2018年12月15日
葬儀の香典の書き方は?相場は?〜誰も書かなかった葬儀のお話〜
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歌う葬儀屋のイタゾーです。
寒くなると亡くなる方が増えます。お関係のある方は葬儀へ行く機会も多いのではないでしょうか?
子供の頃は全く縁のなかった葬儀も、年齢が増えるにつれて(当たり前ですが)葬儀へ行く機会も多くなります。
今日は葬儀に持って行く『お香典』について書いてみたいと思います。
『香典』は『香奠』とも書き、死者の霊前に供える金品を指します。
葬儀を出す喪主様にとっては、大きな出費にはなりますので、香典の存在も大きいと思います。
さて、この香典・・・
宗旨によって書き方が変わります。表書きをさっとおさらいします。
『御霊前』
ほとんどの仏式葬儀で使えます。通夜・葬儀告別式でオッケーです。
浄土真宗では厳密には『御仏前』を使います。
『御香典』
全ての仏式葬儀、および法要で使えます。
『御玉串料』、『御榊料』(おんさかきりょう)、『御神饌料』(おんしんせんりょう)
神式葬儀の通夜式・葬儀・法要で使えます
『御花料』(おはなりょう)
キリスト教/無宗教の葬儀に使えます
表書き
水引の中に表書きを、下に表書きより少し小さめにご自身のお名前をフルネームで書きます。
内袋
表に「○○円」と香典の金額を記入します。裏面などに金額を書く欄があれば、そこに書きます。
内袋の裏にご自身の名前・住所・連絡先を書きます。
内袋がないときは
用意した香典袋に内袋がない場合は、袋の裏側に住所・お名前・金額を書きます。
香典袋に文字を書くときは、“硯に涙が落ちて薄まってしまった“、“墨が涙で滲んでしまった”という意味から薄墨を使うのが『望ましい』とされています。とても日本人的で素敵だと思うのですが、墨を使う機会が減ってしまった現代で薄墨の用意があまりないと思います。
薄墨がなければ普通の黒い墨を使っても問題ありません。むしろはっきり見えるので、会計係りの方には有難いかもしれません。
漢数字でオッケーです。“壱”“参”“伍”など旧字を使うのが正しいとされていますが、大事なのは相手に文字がはっきり見えること。
いつも使い慣れた字でしっかり書き、余裕があればより丁寧に書いてみましょう。
香典の額に応じて選ぶと良いですね。
一万円までなら印刷タイプのもので良いでしょう。受付では大勢の方の香典を処理しますので、袋はすぐ開けられてしまいます。
手間をあまりかけさせないのを、配慮としては必要です。
結構悩む部分ですよね〜〜
香典の金額は、故人との関係性と出す方の収入によって変わってきます。
一般的に香典の相場としては、家族・親族ならば1万〜5万円以上、仕事の関係者や友人・知人は5千円〜1万円、顔見知り程度なら3千円〜1万円ほどとなります。
最近は即日に香典返しをする場合が増えています。香典返しは2〜3000円ほどしますので、香典額が3000円程度だと家族の負担が大きくなります。葬儀に参列するなら5000円以上は包みたいものです。
香典に新札は使うか?
たまに聞かれる質問です。新札は「葬儀を待っていた(準備をしていた)気がする」ということで、普通のお札が無難でしょう。
新札は結婚式などのお祝い事のためにとっておきましょう。
香典を二度渡すのはオッケーか?
地方にもよるかもしれませんが、通夜に香典を持ってくるのが多いです。香典の額が少ないと思い、翌日の葬儀も香典を持ってくるのは「不幸が重なる」という事でNG視されています。もし少ないと思うなら、供花やを出すかお供え物を持参しましょう。
香典の渡し方
香典はむき出しにせず、袱紗などに包みます。
渡すときは袱紗を軽くたたみ、袱紗をお盆のように香典を乗せて、両手で差し出すのがマナーです。表書きは相手側に向けて出すようにします。
お香典には書き方や渡し方などがありますが、細かいマナーを気にするよりも心を込めて丁寧に出したいものです。
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歌う葬儀屋のイタゾーです。
寒くなると亡くなる方が増えます。お関係のある方は葬儀へ行く機会も多いのではないでしょうか?
子供の頃は全く縁のなかった葬儀も、年齢が増えるにつれて(当たり前ですが)葬儀へ行く機会も多くなります。
今日は葬儀に持って行く『お香典』について書いてみたいと思います。
香典の表書きは宗派によって異なる
『香典』は『香奠』とも書き、死者の霊前に供える金品を指します。
葬儀を出す喪主様にとっては、大きな出費にはなりますので、香典の存在も大きいと思います。
さて、この香典・・・
宗旨によって書き方が変わります。表書きをさっとおさらいします。
『御霊前』
ほとんどの仏式葬儀で使えます。通夜・葬儀告別式でオッケーです。
浄土真宗では厳密には『御仏前』を使います。
『御香典』
全ての仏式葬儀、および法要で使えます。
『御玉串料』、『御榊料』(おんさかきりょう)、『御神饌料』(おんしんせんりょう)
神式葬儀の通夜式・葬儀・法要で使えます
『御花料』(おはなりょう)
キリスト教/無宗教の葬儀に使えます
香典の表書きの書き方
表書き
水引の中に表書きを、下に表書きより少し小さめにご自身のお名前をフルネームで書きます。
内袋
表に「○○円」と香典の金額を記入します。裏面などに金額を書く欄があれば、そこに書きます。
内袋の裏にご自身の名前・住所・連絡先を書きます。
内袋がないときは
用意した香典袋に内袋がない場合は、袋の裏側に住所・お名前・金額を書きます。
香典に薄墨を使うか?
香典袋に文字を書くときは、“硯に涙が落ちて薄まってしまった“、“墨が涙で滲んでしまった”という意味から薄墨を使うのが『望ましい』とされています。とても日本人的で素敵だと思うのですが、墨を使う機会が減ってしまった現代で薄墨の用意があまりないと思います。
薄墨がなければ普通の黒い墨を使っても問題ありません。むしろはっきり見えるので、会計係りの方には有難いかもしれません。
香典の金額の表記は?
漢数字でオッケーです。“壱”“参”“伍”など旧字を使うのが正しいとされていますが、大事なのは相手に文字がはっきり見えること。
いつも使い慣れた字でしっかり書き、余裕があればより丁寧に書いてみましょう。
どんな香典袋を使うと良いか?
香典の額に応じて選ぶと良いですね。
一万円までなら印刷タイプのもので良いでしょう。受付では大勢の方の香典を処理しますので、袋はすぐ開けられてしまいます。
手間をあまりかけさせないのを、配慮としては必要です。
香典の相場は?
結構悩む部分ですよね〜〜
香典の金額は、故人との関係性と出す方の収入によって変わってきます。
一般的に香典の相場としては、家族・親族ならば1万〜5万円以上、仕事の関係者や友人・知人は5千円〜1万円、顔見知り程度なら3千円〜1万円ほどとなります。
最近は即日に香典返しをする場合が増えています。香典返しは2〜3000円ほどしますので、香典額が3000円程度だと家族の負担が大きくなります。葬儀に参列するなら5000円以上は包みたいものです。
お香典あらかると
香典に新札は使うか?
たまに聞かれる質問です。新札は「葬儀を待っていた(準備をしていた)気がする」ということで、普通のお札が無難でしょう。
新札は結婚式などのお祝い事のためにとっておきましょう。
香典を二度渡すのはオッケーか?
地方にもよるかもしれませんが、通夜に香典を持ってくるのが多いです。香典の額が少ないと思い、翌日の葬儀も香典を持ってくるのは「不幸が重なる」という事でNG視されています。もし少ないと思うなら、供花やを出すかお供え物を持参しましょう。
香典の渡し方
香典はむき出しにせず、袱紗などに包みます。
渡すときは袱紗を軽くたたみ、袱紗をお盆のように香典を乗せて、両手で差し出すのがマナーです。表書きは相手側に向けて出すようにします。
お香典には書き方や渡し方などがありますが、細かいマナーを気にするよりも心を込めて丁寧に出したいものです。
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タグ:葬儀 香典 相場
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