尾崎 豊 の地図

　　作詞：尾崎豊 作曲：尾崎豊

Oh!
朝は目覚めても昨日の疲れひきずったまま
様にならない制服着て表へ出るよ

そして ぞろぞろと駅へ歩く人達に
まぎれ込んで 俺も歩いてゆくよ

満員電車に押し込まれ 言葉さえなくした Strange boy
何がどうなろうと 誰にもどうにも出来ないみたいさ

セーラー服のLittle girl 小さな躰もみくちゃにされ
それでも夢見てるの 失う事ばかりなのに

Rock'n' Roll 踊ろうよ
Rock'n' Roll くさらずに
Rock'n' Roll 手を伸ばせば自由はあと少しさ


Oh!
これから半日は退屈な授業で費すだけで
身も心も疲れはて 魂さえも Knock Knock down

こっそり抜け出し 小さなコーヒーショップの Smoking time
ジュークボックスにいかした Rock'n' Roll
俺らに聞かせて欲しいのさ

ちょっと!
こんなラッシュアワーに死ぬまでもまれたくないよ
何がどうして誰のために縛られなくちゃならないの

逃れられない流れの中で
必死にあがいてる俺が 見えるよ

Rock'n' Roll 踊ろうよ
Rock'n' Roll くさらずに
Rock'n' Roll 手を伸ばせば自由はあと少しさ

Rock'n' Roll 踊ろうよ
Rock'n' Roll くさらずに
Rock'n' Roll 手を伸ばせば自由はあと少しさ

Rock'n' Roll 踊ろうよ
Rock'n' Roll くさらずに
Rock'n' Roll 手を伸ばせば自由はあと少しさ

Rock'n' Roll 踊ろうよ
Rock'n' Roll くさらずに
Rock'n' Roll 手を伸ばせば自由はあと少しさ

　　作詞：尾崎豊 作曲：尾崎豊

落書きの教科書と外ばかり見てる俺
超高層ビルの上の空 届かない夢を見てる

やりばのない気持の扉破りたい
校舎の裏 煙草をふかして見つかれば逃げ場もない

しゃがんでかたまり 背を向けながら
心のひとつもわかりあえない大人達をにらむ
そして仲間達は今夜家出の計画をたてる
とにかくもう 学校や家には帰りたくない
自分の存在が何なのかさえ わからず震えている
15の夜

盗んだバイクで走り出す 行く先もわからぬまま
暗い夜の帳りの中へ

誰にも縛られたくないと 逃げ込んだこの夜に
自由になれた気がした 15の夜


冷たい風 冷えた体 人恋しくて
夢見てるあの娘の家の横を
サヨナラつぶやき走り抜ける

闇の中 ぽつんと光る 自動販売機
100円玉で買えるぬくもり 熱い缶コーヒー握りしめ

恋の結末もわからないけど
あの娘と俺は将来さえ ずっと夢に見てる
大人達は心を捨てろ捨てろと言うが 俺はいやなのさ
退屈な授業が俺達の全てだというならば
なんてちっぽけで なんて意味のない なんて無力な
15の夜

盗んだバイクで走り出す 行く先もわからぬまま
暗い夜の帳りの中へ
覚えたての煙草をふかし 星空を見つめながら
自由を求め続けた 15の夜

盗んだバイクで走り出す 行く先もわからぬまま
暗い夜の帳りの中へ
誰にも縛られたくないと 逃げ込んだこの夜に
自由になれた気がした 15の夜

　　作詞： 尾崎豊 作曲： 尾崎豊

十七のしゃがれたブルースを聞きながら
夢見がちな俺はセンチなため息をついている

たいしていい事あるわけじゃないだろう
ひとときの笑顔を疲れも知らず探し回ってる

バカ騒ぎしてる 街角の俺達の
かたくなな心と黒い瞳には寂しい影が

喧嘩にナンパ 愚痴でもこぼせばみんな同じさ
うずうずした気持ちで踊り続け 汗まみれになれ
くわえ煙草のSeventeen's map


街角では少女が自分を売りながら
あぶく銭のために何でもやってるけど

夢を失い 愛をもて遊ぶ あの子 忘れちまった
心をいつでも輝かしてなくちゃならないってことを

少しずつ色んな意味がわかりかけてるけど
決して授業で教わったことなんかじゃない

口うるさい大人達のルーズな生活に縛られても
素敵な夢を忘れやしないよ ワァオ!

人波の中をかきわけ 壁づたいに歩けば
すみからすみはいつくばり 強く生きなきゃと思うんだ

ちっぽけな俺の心に 空っ風が吹いてくる
歩道橋の上 振り返り 焼けつくような夕陽が
今 心の地図の上で 起こる全ての出来事を照らすよ
Seventeen's map


電車の中 押しあう人の背中にいくつものドラマを感じて
親の背中にひたむきさを感じて このごろふと涙こぼした
半分大人のSeventeen's map

何のために生きてるのかわからなくなるよ
手を差しのべて おまえを求めないさ この街

どんな生き方になるにしても
自分を捨てやしないよ ワァオ!

人波の中をかきわけ 壁づたいに歩けば
しがらみのこの街だから 強く生きなきゃと思うんだ
ちっぽけな俺の心に 空っ風が吹いてくる
歩道橋の上 振り返り 焼けつく様な夕陽が
今 心の地図の上で 起こる全ての出来事を照らすよ
Seventeen's map

　　作詞：尾崎豊 作曲：尾崎豊

道端に倒れたように眠る人がいるよ
一度は目にするが すぐに目をそらして通りすぎる

誰もが不幸になるかもしれない自分を守り
自分の愛を向けることもバカらしくて出来ない
まぬけな人ごみ

俺もまた先のわからぬ不安の中にいる
今を何とか生きる事で 心に余裕もないよ

金もとれない 学生に一体何が出来るのか
どんな奴らも つまりは自分の将来以外
どうでもいいと思うはずさ

愛の消えた街さ 昔からそうなのだろうか
それがあたりまえと言うには俺はまだ若すぎる
見つけたい 見つけたい 愛の光を


愛という言葉をたやすく口にするのを嫌うのも
一体何が愛なのか それは誰にもわからないから

男と女 心より躰で慰めあい
心を探して迷い道迷い込んで倒れるのが見えるだろう

二人もまた先のわからぬ不安の中にいる
愛を誓い守る事が全てだと信じて

子供も産めない世の中のわからぬ二人に
いったいどんな愛が 育てられるとゆうのか
Oh! 今ここに

愛の消えた街さ 昔からそうなのだろうか
それがあたりまえと言うには俺はまだ若すぎる
見つけたい 見つけたい 愛の光を

信じたい 信じたい 愛の光を

　　作詞：尾崎豊 作曲：尾崎豊

こんなにも騒がしい街並に たたずむ君は
とても小さく とっても寒がりで 泣きむしな女の子さ

街角のLove Song 口ずさんで ちょっぴりぼくに微笑みながら
凍えた躰 そっとすりよせて 君は口づけせがむんだ

Oh My Little Girl 暖めてあげよう
Oh My Little Girl こんなにも愛してる
Oh My Little Girl
二人黄昏に 肩寄せ歩きながら
いつまでも いつまでも 離れられないでいるよ


君の髪を なでながら ぼんやりと君を見てるよ
甘えた声で 無邪気に笑う ぼくの腕に包まれた君を

Oh My Little Girl 素敵な君だけを
Oh My Little Girl こんなにも愛してる
Oh My Little Girl
冷たい風が 二人の躰すり抜け
いつまでも いつまでも 離れられなくさせるよ

Oh My Little Girl 暖めてあげよう
Oh My Little Girl こんなにも愛してる
Oh My Little Girl
二人黄昏に 肩寄せ歩きながら
いつまでも いつまでも 離れないと誓うんだ

　　作詞：尾崎豊 作曲：尾崎豊

どれだけ言葉費し 君に話したろう
どんな言葉でも言いつくせなかった事の答も
ひとつしかないはずと

時の流れに心は変ってしまうから
そして いったい何が大切な事だったのかすら
忘れさられてしまう

刹那に追われながら 傷つく事 恐れる僕は
あの日見つけたはずの真実とは まるで逆へと
歩いてしまう

僕をにらむ君の瞳の光は 忘れかけてた真心 教えてくれた
この胸に今きざもう 君の涙の美しさにありがとうと


センチメンタルな気持じゃ 悔んでばかりだよ
僕はなんてまぬけな男だったろう
君にはもう許されることもない

僕の幾つもの思いが 指のすきまからすべり落ちてゆくよ
僕が傷つけてしまった君の涙の様に

使い古しの台詞 また口にしておどける僕は
今度こそは 本当に ひとりぼっちになってしまうよ
何も言わないで

僕をにらむ君の瞳の光は 忘れかけてた真心 教えてくれた
この胸に今刻もう 君の涙の美しさにありがとうと

愛という言葉はなくても ひとりで生きてく訳じゃない
小さなプライドなんかで 傷つけあっても
きっと君に優しさ戻るだろう

僕をにらむ君の瞳の光は 忘れかけてた真心 教えてくれた
この胸に今刻もう 君の涙の美しさにありがとうと

　　作詞：尾崎豊 作曲：尾崎豊

心すれちがう悲しい生き様に
ため息もらしていた

だけど この目に映る この街で僕はずっと
生きてゆかなければ

人を傷つける事に目を伏せるけど
優しさを口にすれば人は皆傷ついてゆく

僕が僕であるために勝ち続けなきゃならない
正しいものは何なのか それがこの胸に解るまで

僕は街にのまれて 少し心許しながら
この冷たい街の風に歌い続けてる


別れ際にもう一度 君に確かめておきたいよ
こんなに愛していた

誰がいけないとゆう訳でもないけど
人は皆　わがままだ

慣れあいの様に暮しても 君を傷つけてばかりさ
こんなに君を好きだけど 明日さえ教えてやれないから

君が君であるために 勝ち続けなきゃならない
正しいものは何なのか それがこの胸に解るまで

君は街にのまれて 少し心許しながら
この冷たい街の風に歌い続けてる


僕が僕であるために勝ち続けなきゃならない
正しいものは何なのか それがこの胸に解るまで

僕は街にのまれて 少し心許しながら
この冷たい街の風に歌い続けてる

　　作詞：尾崎豊 作曲：尾崎豊

E　　　　　　　　　　　　
俺達何かを求めてはわめく
C#m
うるさいRock'n'Roll Band
F#m7　　　　　　　　　　　
誰も見向きもしない
　　　　B7
Scramble交差点で歌っている
E　　　　　　　　　　　　
ごらんよ 寂しい心を閉ざして
C#m
歩くよ Hard Worker
F#m　　　　　　　　　　　
自分のくらしが一番自分を
B7
傷つけると泣いてる

A　　　　　　　　E
俺達遠くの街から 少しの金にぎりやってきた
A
思う存分もはしゃぎまわれず
B7
Jungle Landに 迷いこむ

E　A　　E
Scramblin'Rock'n'Roll


E　　　　　　　　　　　　　　
通りすがりの 着飾ったあの娘は
C#m
クールに夜を歩く
F#m7　　　　　　　　　　　
悲しませるもの すがりつけるもの
B7
胸にいくつかかかえ
E　　　　　　　　　　　　C#m
俺達そんな見知らぬ彼女を 夢中にくどいている
F#m　　　　　　　　　　　B7
彼女の胸の上 優しい光ともして眠りたい

A　　　　　　　　　　　
睡眠不足の Sleepy Boy　
E
闇には孤独と 夢を織りまぜ
A
おびえた心のアクセルふかしても
B7
街からは逃げられやしねえよ

E　A　　E
Scramblin'Rock'n'Roll

A　
自由になりたくないかい
E　　　　　　　　Esus4　E　　　　　　　　
熱くなりたくはないかい
A
自由になりたくないかい
B7
思う様に生きたくはないかい
A
自由っていったいなんだい
E　　　　　　　　Esus4　E
どうすりゃ自由になるかい
A
自由っていったいなんだい
B7
君は思う様に生きているかい

C#m　　　　　B　　　　
さかりのついた獣の様に
A　　　　　G#7
街はとてもDangerous
C#m　　　　　B　　　　
入口はあっても出口はないのさ
A　　　　　
奪いあっては さまよう街角


A
自由になりたくないかい
E　　　　　　　　　　Esus4　E
熱くなりたくはないかい
A
自由になりたくないかい
B7
思う様に生きたくはないかい
A
自由っていったいなんだい
E　　　　　　　　　Esus4　E
どうすりゃ自由になるかい
A
自由っていったいなんだい
B7
君は思う様に生きているかい

E　　　　　　　　　　　　C#m
寂しがりやの君の名前すら 誰も知りはしない
F#m7　　　　　　　　　　　　　　　B7
Scramble交差点では 心を閉ざし解りあうことがない

E　　　　　　　　　　　　
どんなふうに生きてゆくべきか
C#m
わかってないねBaby
F#m
君の恐がってる ぎりぎりの暮しなら
B7
なんとか見つかるはずさ

A　　　　　　　　E
奪いあいの街角で 夢を消しちゃいけないよ
A
見栄と偏見のふきだまり
B7
気をつけて まっすぐ歩いてほしいよ

E　A　　E
Scramblin'Rock'n'Roll
E　A　　E
Scramblin'Rock'n'Roll
E　A　　E
奪いあいのRock'n'Roll
E　A　　E
Scramblin'Rock'n'Roll...

　　作詞：尾崎豊 作曲：尾崎豊

D　　　G D　　　D　　　　　　　　G　D
否が応でも社会に 飲み込まれてしまうものさ
D　　　G D　　　D　　　　　　　　G　D
若さにまかせ 挑んでく ドンキホーテ達は
Em7　　A　　　　　　F#m　　　　Bm
世の中のモラルをひとつ 飲み込んだだけで
G　　D　　G　　D
ひとつ崩れ ひとつ崩れ
G　　D　　　Em
すべて壊れてしまうものなのさ


D　　　G D　　　D　　　　　　　　G　D
あいつは言っていたね サラリーマンにはなりたかねえ
D　　　G D　　　D　　　　　　　　G　D
朝夕のラッシュアワー 酒びたりの中年達
Em7　　A　　　　　　F#m　　　　Bm
ちっぽけな金にしがみつき ぶらさがってるだけじゃ NO NO
G　　D　　G　　D
救われない
G　　D　　　Em
これが俺達の明日ならば

G　　　　　　　　D　　
午後4時の工場のサイレンが鳴る
G　　　　Asus4　A
心の中の狼が叫ぶよ
G　　A　G　　　D　
鉄を喰え 飢えた狼よ
　　　G　　　D　　Em7 DonF# G A D
死んでもブタには 喰いつくな


D　　　　G　　D　D　G　D
夢を語って過ごした夜が明けると
D　　　　　G D　D　　　　　　G　D
逃げだせない渦が 日の出と共にやってくる
Em7　　　　A　　F#m　　　　Bm
中卒・高卒・中退 学歴がやけに目につく
G　D　G　　D　G　D　　　Em7　　　　Em7(onA)
愛よりも夢よりも 金で買える自由が欲しいのかい

G　　　　　　　　D　
午後4時の工場のサイレンが鳴る
G　　　　Asus4　A
心の中の狼が 叫ぶよ
G　　A　G　　　D　
鉄を喰え 飢えた狼よ
　　　G　　　D　　Em7 DonF# G A D
死んでもブタには 喰いつくな

G　　A　G　　　D　
鉄を喰え 飢えた狼よ
　　　G　　　D　　Em7 DonF# G A D
死んでもブタには 喰いつくな

　作詞：尾崎豊 作曲：尾崎豊

C　　　　　　　　　　　　
二人で中古の車に乗り込み
Am
ハイウェイを飛ばすおまえは
F　　　　　　　　　　　G
明け始めた眩しい朝日に 祝福された
C　　　　　　　　
俺がいくつになると
　Am
子供は いくつになるだなんて
F　　　　　　　　　　　G
一度ヘマしたあの時も 同じように話してた

　　　　Am　　Em　　　
おまえは十九で父親になり
　F　　　　　　C
暖かい暮らしをみつけ
　　　　Am　　Em　　　　　　
明けゆく空 あの日見つめながら
F7　　　　　　　　　　G
二人で愛の生活を約束した

C　　　　　　　　　　
両手に抱えた生活の中で
Am
おまえの汗は愛に費やされ
F　　　　　　　　　　G
暖かい暮らしに小さな祝福をあげた
C　　　　　　　　　Am
愛する者達は 俺だけをたよりに寄り添い暮し
F　　　　　　　　　　G
幸せがどれほど大切か感じている

　　　Am　　　　　　Em　　　
昔はチンピラだったと 笑うおまえ
　F　　　　　C
少し淋しく うつむいた
　　　Am　　　　　　Em　　　　
昔みたいな事じゃ もう笑えやしないと
F7　　　　　　　　　　G
最後におまえは 何度も歌った

G　　　　　C　Am　　　　
Say Good-bye　Scrap Alley
　　　　　F　　　　　　　G
Say Good-bye 一人ぼっちのアクセル ON
G　　　　　C　　　　　　Am　
Say Good-bye おんぼろのギター
　　　　　F　　　　　G
Say Good-bye 擦り切れた Rock'n' Roll

F　　　　　G　　　C　Am　
がむしゃらに傷つき求めた
F　　　G　　C　　Am
あの日より幸せになってくれ
F　　　 G　　C　　Am　
この胸に愛の くらしを誓うために
F7　　　　　　　　　G
おまえは何度も歌うのか
　　　　　　　　　C
Say Good-bye Scrap Alley


C　　　　　　　　　　　　　　　
あの頃へたくそな Rock Band 組んで
Am
目立とうとして ボリュームを上げた
F　　　　　　　　　　　　　G　　　　　　　　　　　　
格好つけては 彼女の気を引いていた
C　
割れるぐらいに音が上がると
Am　　　　　　　　　　　
警察が来て苦情を言われた
F　　　　　　　　　　G
暫くは知らないふりで歌っていた
　　Am　　　　　　Em　　　
昔の事を思い出して 賛美して
F　　　　　　　C
懐かしがるつもりはない
　　　　Am　　　　　　　Em　　
これからおまえの生きざまを思う時
F7　　　　　　　　　　　　　　　G
おまえの Shout が 聞こえてくるんだ


G　　　　　C　Am　　　　
Say Good-bye Scrap Alley
　　　　　F　　　　　　　G
Say Good-bye 一人ぼっちのアクセル ON
G　　　　　C　　　　　　Am　
Say Good-bye おんぼろのギター
　　　　　F　　　　　G
Say Good-bye 擦り切れた Rock'n' Roll
F　　　　　G　　　C　Am　
がむしゃらに傷つき求めた
F　　　G　　C　　Am
あの日より幸せになってくれ
F　　　 G　　C　　Am　
この胸に愛のくらしを誓うために
F7　　　　　　　　　　G
おまえは何度も歌うのか

　　　　　　　　　　C　
Say Good-bye Scrap Alley
G　　　　　　　　　C
Say Good-bye Scrap Alley…