子供、「良いな、自分達だけ」
A、「一緒に来る?」
子供、「行かない。代わりにお小遣いをちょーだい」
私、「ダメに決まってるでしょ。早く学校に行きなさい」
車で10分ほどのカフェへ行くのは、モーニングを食べるためと、・・・。
カフェがある辺りは、区画整理等で近年再開発され、移住者が増えている。
移住者が増えれば、古くからいる住人と軋轢が生じる。
私達に声を掛けて来るのは、カフェの常連客で古くからいる住人Aさん。
Aさんは、お嫁さんとの関係が上手く行かず、愚痴を良くこぼしている。
Aさんの友人、「この人、お嫁さんを家から追い出しちゃったのよ」
Aさん、「違うわよ。勝手に出て行ったのよ」
私、「出て行ったお嫁さんとは、どうなりました?」
Aさん、「勝手に出て行ったのに、孫の世話だけは押し付けて来るの。厚かましいでしょ」
私、「お孫さんに会えなくなったら、寂しいでしょ?」
Aさん、「そんなことないわよ。ジジババ皆が、孫好きと思わないで」
私、「お孫さんは可愛いでしょ」
Aさん、「昔はね。でも、近頃は嫁に似て来て、ムカッとする時があるわ」
カフェで愚痴を言えるくらいだから、本当は幸せなんだろうと思ったのだが、お嫁さんのことを詳しく聞いたら、私とAは絶句。
なぜなら、そのお嫁さんのことを知っていたから。
自分の知らないところで、お姑さんに悪口を言いふらされているのだから、お嫁さんが気の毒な気もするが、自業自得な気もした。
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