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2019年12月29日
Olfactive Studio, Chambre Noire
オルファクティヴスタジオのシャンブルノワール。2011年発売のユニセックス香水です。
オルファクティヴスタジオの設立時に発表された香水の一つで、アート写真をもとに調香師が香水を作り出すと言うユニークな手法をとっています。シャンブルノワールは「黒い部屋」と言う意味で、カイロで撮影された写真がインスピレーションとなりました。香調はウッディ・バルサミック・レザリーがベース。
- トップ: ピンクペッパーなど
- ミドル: ジャスミン、インセンス、バイオレット、プラム、パピルスなど
- ラスト: ムスク、サンダルウッド、パチョリ、バニラ、レザーなど
全体をまとめているキーノートは スイートパチョリ。甘く柔らかな香りとパチョリが重なり、その中に様々なエッセンスが隠れています。調香は、ティエリー・ミュグレーやサルバドール・ダリなどの香水を手掛けるドロテ・ピオです。秋や冬の季節にマッチしそうです。
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オルファクティヴスタジオ、シャンブルノワール
2019年12月28日
Acqua di Firenze, Primavera
アクアディフィレンツェのプリマヴェーラ。女性用香水です。
香調は、ウッディ・フローラル・ムスキーがベース。キラキラとした輝きによって誘惑され、素敵な庭に導かれる幻想が、香りのよいオープニングです。
- トップ: レモン、オレンジ、マートル、ローレル、サイプレス
- ミドル: ローズ、ジャスミン、バイオレット、ブルーム、ピットスポルム、フリージア、ヘリオトロープ
- ベース: パチョリ、サンダルウッド、カシュメラン、アンバー、ベンゾイン、シベリアンムスク
プリマヴェーラは春のことで、名前の通り春先にベストマッチしそうです。
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アクアディフィレンツェ、プリマヴェーラ
2019年12月27日
Karl Lagerfeld, Fleur de Pêcher
カール・ラガーフェルドのフルールドペシェ。2017年発売の女性用香水です。
「レ・パルファム・マティエール」というシリーズのなかの一作です。「ペシェ」はフランス語で「桃」のことで、この作品はピーチ・ブロッサムをフィーチャーしたフルーティー・フローラルの香調がベース。ごくシンプルで親しみやすい一品です。
- トップ: 洋ナシ、ユズなど
- ミドル: ジャスミン・ティ、ピーチ・ブロッサムなど
- ラスト: ウッディ・ノート、ホワイトムスクなど
調香は、バーバリーの「バーバリー・ブリット・シアー」や、ジバンシィの「アマリージュ・ダムール」、ラリックの「オー・デ・ラリック」なども手がけている、女性パフューマーのエミリー・コパーマン。プロデュースは、ブシュロンやコーチなどの香水ラインでもおなじみのInter Parfumsです。さっぱりとしたリラクゼーション満点のフルーティー・フローラルで、女性であれば愛される香りではないかと思います。プライベートなシーンであれば、シーズンを問わず、デイタイムでもイブニング・タイムでも、お好みにあわせてお使いいただけるでしょう。
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カール・ラガーフェルド、フルールドペシェ
2019年12月26日
Hanae Mori, Purple Butterfly
ハナエモリのパープルバタフライ。2016年発売の女性用香水です。
1996年に発売された「ハナエ・モリ」がオリジナルで、今回はそのシリーズのニュー・ファミリーです。香りは、パウダリー・フローラルのクリーンな香調がベース。
- トップ〜ミドル: アイリス、バイオレット、ローズ・バド、パウダリー・ノートなど
- ラスト: パチョリ、ウッディ・ノートなど
プロデュースは、ニューヨークのプロダクションで、クリードの香水ラインも手がけているInternational Cosmetics and Perfumes (ICP)です。パープルという名前のとおり、アイリスやバイオレットがメインとなった、シンプルなパウダリック・フローラルで、化粧品のようなたたずまいを感じさせます。クラシックでもモダンでもない、タイムレスな香りで、女性であればだれにでも愛されそうな一品です。ライトな香りなので、シーズンを問わずにお使いいただけるでしょう。比較的デイタイムにマッチするかもしれません。カジュアルなウェアにも、シックな装いにも合わせられそうなところも好ポイント。使い勝手のいい一品です。
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ハナエモリ、パープルバタフライ
2019年12月13日
Judith Leiber, Ruby
ジュディス・リーバーのルビー。女性用香水です。
香調は、オリエンタル・フローラルがベース。
- トップ: ベルガモット、マンダリン・リーフ、キンモクセイなど
- ミドル: ローズ、ガーデニア、ジャスミン、シクラメン、マグノリアなど
- ラスト: バニラ、ムスク、アンバー、パチョリ、シダーなど
ホワイトフローラルが際立つ印象です。秋冬の季節にマッチしそうです。
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ジュディス・リーバー、ルビー
2019年12月11日
Arquiste, L'Etrog
アーキストのレトログ。2012年発売のユニセックス香水です。
エトログはシトロンの一種で、中世から収穫祭などに用いられてきた植物です。こちらはそんなシトロンをフィーチャーした作品で、香調はアロマティック・シトラスがベース。
シトロン、デーツ、ベチバー、マートル、パーム・リーフ、ウッディ・ノートなどが香ります。
調香は、アーキストの他、ドルチェ&ガッバーナのベルベットコレクションやトム・フォードなどの香水を手掛けるロドリゴ・フローレス・ルーと、ジョー・マローンやマーク・ジェイコブスなどの香水を手掛けるヤン・ヴァスニエです。春から夏にかけてのデイタイムにマッチしそうです。
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アーキスト、レトログ
2019年12月10日
Acca Kappa, Vaniglia Fior di Mandorio
アッカ・カッパのバニラ&アーモンドフラワー。2014年発売の女性用香水です。
名前の通り、バニラとアーモンドフラワーをフィーチャーした作品で、香調は、オリエンタル・フローラルがベース。
- トップ: イタリアンベルガモット、ジャスミン
- ミドル: アーモンドフラワー、バニラ
- ラスト: サンダルウッド、アンバー、トンカビーンズ、ムスク
調香は、ウビガンやラボラトリオ・オルファッティーヴォなどの香水を手掛けるルカ・マフェイです。秋冬のイブニング以降にマッチしそうです。
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アッカ・カッパ、バニラ&アーモンドフラワー
2019年12月09日
Abercrombie & Fitch, Authentic
アバクロンビー&フィッチのオーセンティック・ウーマン。2019年発売の女性用香水です。
オーセンティック・マンとのカップリング香水です。香調は、ウッディ・シトラス・フローラルがベース。
- トップ: 洋ナシ、マンダリン、レッドカラントなど
- ミドル: マグノリア、ネクタリン、スズランなど
- ラスト: アンブレット・シード、シダー、サンダルウッド
調香は、エリザベス・アーデンやサラ・ジェシカ・パーカーなどの香水を手掛けるクレメント・ガバリーです。春から夏にかけてのデイタイムにマッチしそうです。
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アバクロンビー&フィッチ、オーセンティック・ウーマン
2019年12月08日
Philosophy, Celebrate Grace
フィロソフィのセレブレイトグレイス。2014年発売の女性用香水です。
このブランドのデビュー作「アメイジング・グレイス」からつづく、グレイスという名前が付いた作品のひとつで、香りは、ソーピーなフローラル・ムスキーの香調がベース。
- トップ: ラベンダー、ウォーターリリー、フリージアなど
- ミドル: ホワイト・ローズ、ピオニーなど
- ラスト: クリーン・ムスク、サンダルウッドなど
プロデュースは、マーク・ジェイコブスやロベルト・カヴァリ、ヴェラ・ウォンなどの香水ラインもかかえている、アメリカの大手香水プロダクション・カンパニーのCotyです。透明感のあるフローラル・ムスキーで、とてもソーピーなトーンなので、使い勝手は抜群だと思います。プライベートなシーンでも、オフィス・シーンなどでも活用できるでしょう。レディス仕様ですが、メンズでもマッチすると思います。このフィロソフィーの香水ラインは、クリーンなフローラル香の作品が多いので、興味のあるかたはほかの作品もチェックしてみてください。
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フィロソフィ、セレブレイトグレイス
2019年12月07日
Alaïa Paris, Alaïa
アズディン・アライアのアライアパリ。2015年発売の女性用香水です。
香りは、現代的でコンテンポラリーな、アロマティック・レザリーの香調がベース。
- トップ: エアリー・アコード、ピンクペッパーなど
- ミドル: ピオニー、フリージア、ローズなど
- ラスト: ムスク、レザー、バイオレットなど
調香は、ケンゾーの「トーキョー・バイ・ケンゾー」やニナ・リッチの「ルナ」、オリフレイムの諸作品など、数多くのヒット作を手がけているマリー・サラマーニュ。プロデュースは、イッセイ・ミヤケやナルシソ・ロドリゲスの香水ラインでもおなじみの、資生堂系列のPrestige Beautéです。レザリー系のハイモダンな作品で、香水である以上に、芸術を意識したような作品といえるかもしれません。
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