2019年01月05日
熊本で震度6/九州新幹線止まる
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(写真/時事ドットコムニュースより)
江田船山古墳にひび
熊本県和水町で最大震度6弱を観測した地震で、同町にある国指定史跡の江田船山古墳の石棺が損傷したことが4日、分かりました。
ひび割れなどが複数確認されたといい、町の担当者は「貴重な財産なので早く復元できれば」と話しています。心配ですね=
町によると、石棺は古墳の後円部中央にあり、中から出土した鉄剣や銅鏡など92点が国宝に指定されています。
4日に調べたところ、石棺の屋根部分に約94センチの亀裂が見つかるなど、5カ所でひび割れ、4カ所で表面が剥離していたといいます。
同町は他に、公共施設や民家などの建物計48カ所で、ひびや天井のゆがみなどの被害を確認したということです。
一方、熊本県は同日午後5時に災害対策本部を廃止し、警戒態勢を引き下げました。
県内の避難所は同2時時点で自主避難者がいなくなりましたが、和水町では夕刻から再び訪れ始めました。園川スミ子さん(86)は「きのうは怖くて寝られず、テレビを見ながら過ごした。家よりはよか」と、ほっとした表情で話しました。
熊本地震、被害状況が徐々に明らかに
最大震度6弱を観測した地震から一夜明けた4日、熊本県内では自治体職員や消防隊員らが揺れの大きかった和水町などで被害状況の確認を進めました。
鳥居やブロック塀が一部崩れるなどしましたが、重傷者や住宅の倒壊など大きな被害は確認されていません。
2016年4月の熊本地震ではより大規模な本震が前震の後に発生した経験から、県は「今後も大きな地震が起こる可能性がある」と警戒を呼び掛けています。
県などによると、地震で驚き転倒した益城町の80代女性が軽傷を負いました。
4日午前6時半時点で和水町の4カ所を含む計6カ所で避難所が設置され、32人が自主避難しています。
和水町では神社の鳥居が損傷したほか、民家のブロック塀が一部崩れました。小中学校3校で玄関や職員室のガラスが割れるなどした。県内で家屋の倒壊や地滑りなどは確認されていません。
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九州新幹線は4日から運転再開
(写真/時事ドットコムニュースより)
運転を取りやめていた九州新幹線について、JR九州は4日始発から運転を再開しました。
乗客約130人が乗っていた博多発熊本行きの「つばめ333号」は地震発生直後、新玉名駅の手前150メートル付近で緊急停止。午後10時半ごろに約4時間遅れでようやく同駅に着きました。
母親と博多へ買い物に出掛けた帰りだったという会社員原絵梨さん(30)は「あと1分で着くところだった。厄払いで『長い物を』とネックレスを買ってもらったばかりなのに」と疲れ切った様子。
家族5人で玉名市の実家に向かっていた主婦鈴木美穂さん(32)は「やっと着いた。長かった。おなかがすいていて、やっと動いたという感じ」とほっとした表情。息子で小学1年の統間君(7)は「電気が消えて暗かったけど、(両親ら)4人がいたから怖くなかった」と元気に話しました。
熊本駅では新幹線料金の払い戻しのため、改札に長蛇の列ができました。博多駅で新幹線から在来線に振り替えられ、午後10時ごろ熊本駅に着いたという熊本県人吉市の会社員吉田めぐみさん(46)は「長時間電車に乗っていて疲れた。あしたから仕事なのに」とうんざりした様子で話しました。
県庁に災害対策本部 県庁では朝から、県職員に加え自衛隊や熊本地方気象台の職員らが参加する災害対策本部会議を開催。
蒲島郁夫知事はその後の会見で、「(今後)1週間ほどは大きな地震の可能性があることを認識してほしい。県民は命を守る行動を取って」と呼び掛けました。
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タグ:熊本地震 九州新幹線
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