ママ友のAさん、「反対回りで歩こう」
私、「良いけど、どうして?」
Aさん、「あの人が来たから」
前から歩いて来たのは年配の男性。
私、「何かあったの?」
Aさん、「あの人、苦手なの」
私達が歩く時間帯は、反時計回りで歩く人が多いのだが、その年配の男性は流れに逆らって時計回りで歩いている。
Aさん、「あの人、どうして皆と違って時計回りで歩いているのか分かる?」
私、「子供の時からの癖なんじゃないの」
Aさん、「違うのよ。話し相手を見付けるため」
その年配の男性は、知り合いを見付ける度に話し掛けるため、維摩池を1周するのにメッチャ時間が掛かる。
私、「年寄りは、ヤルことがなくて暇なのよ」
Aさん、「暇つぶしに、悪口を聞かされるのは堪ったものではないわ」
私、「あのお爺さん、悪口を言ってるの?」
Aさん、「そうなのよ。男のくせして、近所の人の悪口を言いふらしているの」
私、「うちの近所にもいるわ。他人の悪口を言いふらして、自分を正当化する人が。うちの近所の場合は、若いママさんだけどね」
Aさん、「女なら、まだ分かるけど、男のくせして悪口を言いふらすって陰険じゃない」
私、「そうやって今まで生きて来たのよ。」
維摩池を1人で散歩していると、他人の悪口を聞かされることは多いため、複数人かスマホで話すふりをしながら散歩するようにしている。
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