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2018年02月11日
Diesel, Loverdose Red Kiss
ディーゼルのラヴァードゥース・レッドキス。2015年発売の女性用香水です。
オリジナルは、2011年に発売されてスーパー・ヒットを記録した「ラヴァードゥース」で、今回の作品は、そのニュー・アレンジ・エディションです。香りは、現代的なアクセントが効いたグルマン・バニリックの香調がベース。
- トップ: ベルガモット、ブラックカラント、アップル、シュガーなど
- ミドル: カカオ・ポッド、ヘーゼルナッツ、オレンジ・ブロッサムなど
- ラスト: パチョリ、アンバーなど
プロデュースは、イブ・サンローランやランコム、ジョルジオ・アルマーニなどの香水ラインも手がけている「ロレアル」です。ミドルの香りがユニークで、ココアの香りとヘーゼルナッツのクリスピーな香りがマッチングして、カフェ・テイストなカラーを写し取っています。コンフェクショナル系でありながら甘ったるさは感じさせず、個性的な香りながらもライトに使える印象です。カジュアルなシーンであれば、オールシーズンでお使いいただけると思います。
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ディーゼル、ラヴァードゥース・レッドキス
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2018年02月10日
Diptyque, L'Ombre Dans L'Eau
ディプティックのロンブルダンロー。1983年発売の女性用香水です。
ディプティックは、1963年にフレグランスキャンドルを販売したところ評判になり、その後香水、バス・ケア、ボディ・ケアを展開して、現在ではハイセンスなトータル・ビューティー・サロンとして有名です。このロンブルダンローは、ディプティックの顧客の夫人の庭からインスピレーションを得てクリエイトされた香りと言われています。最高品質のマテリアルを使用したフローラル・グリーンの香調がベース。
- トップ: ブラックカラント・リーブスなど
- ミドル: ブルガリアン・ローズなど
- ラスト: アンバーなど
調香は、「ロートル」や「オーレント」、「ロー・トロイ」や「オレーヌ」など、ディプティック香水を数多く手がけているセルジュ・カログィーヌ。清らかな水彩画のようでもあり、自然のパワーをくっきりと感じさせるようでもある、とても高度に洗練された香りだと思います。ロージー・グリーン系の香水の中では屈指の完成度といって良いでしょう。デイタイムであればオールシーズンでお使いいただけるのではないでしょうか。
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ディプティック、ロンブルダンロー
2018年02月09日
Max Azria, BCBG Bon Chic
マックス・アズリアのBCBGボンシック。2012年発売の女性用香水です。
オリジナルは2011年に発売された「ビーシービージー・マックス・アズリア」で、今回はそのニュー・ファミリーです。ブランド名に付いている「ボン・シック」をネーミングに取ったこの作品は、フルーティー・フローラルの香調がベース。
- トップ: ブラック・ラズベリー、マンダリン、梨など
- ミドル: ピンク・ピオニー、バイオレット、オレンジブロッサムなど
- ラスト: ソフト・ウッド、バニラ、カシミア・ウッドなど
調香は、ボンドN09の「ユニオン・スクエア」やヒラリー・ダフの「ウィズ・ラブ」、マドンナの「トゥルース・オア・デア」などを手がけている、ギヴォーダン社のステファン・ニールセン。プロデュースは、ジューシー・クチュールやマライア・キャリーなどの香水ラインでもおなじみのエリザベス・アーデンです。ポップなフルーティー・ノートが魅力的で、ベーシックなフルーティー・フローラルではありますが、ほんのすこし大人の情感をかもし出しているところが好ポイント。プライベートなシーンで使い勝手がいいと思います。
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マックス・アズリア、BCBGボンシック
2018年02月08日
Bond No. 9, Gramercy Park
ボンドNo.9のグラマシーパーク。2003年発売のユニセックス香水です。
ニューヨークのダウンタウンの高級住宅地の中にある「グラマシーパーク」という公園の名前をそのまま取った作品です。この公園は私有地となっていて、一般公開されるのは基本的に年に一度きり、近所の住人だけが鍵を持って年中出入りすることができるという、格調を感じさせる場所です。そんな閑静な趣きをイメージした香りは、グリーン・フローラル・ウッディーの清々しいエレガンスの香調をベースにしていて、ラグジュアリーでクリーンなトーンを存分に体感することのできるアイテムです。
- トップ: フレッシュ・グリーン・アコード、クリスプ・ティー・リーフ・アコードなど
- ミドル: スズラン、シクラメン、イングリッシュ・アイビーリーフなど
- ラスト: シダー、クリスタル・ムスクなど
調香は、「オード・ノーホー」、「セントラル・パーク」、「グレート・ジョーンズ」など、このラインの香水のクリエイトを最も多く手掛けているロベルテ社。プロデュースはLaurice & Co.です。まさに洗練された香りで、年代を問わずに長く愛用できる一品なのではないかと思います。冬以外のデイタイムであれば、プライベート、オフィス問わずにお使いいただけることでしょう。さらっとした白いウェアに似合いそうです。
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ボンドNo.9、グラマシーパーク
2018年02月07日
Bill Blass, Couture #3
ビル・ブラスのクチュール#3。2008年発売の女性用香水です。
同時発売されたクチュールコレクションの1作です。香調はスパイシーがベース。
香りは階層ではなく、サンダルウッド、ベルガモット・ブロッサム、アップル・ブロッサム、カルダモン、シナモン、ジンジャーなどがフラットに香ります。
プロデュースはアドリエンヌ・ヴィッタリーニやジュディス・リーバーなどを手がけるFirst American Brands。調香は、クチュール#8も手がけるヴァレリー・ガルヌッチ・メンツェルです。夏以外のシーズンでお好みに合わせて使えそうです。
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