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2024年12月10日
昔からの縁起物?「正月魚」「年取り魚」って何?
突然ですが「正月魚」「年取り魚」って知ってますか?
日本人は昔から縁起物として、「正月魚」もしくは「年取り魚」といって、大晦日から正月に魚を食べてきました。
この「正月魚」「年取り魚」は、地方によって違います。
今回は、12月に入り今年ももうすぐ終わりということで、各地の「正月魚」「年取り魚」を紹介します。
「正月魚」「年取り魚」
出典・photoAC
大晦日には年越し蕎麦を食べ、お正月にはおせち料理やお雑煮を食べますよね。
年越し蕎麦には麺の長さのように長生きできるようにという意味があるように、おせち料理やお雑煮にも意味が込められ食べられています。
そして、普段から食べている魚も、お正月に食べると神聖な意味を持つようになります。
それが、「正月魚」「年取り魚」です。
今回は、各地の「正月魚」「年取り魚」やその意味を紹介します。
東日本
東日本で食べられる正月魚は、ズバリ“鮭”。
出典・photoAC
東日本では正月魚・年取り魚としてサケがよく食べられます。
「サケ=栄える」や「サケ=災いを避ける」といった意味合いがあるようです。
そして、サケと言えば“イクラ”ですが、イクラには子孫繁栄の意味で食べられているそうです。
西日本
続いて、西日本はコチラ。
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西日本では“ブリ”がよく食べられます。
おせち料理にもブリの照り焼きが入っていますよね。
「ブリ=出世魚」なので、出世を願う意味で食べられています。
ちなみに、正月魚・年取り魚は、糸魚川静岡構造線という断層線付近で認識が分かれると言われているみたいです。
各地の正月魚・年取り魚
東日本ではサケ、西日本ではブリと言いましたが、地域によっても違います。
例えば
瀬戸内海では、イワシやタイ。
青森の一部地域では、タラ。
長野県の一部では、名産のコイを食べるみたいです。
地域で独自の正月魚・年取り魚がいるんですね。
お正月に食べると縁起が良い魚は?
出典・photoAC
お正月に食べると縁起が良い魚は他にもいます。
●タイ
タイはなんと言ってもおめでたい。
商売繁盛をもたらす七福神の恵比寿様がタイを持っていますよね。
タイは意外と長生きで長寿を願う意味でも食べられています。
●エビ
日本人が大好きなエビは、昔から長寿を願う縁起物として食べられてきました。
お正月に飾る、海老の飾り物にも同様の意味がめられています。
●数の子
ニシンの卵になる数の子。
漢字で書くと「二親」とあてることができ、「たくさんの子に恵まれますように」「我が家が代々栄えますように」という意味で食べられます。
定番のおせち料理でもありますよね。
縁起を担ぐ「正月魚」「年取り魚」を食べよう
縁起を担ぐために昔から食べられてきた「正月魚」「年取り魚」。
東日本のサケや西日本のブリ以外にも、地域ごとにいろんな正月魚があり、面白いですね。
皆さんも大晦日・お正月に「正月魚」「年取り魚」で縁起を担いでみてはいかがですか。
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2024年12月07日
【チャンス到来】激アツ状態のナブラ攻略法!
水面がざわついてる!
ナブラとは大型の魚に追われ小魚が水面に追い詰められた状態のことです。
つまり、大型魚の活性がMAXになっていて、釣り人にとっては大チャンス!
今回は激アツなナブラの攻略方法を紹介します。
ナブラ発生!
出典・photoAC
水面の一部がざわついて、小魚や大きい魚がバシャバシャ跳ねている!
これは、“ナブラ”や“ボイル”と呼ばれる状況です。
とくに青物が回遊するような外洋に面した海で見られる現象です。
ナブラが起きているということは、小魚を捕食する大型魚の活性がMAXになっている状態なので、釣りにおいては超激アツ展開なんです!
そもそもナブラって?
出典・photoAC
そもそもナブラとは、小魚の群れが大きな魚に水面まで追い詰められた状態のことです。
小魚は水面よりも上には逃げられないので、水面がザワザワと波立つというわけです。
水中では小魚の群れを大きな魚が取り囲んでいるはずです。
ナブラ攻略法
いくらナブラが激アツ状態とはいえ、間違った方法ではなかなか釣果につなげることは難しいです。
また、ナブラが起きたとしても、一瞬で沈んでしまうのはよくあること。
なので、ナブラに遭遇したときに備えて、あらかじめ攻略のイメージを作っておきましょう。
ナブラの中を速巻き
最も基本的な攻略方法が「ナブラの中を速巻きで誘う」と言うもの。
ナブラの向こうまでルアーを飛ばし、水面付近で高速で巻いたり、高速でジャークさせたりして誘います。
大体のナブラはこの誘い方で魚が反応してくれるはずです。
ナブラの中で沈める
早巻きでヒットしない場合は、「ナブラの中でルアーを沈める」のも効果的です。
大きな魚は水面でバシャバシャしている小魚よりも深いところで構えていることが多いので、ルアーを沈めて大きな魚に近づけて誘います。
活性が高ければ最初のフォールで喰ってきますが、それでヒットしなければリフト&フォールを繰り返し誘いましょう。
弱った小魚がフラフラと沈んでいくようなイメージです。
ナブラの周囲を通す
ナブラの中にルアー入れるのではなく、「ナブラの周囲にルアーを通す」のもおすすめです。
群れからはぐれた小魚が必死に逃げ回っているイメージでルアーを動かしましょう。
ナブラは爆釣の大チャンス!
ナブラは魚のやる気が最大まで高まった激アツな状態です。
うまく攻略できれば数釣りだけでなく、入れ食いだって夢ではありません。
重要なのは、いつナブラに遭遇しても良いように、攻略するイメージを持っておくことです。
ナブラを打って爆釣の大チャンスをものにしちゃいましょう!
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釣りたければ水面に浮かぶ「泡」を見逃すな!
釣り場で見かける、水面に浮かぶ「泡」。
一見何事もない風景に見えますよね。
ですが、実は、泡は見逃すことができない存在なんです。
釣果と泡の関係
出典・photoAC
海面に浮かんだ“泡”。
釣りとは何の関係もないように見えますが、実は、泡と釣果には密接な関係があるのです。
泡を見かけた際に、「水質が悪そうだから釣れなさそう」と敬遠する方もいらっしゃるのではないでしょうか?
しかし、泡は魚を釣るための大チャンスなんです。
今回は、釣れる泡を紹介しいます。
泡が釣れる理由
出典・photoAC
「泡は釣れる」と言いつつも、泡自体に釣れる要素は全くありません。
「泡が集まる場所」と言うのが重要なんです。
なぜ泡が集まる場所が釣れるのか?
泡が集まる=色んなものが集まる
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泡は自分では動くことができないので、必ず潮や風に流されて動きます。
なので、泡が集まっている場所は、潮のヨレや潜り潮があることを示します。
潮がヨレている場所には、プランクトンが溜まりやすいです。
そして、そのプランクトンをエサとする小魚が集まり、さらにはフィッシュイーターが集まる好ポイントになるというわけです。
良い泡と悪い泡
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見つけたら絶対に狙いたいのは、“帯状”に集まっている泡。
このような泡は、しっかり動いている潮のヨレなので、エサが溜まります。
そんな密度が高い帯状の泡とは対照的なのが、全体的に散らばっている泡。
“泡が散っている=潮が動いていない”、と言えるので、期待薄。
泡を探してヒントをゲット!
水面に浮かんだ泡は、一見すると何事もない風景に見えます。
しかし、泡は魚を釣るための大きなヒントをくれる存在です。
潮の流れを読むのは難しいですが、泡はハッキリと目に見えます。
泡の動きを見れば、目に見えない潮の流れを簡単に読むことができます。
釣行の際は、広い視野を持って海を見渡してみてはいかがでしょうか。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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