2016年03月24日
ザ・ビートルズの幻のレコードが1200万円で落札!
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1962年に製造されたザ・ビートルズのデモ盤がオークションに出品され、7万7500ポンド(約1240万円)の高値で落札されたことが明らかになっています。
オーディションに落ちたビートルズ
このレコードは“Till There Was You”と“Hello Little Girl”が収められた10インチ78回転のアセテート盤で、もともとの音源は彼らが参加した1962年1月1日のデッカ・レコードのオーディションで収録されたものです。
デッカ・オーディションの落選後(ビートルズだってオーディションに落ちているのですよ)、マネージャーのブライアン・エプスタインが英ロンドン、オックスフォード・ストリートのHMVに音源を持ち込み、そこでプレスされたこのアセテート盤がジョージ・マーティンの手に渡ったことで、バンドはパーロフォン・レーベルとのレコーディング契約、そして以降の世界的な大ブレイクのきっかけを掴んだと伝えられています。
このレコードをジョージ・マーティンが聴いたことにより、ビートルズが見いだされた訳です。
(ビートルズをオーディションで落としたデッカの審査員は、その後左遷されたらしいです涙)
マネージャーが書いた曲名が間違っている?
ブライアン・エプスタインは曲名を“Til There Was You”と誤って記しており、78回転のレコードには「ポール・マッカートニー&ザ・ビートルズ」と記されており、裏面の“Hello Little Girl”も“Hullo Little Girl”と誤って記されており、こちらは「ジョン・レノン&ザ・ビートルズ」名義になっています。
ちなみに“Hello Little Girl”はジョンが初めて作曲した曲とされ、懐かしい感じのポップス。“Till There Was You”は他人(Meredith Willson作)の甘〜い曲です。
50年間、屋根裏で放置され・・涙
エプスタインはマーティンから返却されたデモ盤を1963年にジェリー&ザ・ペースメーカーズのレス・マグワイアに譲り渡しましたが、レコードはその後50年以上に亙ってレスの自宅の屋根裏に眠り続けることになり、コレクターの間では「聖杯」とも称される存在となっていました。
今回「The Beatles Auction 2016」を開催した英オメガ・オークションによれば、落札者は匿名の英国人コレクターだそうです。
幻のレコードはどんな音源なんでしょうかね・・ファンにとっては気になるところです。
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タグ:ビートルズ 落札
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