4月に入り、メーカが推奨する旬な最新版OS(Firewarev12.5.7アップデート1 2021/03/31)
を導入したところ、
DHCPサーバ機能が正常に動作せず、端末がすべて不通となる事案が発生しました(´・ω・`)
※動作モード:ドロップインモード 現象:固定IP設定端末を除いた全ての端末
やったこと: Firewarev12.5.3 → Firewarev12.5.7アップデート1
最初は原因がわからず、サイバー攻撃か!?とか焦りました。
二進も三進も行かない状況となり、とりあえず初期化、再セットアップと相成りました。
だがしかし!!
初期化しても同じ現象・・・
ならば!とやってみたのがOSのバージョンダウン・・・
試行錯誤の末、Firewarev12.5.3update1を導入して復旧した次第です。(´・ω・`)
結果、12.5.3→12.5.3update1のわずか1世代のバージョンアップ^^;
復旧後、我社のキッティングを担当した某社の営業&エンジニアの方に聞けば、
「現在の推奨OSバージョンは、「12.5.7Update1」もしくは「12.5.3Update1」です!」との事。
「但し、12.5.7では、
DHCP関係で不具合が発生したとも聞いております!( ・ิω・ิ)キリッ」
とのコメント(´・ω・`)
すぐに聞けばよかったんですが、
「早く言ってよ・・・」(´・ω・`)と思った次第です。^^;
実は他社製も使っており、
時々メンテしておりますが、両方ともメンテが楽で
いままで困ったことはなかったのですが、あるんですねぇ。こういったことが・・・
というわけで、UTM WG-T55 OSダウングレードの為の以下備忘録。
※操作は、全て Fireware Web UI です。
(0)[システム]-[OSのアップグレード]-[イメージをバックアップおよび復元する]
で、事前に設定ファイルをバックアップ。
(1)ダウンバージョンOSイメージの取得
以下URLの、(推奨のFireware12.5.3アップデート1)
https://software.watchguard.com/SoftwareDownloads?familyId=a2R2A000002amHVUAY
「Fireware 12.5.3 Update 1 Sysa-dl for OS updates from the Web UI」
Released 05/14/2020 ・ SHA1 b8624c19c535c87767e3f7f0224e275bd5909564
をダウンロードし、ZIPを解凍。
解凍後ファイル名:T55.sysa-dl
(2)OSバージョンダウンの実行
[システム]-[OSのアップグレード]-[アップグレードファイルがあります。]から「ファイルを選択」し、
(1)でダウンロードした「T55.sysa-dl」ファイルを設定、「アップグレード」を実行
(3)設定ファイルの復元
開始すると、下記画面が出てくるのでしばらく待つ・・・
(4)作業終了
手順(0)でバックアップした設定ファイルを復元して作業完了。
【おまけメモ】
・T55の初期化方法
(1)「本体裏」のリセットボタンを押しながら電源を切る。
(2)リセットボタンを押しながら電源投入。
その際 [ATTN]ランプが黄色「点灯」するまで押し続けるのがキモ。
(3)[ATTN]ランプが「点灯」したら、再度、電源を切って、再び電源投入。
(コレをしないとWEBUI画面が開かないとの事)
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