2018年11月08日
ポールが名古屋入り!/ポール・マッカートニーとジミヘンの関係は?
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<<ポール・マッカートニーが名古屋入り>>
11月7日の19時30分ごろ、名古屋駅・新幹線南口の改札から姿を現したポール・マッカートニー。
名古屋駅にはポールを一目見ようと、手作りのメッセージ・ボードやポールのニューアルバム
『エジプト・ステーション』
を掲げた多くのファンが集まりました。
ポールは手を振りながら笑顔で集まったファンの大歓声に応え、迎えの車に乗り込む直前にはファンに向かって
「イチバン!」と声を発していました。
いよいよ初のナゴヤドーム公演です!!
<<ポールとジミヘンの知られざる関係・・>>
1968年発表ビートルズの『ホワイト・アルバム』とともに、今年ちょうど50周年を迎えるロックの名盤といえばジミ・ヘンドリックスの『エレクトリック・レディランド』。
どちらも50周年記念盤が11月にリリースされることが話題となっていますが、
ビートルズとジミ・ヘンドリックスに不思議な結びつきがあったことはあまり知られていません。
ただいま最新ツアー『フレッシュン・アップ ジャパンツアー』を敢行中のポール・マッカートニー。
ポール・マッカートニーが今回の日本公演はもちろん、近年の全公演で
「ジミ・ヘンドリックスに捧ぐ」
と語って演奏している特別な演目があるのをご存知ですか?
「レット・ミー・ロール・イット」という楽曲の最後に、ジミ・ヘンドリックスの「フォクシー・レディ」をつなげてメドレー演奏し、
ギターソロを披露するのです。
27歳で亡くなりながらも、今も伝説として語り継がれるジミ・ヘンドリックスを、
同年代の生ける伝説のポールが追悼している理由と背景とは―――。
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<<ポール/ジミヘン/マイルスによるバンドが結成!?>>
熱心なファンの間では知られてはいるが、ポール・マッカートニーとジミ・ヘンドリックスは、
ジャズの帝王=マイルス・デイビスらと共に空前絶後のスーパーバンドを組む寸前でした。
ジミが亡くなる1年前の1969年に、アラン・ダグラスをプロデューサーに、ジミとマイルス、
そして当時のマイルスのバンドでドラマーを務めていたトニー・ウィリアムスの3人がレコード制作を計画していて、
その企画の中で、ポールにベーシストとしてバンドに加わるよう、正式な依頼が出されていたのです!!
結局ポールがスコットランドで休暇中であったため、バンド実現には至らなかったものの、
その電報はプラハのハード・ロック・カフェによってオークションで落札され、いまも展示されています。
またもう1つポールとジミの間柄を示すエピソードとして、ジミがギターに火をつけて伝説となった
モントレー・フェスティヴァルの一件が挙げられています。
ジミ・ヘンドリックスのDVD『ヒア・マイ・トレインAカミン』の中で、ポール・マッカートニーはこのように証言しています↓↓
『ママス&パパスのジョンに
「モントレーに、ビートルズも参加しないか?」
と誘われたんだ。そのとき僕たちは
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』から『マジカル・ミステリー・ツアー』プロジェクトでずっとスタジオに缶詰だった時期だったから、出演できなかった。
「でも、凄いヤツがいる」
とジミを紹介したら、最初は
「ジミって誰?」
と戸惑っていたんだけど、
「そいつは凄いの?」
と聞くから
「勿論さ」
と答えたよ。そしたらジミの出演が決まったんだ』
(ポール・マッカートニー)
ポールはジミの大ファンとなり、ポールの後押しでモントレーへの出演が決まり、あの伝説的パフォーマンスが生まれた。
そして、それはジミが最終日大トリを務めた歴史上最も重要な音楽イベントである
ウッドストック・フェスティヴァルへとつながっていくのです。
まさにロックの歴史です。
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<<共に50周年記念盤、ビートルズとジミヘン>>
そして、運命の糸は50年後、この2018年再び絡み合います。
2018年11月ビートルズ『ホワイト・アルバム』50周年盤がリリースとなりますが、
それとほぼ時を同じくしてジミ・ヘンドリックス『エレクトリック・レディランド』50周年記念盤がリリースされます。
そして、ここにもポールとのちょっとした関係性があります。
『エレクトリック・レディランド』は当初女性の裸を使用したジャケットでリリースされていましたが、
ジミ自身はこの通称“ヌード・ジャケット”をひどく忌み嫌っていたようで、近年は遺族の意向により全世界共通で
US盤の顔のアップのデザインのものが使われていました。
今回の『エレクトリック・レディランド』50周年記念盤では、ようやくジミが元々採用したいと思っていた
ジャケット・デザインで新装発売されることになりました。
実はそのジャケット写真を撮影したのは、のちにポールの妻となったリンダ・イーストマン(リンダ・マッカートニー)だったのです!
ジミは当時『エレクトリック・レディランド』のアートワークを指示する直筆の手紙の中で、
“表か外側には是非、銅像のところでキッズと写っている僕たちのカラー写真を使ってください”
と記していました。
50年後、遂にジミ・ヘンドリックスの元々の希望通りにリンダの撮った写真が
『エレクトリック・レディランド』のジャケットを飾ることになりました。
当写真はNYセントラル・パークにある『不思議の国のアリス』像での撮影されています。
27歳で亡くなってしまった天才ギタリストと、76歳になった今もこうして日本中、いや世界中を感動させている
天才ソングライター&パフォーマー。もしかしたらバンド・メイトになっていたかもしれない、
ロンドンで交錯した同年代の二人は、ロックの神様が定める運命の中で、今も深く絡み合ったままなのです。
この11月、ジミ・ヘンドリックスの生前最後に発売された歴史的なスタジオ・アルバム
『エレクトリック・レディランド』の50周年記念盤が発売されます。
誕生から半世紀を経て、再び世界中のロック・ファンが、この作品をもって圧倒的な体験(エクスペリエンス)をすることとなるのです。
『エレクトリック・レディランド』50周年記念盤の日本盤は11月21日発売。
11月20日にはライヴ・ドキュメンタリー・フィルム『ジミ・ヘンドリックス』(73年作品)が
Zepp DiverCity(東京)、Zepp Namba(大阪)にて、一夜限定でライヴハウス上映をすることが決定しています。
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