このオバさん、誰だろう?
入院していた時に知り合った人かな?
そう思ったのは、声を掛けて来たオバさんは、メイクをしてなかったから。
私、「はい?」
オバさん、「さっき電話したのよ」
私の連絡先を知ってるってことは、以前は親しくしていたのか?
オバさん、「来るなら連絡してくれれば良いのに」
誰だ?このオバさん。
オバさん、「・・・」
私、「???」
オバさん、「もしかして、私に気付いてない?」
私、「はい」
オバさん、「はい、じゃないわよ、私よ、〇〇よ」
私、「えっー!?」
私が驚いたのは、声を掛けて来たのは、つい最近、電話で話した学生時代の友達だったから。
この友達は〇〇〇の先生をしており、維摩池のキャンドルイベントには、生徒(実際は問題を起こす保護者)が来ているか見回りに来ていた。
私、「メイクをしてないと分からないわよ」
友達、「失礼ね」
私、「本当に〇〇?」
友達、「本当に失礼ね」
友達がいるのは、出店のスグ近く。
子供達(生徒達)は、何を売っているのか必ず出店を見に来るため、そこで見張っていれば、わざわざ見回りに行く必要はない。
私、「私でも分からないんだから、誰にも気付かれないでしょ?」
友達、「誰も私に気付かない」
私、「いつからいるの?」
友達、「〇時から」
私、「そんなに早くからいたの」
私、「だったら、〇時に私が来たことに気付いた?」
友達、「分かんないわよ」
大人の区別は付かなくても、職業柄、受け持ちでなくても、自分の学校の生徒か他校の生徒かの区別は付くらしい。
私、「例の保護者達は来た?」
私が言う例の保護者達とは、学校に苦情が寄せられる問題を起こす保護者のこと。
友達、「一部は来てる」
友達の近くで座っているノーメイクのオバさん達も教育者だが、見た目は普通のオバさん。教育者としてのオーラはゼロだった、
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