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2019年01月08日

9日は全国的に寒い/日本海側は雪〜インフルエンザ注意

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(写真/ウェザーニュースより)

東京や京阪神で雪の可能性
明日9日(水)は、上空1500mで-9℃以下の強い寒気が南下する影響で大気の状態が不安定になり、太平洋側でも雪雲が発生、通過します。
東京や京阪神でも雪がちらつくかもしれません。積もるような本格的な雪にはならないものの、東京では降れば初雪になります。

日本海側は大雪、吹雪に注意
日本海側では、9日(水)昼頃にかけて断続的に雪が降り、積雪が増加します。

特に北陸周辺の山沿いでは新たに50cm以上の雪の積もる所がありますので、路面状況の悪化や雪崩、落雪などの恐れがあります。
吹雪による視界の悪化にもご注意ください。

全国的に冷たい風
冬型の気圧配置が強まって、等圧線の間隔が混み合うため、全国的に北よりの風が吹き荒れます。

場所によっては鉄道など交通機関に影響する可能性があり、体感温度を押し下げます。風に対する備えをしっかりと行うようにしてください。

インフルエンザ流行の拡大に注意
東京のインフルエンザ患者報告数は新学期が始まることもあり、年明けの1週目に比べて、2週目以降に大幅に増加する傾向があります。


雨が降らなければ空気の乾燥した状態が続き、インフルエンザ流行がさらに拡大する心配があります。


外出後のうがいや手洗いを欠かさないなど、日々の予防が大切です。

寒さが乾燥に拍車をかける
その理由のひとつが、空気の乾燥です。

空気が乾燥しているということは、湿度が低いということです。
一般的に、湿度と呼ばれるものは正確には「相対湿度」といいます。

相対湿度とは、空気中に含まれている水蒸気の量÷その気温の空気が含むことのできる水蒸気の量(飽和水蒸気量)で計算できます。

この、飽和水蒸気量は、気温が高ければ高いほど大きい数字になります。つまり、気温が高いほど空気中にたくさんの水蒸気を含むことができるということです。よく、気温が高くて湿度が高い時は「蒸し暑い」、気温が高くて湿度が低い時は「カラッとした暑さ」と表現されますが、「蒸し寒い」という表現がないのはそのせいです。

冬になると、気温が下がります。気温が低いと空気が含むことのできる水蒸気の量が少なくなってしまいます。
エアコンなどでその空気をそのまま温めると、水蒸気が少ないまま気温が上がってしまうことになります。すると、湿度が下がってしまうのです。

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乾燥するとウィルスが舞いやすい
では、なぜ乾燥すると風邪やインフルエンザにかかりやすくなるのでしょうか。
その理由は、風邪やインフルエンザを引き起こすウィルスは、湿度が低くなると空気中を浮遊しやすくなり、鼻や口に入りやすくなるからです。さらに、空気が乾燥すると、鼻や口の粘膜も乾燥して異物の侵入を防ぐ機能が弱まり、ウィルスが体内に入りやすくなるのです。

加湿と換気がポイント
風邪やインフルエンザを予防するためには、加湿器を使って部屋の中の湿度をあげることが大切です。ただし、加湿器の使い過ぎは結露の原因になります。室内の湿度は50〜60%になるように調節しましょう。

また、こまめな換気も心がけたいものです。
室内の空気は、目には見えませんが咳やくしゃみなどでばらまかれたウィルスで汚れているからです。

子どもは特に、幼稚園や保育園、学校などで集団生活を送っているため、インフルエンザに感染しやすい状況にあります。
帰宅したら手洗い・うがいを徹底し、混雑する場所に出かけるときは、なるべくマスクを着けるようにしたいものです。
もちろん、予防接種を忘れずに済ませておくとさらに安心ですね。

寒さと乾燥に注意にし、インフルエンザの予防も心がけましょう。まずは手洗いを敢行で!!

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