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金利が相場に与える影響

りらっクマ:主要通貨の金利が下がってつまらないね。

トロ先生:円を中心にみるとそうだね。でも企業の融資や住宅ローンの返済のために、金利が下がってくれたらと考える人の方が今の世の中多いんだろうね。

りらっクマ:なるほど。30年ローンの1%はバカにならないからね。

トロ先生:ところでりらっクマ、ここで問題です。J国の中央銀行金利が0%、G国の中央銀行金利が5%とします。G国でマイホームを建てたいあなたは30年ローンを組むことにします。
出来るだけ金利を低くしたいときはどうするかな。

りらっクマ:ウーンG国通貨でローンを組むと銀行の儲けを入れて10パーセントくらいになりそうだな。。。エートJ通貨を30年返済で全額分借りてきて、すぐにG国通貨と交換して一括払いします。

トロ先生:さすがりらっクマ。J国中央銀行はどんどんJ通貨を市中に放っているかららJ国の銀行は信用のあるりらっクマには儲けを入れても5%程度でどんどん貸してくれるでしょう。

りらっクマ:30年ローンだとドンだけお得だか想像も付かないね。

トロ先生:実際にはりらっクマがJ通貨を調達する必要はなくてG国の銀行がJ通貨建てローンを5%くらいで組んでくれるので、毎月J通貨に換算したG通貨を返済していけばよいわけで、金利だけ得していくことになります。

りらっクマ:ふんだりけったり、じゃなかった至れり尽くせりですね。でもJ通貨の価値が突然半分になると、半分のG通貨が返済されることになるので銀行は損するのかな。

トロ先生:ウンウンよく気づいたね。だからG国の銀行はJ通貨を1%で借りてG国通貨に交換し住宅販売業者に一括払いします。FX取引で言うとローン残高と同額のG通貨/J通貨の買いだね。そうすればりらっクマにサービスした金利以上の儲けが出ます。低い金利で住宅ローンのお客さんもどんどん増えていくね。

りらっくま:じゃあ逆にJ通貨が突然2倍になったとしたら、2倍のG通貨で払っていかなくちゃならなくなるね。まあそんなことは起こらないか。

トロ先生:今世界中で起きてます。

りらっクマ:ガーン

トロ先生:まあJ通貨が上がるわけがないと思ったのはある意味正解です。さっきの住宅ローンの例で言うとJ国中央銀行がどんどんJ通貨を放っていてG国の銀行はせっせとJ通貨を売ってG通貨を買っていたよね。

りらっクマ:世界中で同じことが行われていたらどんどんJ通貨が下がっていくね。

トロ先生:住宅ローンだけじゃなくて企業の設備投資や繋ぎ資金までも同じ流れだとすると大変だね。学校の社会科で現実に動くお金より信用で動くお金の方が圧倒的に大きいって習ったでしょ。大抵の企業は従業員の給料の総額の何十倍ものお金を信用で回さないと利益を残せません。

りらっくま:でもこの流れは全て融資なのでいつかは戻るよね。そしたら流れは反転するのかな。

トロ先生:個別に見るとそうだよね。だけど経済全体で見ると、経済拡大とともに信用はどんどん膨らんでいくんだ。それを先読みして相場も動く。だから流れはなかなか反転しづらいよね。

【ついに来た!流れの反転については次回へ】

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