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2019年01月22日

おっさんずラブ、第二弾が2019年度中にテレ朝で放送へ



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おっさんずラブ、第二弾が放送
テレビ朝日は22日、昨年4月クールで放送した連続ドラマ
「おっさんずラブ」
の第2弾を2019年度中に放送することを明らかにしました。

放送時期やキャスト、内容など詳細は明らかにしていませんが、連続ドラマとして来年3月までに放送されるようです。楽しみですね。

同作は16年大みそかに関東ローカルで単発放送されて話題を呼び、18年4月期に連続ドラマ化されました。昨年12月には映画化して今年の夏に公開予定と発表されています。

ストーリーは、結婚願望はあるがまったくモテないポンコツサラリーマンの春田創一(田中圭)、豪腕と乙女心をもつ上司の黒沢武蔵(吉田鋼太郎)、エリートな後輩の牧凌太(林遣都)の三角関係をピュアに描いたラブコメディーです。
タイトルの「おっさんずラブ」は昨年の流行語大賞のトップ10入りしていたので、記憶にある方も多いでしょう。

平均視聴率4%もSNSで社会現象化『おっさんずラブ』
2018年のテレビドラマ界。その目玉となったのが、4月期のテレビ朝日「おっさんずラブ」。

平均視聴率4%。数字的には失敗作といわれる水準でありながら、感動コメディーがSNSで社会現象化。ツイッターの世界トレンド1位、流行語大賞、映画化決定など、半年たった今も圧倒的な話題性を放っています。低視聴率でも2次展開でバカ売れ。SNS時代のメガヒットを体現しているのです。

テレ朝の早河洋会長は、「おっさんずラブ」の快進撃を「上期最大の収穫」と評価しました。
自社イベントや定例会見の場で「平均4%というのは視聴率的には失敗作といわれる数字だが、(勝機の)出口はいろいろあるということを十二分に達成してくれた」。
視聴率で直接稼げなくても、動画配信や関連イベントなど、コンテンツの2次展開においてあらゆる可能性を示したことへの評価です。

テレビ局の収入の柱は「広告収入」
番組のCM枠をスポンサー企業に買ってもらい、その売り上げで会社利益を得ます。視聴率が高い番組ほどCM枠は高く売れます。視聴率1%の違いは営業上大きいです。
一方、視聴率も頭打ちの中、各局が強化しているのが「おっさんずラブ」が体現した「放送外収入」のジャンル。
内容は、動画配信やDVDセールス、イベント事業、出資映画からもたらされる収入などです。
2年前に大ヒットした「逃げるは恥だが役に立つ」(TBS)が、DVD、ブルーレイだけで20億円前後の売上高アップに貢献したケースは大きな話題に。
「おっさんずラブ」も、この分野での売り上げは記録的になりそうです。

実際、視聴率以外はあらゆる場で記録を打ち立てた。最終回の見逃し配信は121万回再生超えとなり、DVD&ブルーレイの予約数とともにテレ朝史上1位。海外への番組販売は、韓国、台湾、米国など6カ国に及ぶ。シナリオブックなどの出版、「おっさんずラブ展」などの巡回イベント、コミック連載開始などのライツ事業、日めくりカレンダーなどのグッズ販売など波及は全方位に。

タイトルは流行語大賞のトップ10入りとなり、このほど「劇場版おっさんずラブ(仮)」(来夏公開)の制作も発表されました。

SNSからヒットの火が付くここ数年のドラマ界の流れの決定版。キャラクターの魅力、爆笑&号泣のストーリー性、人を好きになる感動が受け手に刺さり、激アツな別れからまさかの次回予告となった6話は、視聴者のつぶやきが殺到。「#おっさんずラブ」がツイッターの世界トレンド1位になりました。

世界的関心事である「#UCLfinal」(サッカー欧州CL決勝)を抜く快挙に「視聴率3・9%なのに世界規模の話題!」とネットニュースが沸き、社会現象化しました。翌週の最終回も世界1位。ツイート数で「逃げ恥」超えを果たしているのでした。

このSNSの勢いが視聴率に反映しないまま、賞や新記録で独自に強コンテンツ化したのが「おっさんずラブ」の特徴的なところ。SNSの「恋ダンス」ブームを発端に人気を上げ、最終回視聴率20・8%のパワーでその後の2次展開を押し上げた「逃げ恥」とは明らかに違う流れです。

そもそも低予算の深夜ドラマだったことを考えると、こんな人気の広がり方、稼ぎ方もあると業界に示したインパクトは大きく、新しくも思えます。
放送は6月に終わったにもかかわらず、新年1月2日には全話一挙放送され、夏には映画も公開されます。

おっさん旋風は2019年も続く・・・!!

◆テレビ朝日「おっさんずラブ」 16年大みそか深夜に関東ローカルで単発放送されて話題を呼び、今年4月期に土曜ナイトドラマ枠(土曜深夜11時15分)で連続ドラマ化。全7話。結婚願望はあるがまったくモテないポンコツサラリーマン、春田創一(田中圭)、豪腕と乙女心を合わせ持つ上司、黒澤武蔵(吉田鋼太郎)、エリートな後輩、牧凌太(林遣都)の三角関係をピュアに描いたラブコメディー。初回視聴率2・9%、最終回視聴率5・7%。

↓『おっさんずラブ』もみられます↓


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