2018年10月09日
横綱・輪島、逝く・・・涙
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大相撲の第54代横綱で、北の湖とともに輪湖時代を築いた輪島大士氏(本名・輪島博)が、自宅にて死去したことが9日、分かりました。70歳でした。自宅のソファーの上で亡くなっていたそうです。
輪島さんは1948年(昭23)1月11日、石川県七尾市の生まれ。日大3、4年時は連続学生横綱。花籠部屋に入門し、70年初場所幕下付け出し(60枚目格)で初土俵を踏みます。73年名古屋場所で横綱に昇進しました。
「黄金の左」を武器に優勝14回を飾ります。ライバル北の湖と輪湖(りんこ)時代を築きました。81年に引退し、花籠部屋を継承。しかし、85年に花籠名跡を担保に借金したことで日本相撲協会を離れます。
その後、ジャイアント馬場さんの導きで86年に全日本プロレスに入門。かのタイガージェットシンを相手に日本でのデビュー戦を行ないます。88年の引退後は学生援護会アメリカンフットボール部の総監督、タレントなどでも活躍しました。
13年12月に咽頭がんの手術を受けましたが、翌14年には高田川部屋へ、二所ノ関一門の連合稽古を見学に訪れ、筆談に応じるなど元気な姿をみせていました。大相撲九州場所13日目の2015年11月20日、輪湖時代を築き上げたライバルの北の湖理事長が、直腸癌による多臓器不全により62歳で死去します。翌日の11月21日、発声不可能のため、文書でコメントを寄せます。
「最近理事長は元気だと聞いたばかりなので、とても驚いた。お互いに病気と闘っていたが先に逝かれて寂しい」
「昔のライバルが、相撲界で頑張り続けている事が嬉しかった。俺はもう少し頑張る。よく頑張ったね、お疲れ様と言いたい」
と、かつてのライバルに弔いの言葉を贈っていました。
輪島さんのプロレス時代の必殺技
「ゴールデンアームボンバー」は、後輩レスラー・田上明選手により「のど輪落とし」として継承されます。
ご冥福をお祈りします・・
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タグ:横綱 大相撲 輪島 全日本プロレス
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