ふと、ケアマネの仕事を始めたばかりに担当していた認知症夫婦のことを思い出しました。この家は、もちろん、物があふれていて、色々なものが積み重なっており、数十年掃除をしたことがないんじゃないかという感じでした。1部屋は、物だらけで扉があかない状態で。
ご主人の具合が悪くなり、医療職が導入され、福祉用具でベッドを導入することになり、その時、使用していた自分で購入したベッドを処分することになったのです。もちろん、妻は、認知症でベッドを片付けるのに業者の手配もできない。仕方ないから、福祉用具の担当と搬送業者、私の3人でベッドを片付けることになり...
ベッドを動かしたところ、ベッドの下には、本や新聞、服等たくさん転がっており、畳は、湿っていました。物をどかすと、虫がコクゾウムシの幼虫みたいなのがたくさん、ウゴメイテいたのです。私は、このような虫が大嫌いなので、福祉用具の担当に片付けを任せました。(悍ましい)
訪問介護のヘルパーをしていた時のおばあちゃんの家もすごかった。ゴキブリが多く、ゴキブリホイホイを仕掛けたら、1回目は、隙間もないくらい入ってて。(それを除くのが楽しみだった!)そして、見たこともない長細い黒のカタマリがあり、「これ何?」。どーも、ゴキブリのタマゴらしかった。
床に米をこぼしてしまい、少しだから捨ててもいいか確認すると、食べると言うのです。これ集めると、ゴキブリの子供が混ざるけどと話しても、そんなことは気にしないらしいです。凄い、大正生まれだと思ったけど、もったいない精神が半端ない。
私なら、こんな物食べるくらいなら、死んだほうがマシです。
そんなことを思い出してしまい、本日は、珍しく、雑巾がけをして、キチンと掃除機をかけました。
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