2016年03月23日
ポールマッカートニー、ビートルズの楽曲版権獲得へ!
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https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/d/df/Paul_McCartney_black_and_white_2010.jpg/220px-Paul_McCartney_black_and_white_2010.jpg
元ザ・ビートルズのメンバーであるポール・マッカートニー氏が、自身や故ジョン・レノン氏とで作った過去のビートルズの楽曲の版権獲得のために動きだしました。
ビルボード.comによると、彼は2015年12月にU.C.copyright Officeに必要な書類を出したそうです。
自分の曲なのに版権は・・・
ザ・ビートルズの楽曲のほとんどがポール・マッカートニーとジョン・レノン(いわゆるレノン&マッカートニー)で作ったにもかかわらず、これまで彼らが版権を完全に管理することはままなりませんでした。
彼らはバンド当初、マネージャーであるブライアン・エプスタイン(故人)の勧めによりベテランのパブリッシャー=ディック・ジェイムスと音楽出版会社ノーザンソングスを設立したものの、ジェイムズは二人には不利な契約でした。(このことをビートルズメンバーであるジョージ・ハリスンは歌詞にしています)
また、ジェイムスは1967年にエプスタインが亡くなった時に、ポールとジョンに知らせることなくそれらをATV Musicに売却してしまいました。ひどい話ですね・・
ATVはその後、マイケル・ジャクソン氏が買収。最近同社の株50%を保持してきたSonyが、ジャクソン氏の遺産管理団体から株を買い取り、完全子会社化すると発表していました。
つまり初期〜中期のビートルズ曲の版権は、近年までマイケル・ジャクソンが持っていたのです(彼ももう亡くなってしまいましたが涙)
アメリカでの版権獲得に動くポール
アメリカでは法律で(US copyright act of 1976)により、56年経つと作者が曲の権利を取り戻すことができるのです。ザ・ビートルズの初期の楽曲はその対象となります。マッカートニー氏は主に1962〜1964年に作った曲32曲に対して申請を行なったといいます。
ようやくマッカートニー氏のもとに自身の曲が戻ってきそうですが、これもアメリカでの話。ほかの国々では版権は引き続きSony/ATVが管理するそうです。
ポール・マッカートニーの戦いは続く・・・(がんばれポール!!)
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