで、バニラやプラリネの甘さがアクセントになっている印象です。
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テッド・ラピドス、フーデル
2017年05月29日
Coty, Vanilla Musk
コティのバニラムスク。1994年発売の女性用香水です。
このブランドの最近のヒットシリーズといえば、ムスクの香りを活かしたムスク・コレクション。1973年のワイルド・ムスクの世界的な大成功に端を発し、翌年に発売したムスク・フォーメンも大当たりいたしましたが、本作もその系譜に連なります。甘いスムーシーなオリエンタル・スウィートの香調がベース。
チュベローズ、トンカビーンズ、バーボン・バニラ、ムスク、サンダルウッド、シダーなどがマイルドに緩やかに溶け合います。
イブニング以降のリッチでムーディーなひとときにどうぞ。
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コティ、バニラムスク
2017年05月28日
Sisley, Eau Tropicale
シスレーのオートロピカル。2014年発売の女性用香水です。
嵐の後の熱帯雨林をイメージして作られたこの香水は、フレッシュ・フローラル・シプレーの香調がベース。
- トップ: ベルガモット、ジンジャーフラワー、ハイビスカス、フランギパニ、パッションフルーツなど
- ミドル: バイオレットリーフ、ターキッシュローズ、チュベローズなど
- ラスト: シダー、パチョリ、アンブレットシードなど
調香はジミー・チュウのエキゾチックシリーズや、ランバンの「ジャンヌ・ランバン・クチュール」や、ヴィクター&ロルフの「フラワー・ボム」などで有名なドミティーユ・ベルティエです。春から夏にかけてのデイタイムにマッチしそうです。
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シスレー、オートロピカル
2017年05月27日
Jo Malone, Orange Blossom
ジョー・マローンのオレンジブロッサム。2003年発売のユニセックス香水です。
ネーミングのとおり、オレンジ・ブロッサムをフィーチャーしたシンプルな作品で、このブランドが提唱する「フレグランス・コンバイニング(重ね付け)」のベースとしても重宝する一品です。オレンジ・ブロッサムはオレンジの木の花のことで、独特のホワイト・フローラルが香水でもアロマ・オイルでも人気です。今回の作品は、そんな花の香りの特質を活かした、シトラス・フローラルの香調がベース。
- トップ: セドラ、グリーン・ノート、クレメンタイン・リーフなど
- ミドル: オレンジ・ブロッサム、ウォーターリリーなど
- ラスト: オレンジ・ブロッサム、ライラックなど
調香は創始者のジョー・マローン本人です。ラストでもフローラルが香るところがユニークで、単品でももちろんステキですが、バニリックなものと重ね付けすると、よりいっそう味わいが出そうな印象です。重ね方でお好みのシーンに合わせられるのも楽しいところです。
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ジョー・マローン、オレンジブロッサム
2017年05月25日
Serge Lutens, Gris clair
セルジュ・ルタンスのグリクレール。2006年発売のユニセックス香水です。
グリ・クレール=クリアな灰色をコンセプトにしたもので、岸壁やアンニュイな情感をモチーフとした、フローラル・ウッディー・ムスキーの香調がベース。
- トップ: メディタレイニアン・ラベンダー、アイリスなど
- ミドル: ドライウッド、バーンド・インセンスなど
- ラスト: トンカビーンズ、ムスク、アンバーなど
調香はクリストファー・シェルドレイク。彼は2005年からシャネル香水ラインでジャック・ポルジュの片腕としても活躍していて、「ベル・レスピオ」、「コロマンデル」など、シャネルの秀作香水のプロデュースでも有名です。この作品は、全体的にはラベンダー、インセンス、トンカビーンズをメインにしている感じで、トップはふんわり、ミドルは静かに、ラストは少しチャーミングにと、トーンが変わるところが魅力です。香水通に好まれそうな香りですが、ユニセックス仕様らしくメンズでもレディスでもマッチするでしょう。
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セルジュ・ルタンス、グリクレール
2017年05月24日
Creed, Fleurissimo
クリードのフルリッシモ。1956年発売の女性用香水です。
一度デッドストックになって再販されたものです。オリジナルは、モナコ大公のレーニエ三世がグレース・ケリーとの結婚の引き出物として依頼したもので、その栄誉にふさわしく、選び抜かれたマテリアルとブレンドが融けあった、フローラル・ノートの香調がベース。
- トップ: ベルガモットなど
- ミドル: チュベローズ、ブルガリアン・ローズ、バイオレット、フロレンティン・アイリスなど
- ラスト: アンバーグリスなど
調香は五代目調香師のジェームズ・ヘンリー・クリードです。奇をてらわない王道のフローラルで、クリード・クオリティを存分に体感できる一品です。うららかな昼下がりが似合いそうな香りで、デイタイムであればオールシーズンで使えそうです。元がロイヤル・ウェディングの引き出物だけに、ちょっとフォーマルな席にもとってもマッチしそう。長く愛用できる逸品です。
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