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2024年03月09日
【釣り初心者必見】ライン同士の基本的な結束!『電車結び』を解説!
釣り人が必ず覚えないといけないのが、ラインの結び方。
中でも、ライン同士の結束は、釣りをはじめたばかりの方にとっては少し難しいかもしれません。
今回は、ラインとラインを結束する方法の中で、基本的な『電車結び』を解説します。
ライトゲームやエギング、細いリーダーと太いリーダー、下巻きラインの結束にも使える結び方です。
『電車結び』
電車結びは、ラインとラインを結ぶ際に使う基本的な結束方法です。
アジング・メバリングやエギングなどのライトなゲームでは、PEラインとリーダーの結束に。
また、細いリーダーと太いリーダーの結束に使ったり、リールにラインを巻く際の下巻き用ラインの結束にも使えます。
主に0.6号以下のPEとフロロ・ナイロンリーダーや、ナイロン素材やフロロ同士の結束にも使えるノットです。
幅広いジャンルで役に立つので、釣り初心者なら覚えておきたい結び方の1つです。
電車結びのやり方
電車結びのやり方はラインを重ねて、それぞれラインにユニノットをする、といったやり方です。
ユニノットができれば簡単にマスターできます。
ユニノットの記事はコチラ
初心者はまずこの結び方を覚えよう!たいていの釣りで使える2つの万能ノット
それでは、画像を交えながら電車結びの詳しい手順を見ていきましょう。
手順@
結びたい2本のラインを並べます。
※青がメインライン、赤がリーダーの想定です。
手順A
メインラインでループを作ります。
手順B
ループの先をもう一方のラインを巻き込むようにループにくぐらせ、2本のラインごと5回ほど巻き付けます。
巻き付けたら軽く締めます。
手順C
もう一方のラインも同様に、手順Bのように巻き付け、軽く締めます。
手順D
結び目を濡らし、ラインを左右に引っ張りそれぞれの結び目を移動させます。
それぞれのラインを左右にゆっくりと締め込み、余分なラインをカットしたら完成です。
おさらい
結びたいラインを並べて、メインラインでループを作り、もう一方のラインごと5回ほど巻き付け軽く締める。
もう一方のラインも、同じように巻き付け軽く締める。
それぞれのラインを左右にゆっくり締め込む。
電車結びの強度
電車結びは、太いPEラインとリーダーの結束強度では、摩擦系ノットに劣ります。
しかし、細いラインの場合であれば十分使える強度が出ます。
何より最大のメリットは、摩擦系ノットよりも簡単に短時間で結べることです。
釣りをはじめたばかりの方でも、簡単にマスターできます。
電車結びをマスターしよう!
ライン同士の結束の基本『電車結び』。
構造もわかりやすく、初心者の方でも簡単にマスターすることができます。
摩擦系ノットより強度が劣る部分はあっても、素早く結べる電車結び。
ライトなゲームなら十分使えるので、是非マスターしてみてください。
最後までご覧いただきありがとうございます。
ちょっとしたことでライントラブル激減!今すぐ出来る3つの対策!
“ライントラブル”
釣りをはじめたばかりの頃や慣れないPEラインを使っていたりするとどうしても増えがち。
時間ロスにもなるし、釣りのリズムも崩れるし、ストレスですよね。
今回は、ライントラブルを減らせるちょっとした対策を紹介します。
ライントラブルを減らすために
釣りをはじめたばかりで慣れないPEラインを使ってたり、夜釣りをしていたりすると、どうしても増えがちな“ライントラブル”。
時間のロスにもなるし、リズムも崩れるし、凄くストレスですよね。
釣果にも直結してしまうライントラブルを、ちょっとしたことで減らすことが出来ます。
ラインを短めに巻く
買ったラインをスプールに巻く際は、下巻きをしてたっぷり巻く方も多いはず。
しかし、ラインを巻きすぎると、ライントラブルを起こしやすくなってしまいます。
なので、通常スプールエッジまで巻くラインを、数ミリ少なく巻くだけでライントラブルが一気に減ります。
飛距離が少しだけ犠牲になりますが、ライントラブルを起こさないことの方が大きなメリットですよね。
リーダーは短めに
長すぎるリーダーはトラブルの元です。
特に、リーダーの結び目が元ガイド(一番手前のガイド)よりもリール側にあると、ライントラブルを起こしやすくなってしまいます。
リーダーの結束部が元ガイドに引っかかってトラブルを起こすので、結束部は元ガイドよりも上に持っていきましょう。
根ズレのリスクがないときは、結束部をトップガイドに巻き込まない、超ショートリーダーがオススメです。
糸ふけを出し過ぎない
ライントラブル最大の原因は、ラインがノーテンションでスプールに巻かれること。
つまり、余分に出た糸ふけをリールに巻くのが非常に危険。
ルアーが着水するまでの間にラインの放出を意図的に抑えたり(サミング)、風が強いときなどは竿先を下げて、極力糸ふけを出さないようにしましょう。
ライントラブルは大嫌い!
出典・photoAC
ライントラブルが起きると、時間ロス・リズムが崩れる・ストレスと良いこと無し。
飛距離や根ズレを考えるよりも、まずはライントラブルの対策をした方が、ストレス無く釣りが出来るし釣果にもつながるのではないでしょうか。
やっぱり、せっかく釣りに行くんだから、1日通して快適に釣りをしたいですよね。
最後までご覧いただきありがとうございます。
2024年03月08日
3月は最も水温が低い時期!?
陸上ではだんだんと春めいてくる3月。
暖かい陽気に誘われて釣りに出かけてみたはいいものの、全く釣れない......。
なんて経験ありませんか?
それもそのはず、3月はもっとも海水温が低い時期なんです。
2月〜3月は海水温がもっとも冷たい
出典・photoAC
陸上で生活する人にとっては、1月下旬から2月中旬にかけてがもっとも寒い時期ですよね。
しかし、海の中は2月下旬〜3月中旬にかけてもっとも冷たくなるんです。
なぜかというと、海中の季節の進行は陸上よりも2週間〜1ヶ月ほど遅れるから。
海水温の変動は1ヶ月遅れ
水には空気よりも暖まりにくく、冷めにくいという性質があります。
これは、水の比熱容量が大きいため、暖めるには大きな熱量が必要になる一方、いったん暖まると熱量がある程度蓄えられるからです。
鍋でお湯を沸かすのに時間が掛かったり、お風呂のお湯が冷めにくかったりするのは、水の比熱が大きいことが要因です。
海水温が変化する要因
出典・photoAC
海水温が変化する要因は、外気温や太陽による冷却や加熱だけではありません。
海流による水塊の移動、表層と下層の海水の混合などによっても海水温の変化が起きます。
中でも、急激な海水温の変化が起きるのが、海流の影響を受けたとき。
「昨日より急に水温が下がってる」なんて時は、気温低下だけが原因ではなく、海流によって冷たい水が入ってきている可能性もあるんです。
低水温でも安定していれば魚は釣れる
出典・photoAC
一年で最も水温の低い2月下旬から3月中旬。
たしかに、とても水が冷たい時期なので、魚たちも積極的に動くことは難しい。
でも、低水温とはいえ一定の水温が保たれてもいるので、魚種によっては安定した釣果が期待できます。
一番良くないのは急激な水温変化
一般的に変温動物である魚にとって、“急激な水温変化”は活性を一時的に下げる要因になりやすいです。
特に、水塊ごと入れ替わってしまうような大きな変化の場合は、水温上昇であっても魚の動きに影響を与えてしまいます。
釣果の期待度としては『急激な水温低下<低水温で安定』と考えておくと良いでしょう。
水中極寒期
2月下旬〜3月中旬は海の水がもっとも冷たい時期です。
しかし、低水温を好む魚もいます。
また、産卵後の体力回復のために、もしくは産卵を意識して荒食いをする魚もいます。
しっかり冷えて低水温なりに安定する3月に入れば、日を追うごとに釣れる魚が増えていきますよ!
最後までご覧いただきありがとうございます。