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2024年08月10日
さまざまな釣りに対応!『サルカン結び』の結び方
釣り人の必修科目“ノット(糸の結び方)”。
中でも、エサ釣り・ルアー釣り問わず必要なのが、金具とラインの接続ですよね。
シンプルな結び方ながらも、エサ釣り・ルアー釣りとさまざまな釣りに対応できる『サルカン結び』。
シンプルなのでビギナーの方でも覚えやすいサルカン結びの結び方を、画像を交えながら解説します。
『サルカン結び』
サルカン結びは、その名の通り釣り糸とサルカン(仕掛け金具)を結束するためのノットです。
シンプルながらもエサ釣り・ルアー釣りと、さまざまな釣りに対応出来ます。
ラインと金具の結束方法は色々ありますが、今回紹介するサルカン結びは、工程も少なく覚えやすいシンプルなノットです。
なので、ビギナーの方にもオススメのノットです。
『サルカン結び』の結び方
サルカン結びの結束方法を画像を交えながら解説していきます。
手順@
仕掛け金具やルアーのアイにラインを通します。
手順A
ラインを通したら、折り返し(@)、できたループの中にラインの先端を通します(A)。
手順的には、片結びを行う手順になります。
※片結びの手順ですが、締め込みません。
手順B
ラインの先端を折り返し(B)、再度ループの中に通します(C)。
手順C
サイドラインの先端を折り返し(D)、ループの中に通します(E)。
手順D
矢印の方向にラインの両端を引っ張り締め込みます。
最期に余分なラインをカットして完成です。
シンプルで簡単!
非常にシンプルで、釣り場でも短時間で結ぶことが可能な『サルカン結び』。
仕掛け金具だけでなく、ルアーとラインの結束に使うこともできます。
ビギナーの方にもオススメなノットなので、是非トライしてみてください。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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PEラインを長く使う!裏巻きの方法を解説します
PEラインはラインの中でも、高価なラインです。
長く使えるPEラインといえど、劣化により交換が必要になります。
しかし、“裏巻き”することで、さらに長く使うことができます。
できるだけ長く使いたいPEライン
出典・photoAC
今や、ルアーフィッシングにおいて必要不可欠な「PEライン」。
ソルト・フレッシュウォーターと様々なフィールドで使われ、ナイロンやフロロよりも長持ちしやすいと言われるPEライン。
しかし、PEラインも塩分や摩擦によるダメージを受け劣化してしまいます。
PEラインが劣化したから“新しいのに交換”したいけど、それなりに値が張るのでお財布的事情的にもできるだけ長く使いたいですよね。
“裏巻き”で長く使える
高価なPEラインだからこそできるだけ長く使いたい。
そのためには、メンテナンスやPEライン用のコーティング剤を使ったりすると思います。
実際の所、PEラインの交換タイミングは人それぞれだと思いますが、使う商品・号数・釣行頻度・メンテナンスの有無などによって変わってきます。
ただ、いくらメンテナンスやコーティング剤を使っても、必ず交換しなければいけないタイミングか来るのは事実。
しかし、新しいPEラインに交換しなくても、新品同様のPEラインにできるのが“裏巻き”です。
裏巻きをすることで、より長く使うことができます。
裏巻きのメリット
裏巻きは、その名の通り劣化が気になる部分をリールの奥側へ持って行き、未使用の部分や比較的綺麗な状態のラインを前に持ってくる作業です。
裏巻きするメリットとしては、お財布に優しいことにつきると思います。
単純に裏返せばほぼ新品同様なわけですから、PEラインによる出費を抑えることができます。
裏巻きの方法
裏巻きは、PEライン劣化した部分奥に、未使用部分を手前にもってくる作業です。
新しいラインに巻き替えるよりも経済的な方法です。
ただ、それなりに手間が掛かる作業なのが、デメリットですね。
必要なもの
必要なものは、空スプール2つ、またはラインを巻いていないリール2つ。
他にも、第一精工の高速リサイクラーやハピソンの電動ラインワインダーなどがあると、比較的楽に裏巻き作業ができます。
裏巻きの手順
まず、リールから空スプール(空リール)にラインを巻き取ります。
これで、劣化した部分が奥へ行きます。
この作業を手作業でするのはとてつもなく大変なので、先ほど言ったように高速リサイクラーや電動ラインワインダーがあると比較的作業が楽です。
また、ラインの巻いてないリールを使えば、リサイクラーなどがなくても楽になりますよ。
次に、もう一つの空スプール(空リール)にラインを巻き替えていきます。
これで、劣化部分がまた前に来ます。
最期に使いたいリールに巻き直せば裏巻きが完了。
劣化部分が奥になり、ほぼ新品同様の未使用部分が手前になります。
表→裏、裏→表、表→裏となるわけです。
また、違うリールに巻き替える場合は、そのまま巻けば裏巻きになります。
裏巻きすれば長く使える
PEラインは消耗品である以上、ライン交換は必須。
でも、裏巻きすることで新品同様の未使用部分を使えるので、長く使えてお財布にも優しいですね。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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2024年08月09日
最も強い?!金具とラインの結束「最強結び」
金具とラインを結束するための結び方『最強ノット』。
締め込みをしっかりしやすいことで強度も出せるノットです。
「最強ノット」とは?
最強ノットとは、ナイロン・フロロラインなどのモノフィラメント系ラインと、金具やルアーを結ぶときに使う結束方法です。
締め込みをしっかりすることで、高い強度が出せるノットです。
イシダイ釣りでよく使われることから、“イシダイ結び”とも呼ばれています。
10号以上の、ある程度太さのあるラインにも有効なノットになります。
「最強結び」の結び方
最強結びの結び方を、写真を交えながら解説していきます。
はじめは難しいかもしれませんが、慣れれば簡単に結束することができます。
手順@
アイに2回ラインを通しループを作ります。
ラインを長めに取ると作業がやりやすくなります。
手順A
画像のように、端線を本線に回しループを作ります。
同じように端線を本線に回し、2重のループを作ります。
これで3つのループができます。
このとき、ループの付け根を指で押さえながらやると、ループが作りやすいです。
手順B
できた3つのループに、ライン端線を通します。
手順C
ライン端線をゆっくり引っ張り締め込み、結び目を作ります。
手順D
ライン本線と端線を引っ張り、ラインがクロスしないように気をつけながら、しっかり締め込みます。
最後に余分な端線をカットして完成です。
結ぶ際のコツ
ラインを長めに取ると作業がしやすいです。
端線を本線に回しループを作る際は、1つループを作るごとに指で押さえると、次のループが作りやすいです。
アイの部分にラインがクロスして重ならないように注意しながら、しっかり締め込みましょう。
最も強い!?
しっかり締め込みを行うことで。高い強度が出る「最強結び」。
一見難しそうに見えますが、やってみると意外と簡単に結ぶことができます。
太いラインを使う際はチャレンジしてみてください。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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