アフィリエイト広告を利用しています

2023年08月04日

確実な運用先

家族で朝食を取っているところに、近所に住む幼馴染みのAがやって来た。
このようなことは珍しくないため、旦那も子供も箸を止めない。
私、「ご飯は食べたの?」
A、「ご飯どころじゃないわよ」
私、「どうしたの?」
A、「コレ見て」
見せられたのは、米国のテクノロジー企業が銀行口座を作り、金利を年4%以上とするスマホのニュース記事。

私、「後にして!」
私がキレ気味に言ったのは、財テクのことは旦那には一切話してないから。

旦那が仕事に出掛けると、
私、「いつのニュースよ」
A、「知ってたの?」
私、「知ってるわよ」
A、「知ってたなら、どうしてコレにしなかったの?」
私、「口座開設出来るのは米国内居住者に限られているからよ」
A、「なーんだ」

Aの御主人は、冬のボーナスが出ず、夏のボーナスもイマイチだったらしく、Aが財テクに興味を持ち出したのが今年の春。
そんなAに私が勧めたのは米国債。
国債は、大きくは儲けられないが、確実にリターンが見込める。
しかし、米国債の場合だと為替の問題があり、購入時より円高になると、ドルを円に替えると損をする。
ドルのまま持ち続ければ、損になることはない。

以前の私は、株価指数に連動する投資信託をしていたのだが、世界的にコロナウィルスが流行すると思い、高値で売り逃げた。
とは言っても、ドルで運用していたため、儲けたドルは全て米国債を購入。
米国債は利回りが5%ほどあるため、主婦のお小遣いとしては十分。

旦那が定年退職したら、年金だけで生活しなくてはならないため、米国債は利付債ではなくストリップス債。
30年後の償還なら、100万円の米国債が30%ほどで買えるため、1000万円分の米国債を買っておけば、30年後には3000万円になっている。
もちろん、為替の問題はあるが、現在150円ほどの1ドルが、70円のドル高になっても、30%で買っているのだから償還まで持てば確実に儲かる。

Aは、アメリカがデフォルトしたら米国債はどうなるの?と心配しているが、アメリカがデフォルトするなら、世界中の国もデフォルトする。もちろん、日本も例外ではない。
米国債を買ったAは、為替のニュースばかり見ているが、主婦が見たところで世界情勢が変わるわけではないから、私は一切見ない。

A、「老後はハワイで暮らそうね」
私、「・・・」
絶対イヤだ。暮らすなら日本語が使えるところが良い。
この記事へのコメント
コメントを書く

お名前:

メールアドレス:


ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/12128802
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
カテゴリーアーカイブ
最新記事